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「ちはやふる」はドキュメンタリーだった ※最終首ネタバレ含む感想文

※考察ではなく最終首を踏まえた個人の感想文です。  ネタバレを含みますのでご注意ください。  作中より台詞を引用しつつ、キャラクターと物語を振り返っています。  末次先生、あらためてすてきなお話をありがとうございました。 「ちはやふる」の世界は多分すぐそばにある 先日の記事でちはやふるを”まるでドキュメンタリーのようだった”と書いた。  15年。15年という長い月日を感じさせぬほどの濃密な三年間、正しくは六年間と少し。  彼女たちの情熱の変遷を、リアルタイムで追いかけた。

    • 「ちはやふる」恋愛パート考察※最終巻ネタバレ注意【8/9編集・追記】

       まずは末次由紀先生、ちはやふる長期連載本当にお疲れ様でした。  競技かるたの情熱、人間ドラマが熱く描かれた素敵な漫画作品でした。  末次先生特有の、倒置法や体言止めのつかいかた、色彩あふれる比喩表現の仕方、つまりは言葉の扱い方がすきなのです。  そこに末次先生の絵が合わさるのがほんとうに好きなのです。  今思えば、そういう日本語のうつくしい運用方法を熟知されている先生が和歌のまんがを手掛けるということの贅沢さがことさら身にしみます。  ちはやふるには競技かるたとは別に

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