Skeb(スケブ)ってなんだ?!推し活の民にも知って欲しい特色とオススメ依頼法
ご当地マニアな「リアル風来人」!?
な、新人Vtuber日ノ本マイの依り代(中の人)です。
このnoteでは
・Vtuberの推し活をする方向け
・推し活にSkebを活用して欲しいVtuberさん
にとって共有しやすいアプローチでSkebを説明してみます。
まず、Skebとは?
こちらのSkebの設立は2017年。
ですが、「スケブ」という言葉はそれ以前からありました。
同人誌即売会などでは、同人作家に直接お願いをしてスケッチブックに「一発描き」でその日のうちに絵をかいてもらうという文化があります。
好きな作家さんに即席でサインのように何か絵を描いてもらいたい!というファン心が発端なんだと思います。
それをオンラインで有償依頼できるサービスと言えるでしょう。
ちなみにSkebでは、リクエストできる作品はイラストだけではなく、音声やアニメーションなどもあります。
今日はその中でもイラストに限定してお話していきますね。
個人Vtuberさんご用達
さて、このSkeb。
個人Vtuberさんの利用が、今とても多いです。
元々好きだった作家さんのオリキャラや、同人で描くキャラを求めたものが語源のスケブだと思うのですが、個人Vtuberにとっては自分を描いてもらえるツールにもなっています。
登録している絵師さんの分母そのものがとても多いので、好みの絵柄をさがすのにも適していますし、対個人同士でのやりとりに特化しているので、契約書などを交わす必要のない個人Vtuberに向いているのです。
Xでの「おはよう」ポストや、Youtubeの配信のサムネに
メインビジュアルやモデル立ち絵以外のイラストが使われていた場合、VtuberさんがSkebを利用したイラストである可能性が高いと考えていいと思います。
活動者の贈り物としても最適である
Skebの存在はなんとなーく知っていた私ですが、日ノ本マイがデビューしてから「Skebで描いてもらいました!どうぞ!」とイラストを頂く機会がありました。
「なるほど!そんな使い方もあるのか!!」
と、目から鱗が落ちるようでした。
依頼した絵師さんに問い合わせたところ
・サムネイル使用や配信画面内に活用することを禁止しない。
・トリミングや色味の調整を禁止しない
ということだったので、ありがたく使わせていただくこととなりました。
年末の企画のサムネです。
普段とは違うテイストのサムネが作れて大変満足でした。
(なにより、絵がかわいい~)
もちろん!
ファンの方が直接描いてプレゼントしてくれるイラストもサムネにつかったり配信画面に取り入れることがあります。
でもちょっと違いがあって。
ファンに愛情込めて描いていただくFAは、大変うれしい「宝物」としての意味合い。
Skeb依頼のイラストは活動で大変うれしい「役立つもの」としての意味合い。
そんな違いがあるかもしれません。
どちらも嬉しい。ビジュアルが増えると助かる!
この感情はすべてのVtuberの総意と思います。
活動者の応援の仕方というのは何通りもあります。
そのなかの1つとして、Skebを通してイラストをプレゼントするのは大いにアリだと感じた一件でした。
あくまで発注ではなくリクエスト
ここまで読んだ方は
「じゃあ、推しへのプレゼントに1枚注文してみようかな?」
と思ったかもしれません。
でも、ちょっとまって。
個人間で気軽に利用できるのがSkebではありますが、その代わり「絶対」ってないんです。ここでSkebを依頼する側が、なんとなくでも知っておいた方が良い心構えを簡単に説明します。
まず
Skebはクリエイター優位なサービスであるということ。
もし全部思い通りにいかない事があっても、それはその絵師さんが意地悪だからではなく、そういうプラットフォームでもあると考えておくと慌てなくて済みます。
実際にSkebでは
クリエイターが創作活動だけに集中できる社会を目指して
というスローガンが掲げられています。
「見積もりなし」「打ち合わせなし」「リテイクなし」というクリエイターが創作に重きを置ける場所になっています。
これにより私たちは
・タイトな納期を強要できない
・細かい指定をしても全部叶えてもらえるとは限らない
・リテイク(出来上がったものを描きなおし)できない
この3つは理解するべきでしょう。
「同人即売会の最中の限られた時間内でクリエストに応じる」という文化的語源スケブの特色をそのまま継いでいると思えば当然ですね。
「ちょっと頼むの大変かも…」っておもいましたか?
でもSkebのいいところっていっぱいあって!
その大きな1つが
構図や背景がハイカロリーな絵ではない代わりに、リーズナブルな金額で応じてくれる個人の絵師さんが多くみられることです。
想像よりも作画コストの高そうなものが上がってきたぞ!
と思ったら公開後に金額を上乗せできるチップで感謝を伝える事をおすすめします。
そんなあなたからの依頼なら、次も気合を入れてくれるでしょう。
結論。
あくまでリクエストであり、発注と考えない方がいいです。
リテイクしたい!納期や細かい指定を守って欲しい!という方は
ココナラなどの別サイトの利用をお勧めします。
Vtuber的「有難い」Skeb依頼とは
クリエイター優位!これがSkeb!
なんですが…。
もし、あなたが推しの絵をリクエストしようと考えているならば…。
「できれば、こんな風にリクエストしてくれると助かる!」
を個人Vtuber目線でお話します。
(これが本題です)
もちろん背景ドーン!な豪華な記念的一枚絵も大歓迎!
そもそもなんでもありがたい!
のですが…
費用など考慮しつつ「活用」もするならこの5つをリクエストしていただくのがVtuber的に非常に助かります。
でもこれもあくまでリクエストなので、絵師さんによってはSNS投稿もお断りってなる場合もあります。
グッズに使わなくても、サムネに使うことが商業利用。SNSに使うと宣材利用。
なんて考える人もいるでしょう。
そうなると背景透過のPNG画像なしでの納品となるでしょう。
そうなっても文句はいえません。
著作権は絵師さん帰属がデフォです。
どんな形になっても、イラストがいただけるのは嬉しいです。
日ノ本マイのイラストなんて眺めるだけでも楽しいものです!
正解は無い!
ここまでのお話はあくまでVtuberを7か月ほど経験した私の考えです。
Vtuberさんによって考えは様々です。
もっと違うこだわりをもっている方もいますし、規模だって様々。
最近すごく丁寧なコメントで「日ノ本マイさんはSkebリクエスト禁止してませんでしょうか?」と問い合わせいただいたので、Skebについてあえて裏方目線で書いてみようとおもいました。
もしもこれを読んでるVtuberさんがいて
「あ、これわかる。でも直接自分では言いにくいなぁ」なんて思ったらこの記事をしれっと共有してください。
VtuberさんもSkeb依頼や頼み方を強要しようってんじゃないんですよ。
「もし、出来たら」の。リクエスト。
あと、その界隈で活動していないとわからないこともあります。
「へえー!そうなんだ!知っておいても悪くないかも」なんて思ってくれる人がいれば幸いです。
最後に
何度も言いますが、何をもらっても嬉しいに変わりはないです。
配信を観に来てくれるための時間をくれるのも。
拡散しようとリポストしてくれる手間も。
グッズやスパチャやサポートに使うお金も。
物事には理由があり、有限なので、本当に嬉しいことです。
あ。さいごに日ノ本マイの参考資料として三面図おいておきますね
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