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小さな作品たち(短編小説・詩・フィクション)

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連載小説以外の短編小説や詩やフィクションなど。 まいこんのおとの作品。
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記事一覧

小説未満 新作小説創作途中中継だよ①

創作大賞の募集がスタートすると、新たに物語を書きたくなる。 毎年募集されるのであれば、も…

【コンプレックス女子たちの行進】第7話(最終話)ーなめくじ字女子 リョウコの場合…

第7話(最終話) なめくじ字女子 リョウコの場合先輩のハヅキに婚約報告したら、じゃあお祝…

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【コンプレックス女子たちの行進】第6話ー散らかり女子 ハヅキの場合ー

第6話 散らかり女子 ハヅキの場合「きょう、リョウコちゃんと会うんだっけ?」 朝ごはんを…

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【コンプレックス女子たちの行進】第5話ーワンナイト女子 サチコの場合ー

第5話 ワンナイト女子 サチコの場合「サチコさんモテるでしょう?」 一緒にランチをしてい…

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【コンプレックス女子たちの行進】第4話ー自分探し中女子 メグミの場合ー

第4話 自分探し中女子 メグミの場合「ごめんね、その日は別の予定があるんだ」 あてにして…

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【コンプレックス女子たちの行進】第3話ーワーカホリック女子 ケイコの場合ー

第3話 ワーカホリック女子 ケイコの場合仕事が終わって、駅に向かう途中にケイコのスマホが…

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【コンプレックス女子たちの行進】第2話ー料理苦手女子 アキコの場合ー

第2話 料理苦手女子 アキコの場合「おまえの飯は食えたものではない」 そんな捨て台詞を吐いて、アキコの婚約者は出て行った。入籍をするまえに、お互いの生活ペースを知りたいねという話になり、同棲を始めた。 同棲する前の付き合っている間は、違和感というものに気が付かなかった。共同生活をしていくうちに、少しずつ歯車が合わなくなっていた。 最初は少しテンポが合わないなと思った。 でもそれは、他人同士が初めて共同生活をするのだし、少しずつチューニングを合わせていくものだろうと深くは考え

【コンプレックス女子たちの行進】第1話ー敏感肌女子 ヨリコの場合ー

あらすじ 第1話 敏感肌女子 ヨリコの場合蒸し暑く寝苦しい夜だった。 浅い眠りと覚醒の際…

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【掌編小説】月が綺麗ですねと言った哀しき女

「ねー、ママー、月にうさぎがいるってほんと?」 と一緒にだんごを食べている我が子に尋ねら…

webカメラ越しの嫉妬【短編小説】

「はい、会議は以上で!次回までに各自、宿題してくること」 上司がその場をまとめて、企画会…

身だしなみ体重計【ショートショート】

「身だしなみ体重計」 すぐにおしゃれになれるという「身だしなみ体重計」を購入した。 夏のボ…

【短編小説】カウンターから見えた彼、彼女

度重なる営業時間制限に疲れ切っているバルのカウンターで、久しぶりに入ったシフト。 店長が…

物悲しくなるはピアス

アクセサリーの中で一番好きなのはピアス 片っぽずづ付ける、その仕草もなんか好き 柔らかい…

【備忘録/短編小説】若きコンノアカネの悩み

大切な時期を迎えていると思う。 想いが記憶から消えてしまったり、無きものとしてその純度の高い感情が葬られてしまわないうちに 残しておかなければと思っている。 私と同じように、 会社員をしながら、 でも創作者としての道もないだろうかと考えていて、 女性でアラサーなんだったりしたら よりわかってもらえるかもしれない。 もしくは、その年代を過ぎた方々も、 あーそうそう私もそうやって悩んだわーなんて懐かしく思ってもらえるのかもしれない。 残し方として、より自然体で表現できる方法と