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感じたままに描く【群青日和 #19】
【試合結果】
4/21(日) 東京ヤクルトスワローズ
◯8-3
[勝]大貫
[敗]ヤフーレ
初回から一気に3点を奪うと、2回にも6安打を集めるなどして4点を追加、4回には #牧秀悟 選手のバースデーアーチが飛び出すなどしてリードを広げる!
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) April 21, 2024
先発 #大貫晋一 選手も粘り強く投げて6回2失点に封じ、待望の今季初勝利!チームも約2週間ぶりの連勝!#baystars pic.twitter.com/6YUSLXsoV2
◇ ◇ ◇
先週と同じ対戦カード、同じ先発投手。
互いに変わらない相手と再び戦う、というのは良いのか悪いのか。
変わっていて欲しいな、と思っていたことが一つある。
開幕して2週間と少し。
キャプテンという肩書きは置いておくにしても、私がよく見てきた牧と比べると少し元気がないように感じる。
《中略》
一選手としてだけでなく、キャプテンとしての正解を見つけようともがいている。
私の目線からみた牧秀悟は現状、そんなところだ。
5連敗の2敗目となったあの日にはっきり感じた、牧秀悟の表情に見えた翳りのようなもの。そこにどんな感情があるのかは窺い知ることすらできないのだけれど。
でも、この一週間の牧はというと大きく沈むようなことはまるでなくて。
むしろどこかモヤモヤしていた雰囲気を振り払うように、一打一打を積み重ねていった。
数字にもそれが表れている。
先週時点の打率は.263
昨日時点の打率は.306
なんだか調子あんまり良くないよね、という印象はほとんど無くなった。
結局、牧は自力で変えられるところから自分を取り巻く世界を変えていった。
4番の自分が出来ること、打って打って打って、チームを上向かせること。
今日の初回得点に繋がったのも、荒れ気味のヤフーレが投じた低めの変化球にどうにか喰らいついて牧が弾き返した一打からだった。
ヤフーレのグラブに打球が弾かれ、ショートの処理が一瞬遅れる。
その一瞬の分、完全捕球された瞬間より牧の足がわずかに早く間に合った。
関根と入れ替わりに一塁ランナーとなった牧が、ベース上をセーフ!と両腕を広げて駆け抜けていく。
素人のぱっと見でも間に合っているタイミングだからか、高津監督からのリクエスト要求もどうやらされないようだ。
得点が認められ、神宮球場のスコアボードに「1」の数字が刻まれる。
ファーストのオスナと何か言葉を交わしたかと思うと、牧の表情がふわっと緩む。ほっとしたように、笑っていた。
あ、もう大丈夫そう。
今まで何度も見てきた、牧の笑顔だ。
変な力みも気負いも無く、自分に出来ることを。
何かを大きく変えたようには見えないけれど、でも先週の牧はもういない。
シーズンはまだ続いていくからさらに大きな壁にぶつかる日もあるだろうけど、この一週間で乗り越えていったように焦らず、積み重ねていけばきっと大丈夫。
迷いなく打って、迷いなく走って。
二度と無い“二度目のルーキーイヤー”をどうか楽しんでほしい。
そして一日でも多く、勝って笑える日々で彩られますように。
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) April 21, 2024
我らの”Happy Birthday”が届いた
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26歳の第一歩
牧秀悟が第2号ソロアーチ
⚾プロ野球 (2024/4/21)
🆚ヤクルト×DeNA
📱Live on DAZN#DAZNプロ野球 #baystars pic.twitter.com/uyxj0SjbEA
プロ4年目にして二度目のバースデーアーチ。
2年前はハマスタのライトスタンド、今日は神宮のレフトスタンドへ。そういえば、どちらも雨を切り裂くホームランだった。
こっちがお祝いしたいのに自分で祝っちゃうんだもんなあ。
26歳のお誕生日おめでとう!
あなたが描く、明るい未来が待ち受けていますように。
そして夢が叶うその日まで、すっかり大きくなった背番号2の背中を少しだけ、後押しさせてください。
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