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心がさざ波“断つ”?

 3回目の診療記録(日記?)です今回の診察は、前回から約2週間空いていて。1週間目はしんどいことも多かった(約半日動悸がする、不安が消えない、焦燥感に駆られる、食欲がない、感情がコントロールできなくて泣き出す、感情と理性の間で戦っててぼーっとしちゃうなどなど、前にも書いたようなことですが…)ですが、ある日から、メンタルの波(…?)の起伏が小さくなって、そして穏やかになって。ここ1週間くらいは、不安になる不安や動悸もなくて、久しぶりに穏やかな日々を過ごしてたのでした。

診察

 今日も違う先生でした(曜日も違うので)。診察室に入った瞬間は、ちょっと怖いかな?なんて思ったけれど、しっかり話を聞いてくださって、解決方法を考えてくれる先生でした。最近の様子や、今受けている講義は何科なの?(前回、医学部であることを伝えていました)みたいな話しもして。書記さんも毎回同室しているので、どの先生になっても前回までの様子や話した内容をしっかり知ることができるようになっているみたいです。「この話、この間もしたのに…」「また最初から説明しないといけないのか」ということが無いのはすごいです。講義でも、「診察に来ている患者さんは、話すのも億劫なぐらい辛い状態なことものあるで、何個も何個も質問したらかえって疲れさせてしまう」という話を聞いたことがあったので、なおさら感動したのでした。

 最後の「何か困っていることはありますか?」の質問に、動悸が止まらなくてどうしていいかわからなくなったことがある、という話をしたら、動悸がしそうな時に飲む用の頓服薬を処方されたのでした(後日、この薬の作用・副作用、作用機序を講義で知ることになるのであった)。

 前回よりも、自分自身の状態が落ち着いていたこともあって、この日の診察はあっさり(スムーズに?)終わりました。

もう通院はおしまい?

 さて、ここ数日落ち着いていたので、「今日で通院終わりかな〜」なんて思ってたのですが、通院、2週間に1回の診察のペースで、数カ月は続くらしいです。

 というのも、初回に行ったCES-Dの点数が、中等度抑うつ状態に限りなく近い点数だったこと、初回の診察の時に「憂鬱でしんどくなるのは割と定期的にあります」と伝えていたこともあり、抑うつ状態に波があるのでは?ということで、数か月~半年は通院して様子を見ようということになりました。少し論点はずれるかもしれないですが、確かに、講義でも、「うつは再発することがある」や、「人が病院に来るのって、調子が悪かったり、それで困っている時で。躁状態の時は、患者さんは調子よいので、病院には来ないんです。だから、うつだと思って双極性障害を見逃してしまうことがあるんです。」という話がありました。

 今のこの抑うつ状態が治ったらおしまい!なんて、対症療法的ではなく、きちんと全体を診るのかぁ、なんて思ったり、通院はまだ続けてはならないのか…なんてちょっとがっかりしたり。長期戦(…?)になるみたいです。

あとがき

 このあとがきを書いている今は、けっこう調子がよく、やらなきゃいけないことも割と積極的にできている状態です。ちょっとほっとしています。しかし、抑うつの波は過ぎたみたいだけれど、まだどうなるかわからない。なんだかまだ不安定な、ぷかぷか波に揺れる船みたいです。また抑うつの波にのまれる?いい波に乗れる?それとももう波は収まる?

 (ちなみに、”心がさざ波立つ”、は、「心が乱れる・取り乱す」という意味らしいです。想像していたさざ波よりもはるかに波が大きそうで、改めて調べていて、ちょっとびっくりしました。)

 思った以上に通院が長くなりそうなので、これも長くなるかもしれないです。とりあえず、この通院が終わるまでは、自分の状態の記録と、患者としての自分の感想をとどめておくのにも、続けていこうと思っています。焦らず、ゆっくり、しっかり、この状態に向き合っていけたらなぁ、なんて考えています。

 …また長くなってしまいました。読んでくれている方がいたら、ごめんなさい。最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

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