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UCCコーヒー博物館〔#259〕

神戸ポートアイランドで用事があり、帰りに時間があったのでUCCコーヒー博物館に行ってきました。(2019年11月)


UCCコーヒー博物館は創業者 上島忠雄の熱い想いを実現するために、創業の地である神戸に作られました。「コーヒーの素晴らしさを一人でも多くの人に伝えたい」という目的です。

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外観は、イスラム教のモスク(寺院)をイメージしています。イスラム教のモスクにおいて、コーヒーが重要な飲み物として扱われ、後に世界に飲用を広める契機となったことからだそうです。

人がたくさんいたので写真は撮っていませんが、入場券を買うと、コーヒーの試飲ができるチケットもくれました。カウンターにいくと小さなカップで2種類のコーヒーを試飲することができました。

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コーヒーの歴史の紹介。10世紀にエチオピアで飲まれはじめ、17世紀にヨーロッパーで広がり、18世紀に植民地で栽培されたそうです。

特に英国でのコーヒーショップは、社交場として様々な情報交換の場となり、産業革命を誘引したいう説もあるそうです。

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コーヒーの栽培方法についての説明の展示

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UCCの製品の歴史

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コーヒーの輸送、コーヒーカップ、抽出機等、コーヒーに関連する様々なことが詳細に紹介されていました。展示方法も見やすく、説明の文章もわかりやすいです。

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コーヒーに関する著名人のコメントが掲示されていました。とても印象的でした。

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コーヒー豆で作られた人形が飾られていました。写真撮影している人が多かったです。

民間の企業博物館は、創業者や自社の製品の歴史のことが中心になりがちですが、ここは「コーヒーの素晴らしさを伝えたい!」という思いが強く感じられる博物館でした。今まで行った企業博物館の中では、池田市にあるカップヌードルミュージアムと並ぶとても素晴らしいところだと感じました。


※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、2020年12月末まで休館するそうです。
https://www.ucc.co.jp/museum/


訪問日 2019年11月
訪問施設 UCCコーヒー博物館 Google マップ
入場 大人300円