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この両親のもとに生まれた意味。


昨日から、私の実家に帰省しています。

父は、趣味の家庭菜園の準備にいそがしそう。

几帳面な父らしい整った畑


うちの母は、お花や観葉植物を育てる天才です。


玄関の外から中まで植物だらけ。
(私はすぐ植物を枯らしてしまう天才です…)

父も母も、ずっと生まれ育った故郷に暮らしています。
地に足をつけて、日々の暮らしを大切にコツコツとまじめに生きている2人。

そんな両親のもとに生まれながら、私はこの田舎での暮らしに息苦しさを感じていて。

「両親のようには生きられない!」

と思いながら過ごしてきました。

大学進学と同時に故郷をはなれてから、もう20年以上になります。

海外のエアラインに就職して日本を飛び出したり、結婚しても夫の転勤で全国を転々としたり…

両親とは正反対で、おなじ土地に根を張ることなく、そのときの風まかせのような暮らしをしている私。

安定した職に就くこともなく、直感の思うままに自由奔放に生きる私のことを、きっと両親はすごく心配していたと思います。

「両親とは全然考え方が合わないなー」
「私はなんでこんなに両親と違うんだろう?」
「どうしてこの両親や、この環境に生まれてきたんだろう?」

と感じていたこともあったけど…

以前ある方のセッションを受けたときに、こう言われてすべてが納得できた気がしました。

Maicoさんのような直感で生きる自由人は、もともと時間や空間という概念がないから、あえて地に足のついたご両親のもとに生まれることを選んだんだと思います。

そんなご両親のところに生まれたからこそ、人間らしく生きること、地に足をつけて生きることを学ぶことができたのでしょう。

ご両親は、Maicoさんという「凧」の糸をしっかりと繋ぎとめてくれている「土台」のような存在です。
そうじゃなかったら「糸の切れた凧」のようになって、風で吹き飛ばされて、人間界でうまく生きられなかったかもしれません。

パートナーに選んだ旦那さまも、会社員としてコツコツ地に足つけて生きていらっしゃる方ですよね。両親に変わって糸を繋ぎとめてくれる人をちゃんと選んだのだと思います^^

ちょっと不思議な話だけど、ストンと腑に落ちたんです。

それからは両親にも生まれた環境にも、すべてに「感謝」しかなくなりました。



「親に理解してもらえない」
「私のことを認めてほしい」
「なんで分かってくれないの?」

そんなふうに親との関係で、課題を抱えている人は多いと思います。

でも「理解しあえること」がすべてじゃないと私は思うのです。

私のように、あえて正反対のタイプの両親を選んで生まれてくることもある。
(今世で自分の魂がなにかしらの学びを得るために…)

そんなふうに考えてみると、親に対しての見方や捉え方が、少し変わるのではないかな、と私は思っています。

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