【ウルイの血族】5人用マーダーミステリーの感想をネタバレ無しでお届け!
3月3日にリリースされたばかりの作品。
事前に確認できる画像がどれもおしゃれで
映画やアニメの紹介ですか!?
って思えるほどかっこいい!
歴史とか寺社仏閣好きとして
期待値が高まります!
【基本情報】
人数:5人(男3女2)
時間:4時間半〜5時間
金額:ハンドアウト各500円、GM資料2000円
制作:タロサカ様
GM:必須(タロサカ様)
場所:ココフォリア
難易度:調整可
【あらすじ】
神も人も獣も精霊も。
遡れば、皆、父母神から生まれた命。
とある国の神代の昔。
山にはウルイ神がいた。
≪贄の娘≫は神と契り、
神の望むまま、抗わず血を繋いだ。
それから幾千年。
神への供物。
魔を奉じると書いて、≪奉魔(ホウマ)の儀≫。
先祖を生かすために、子孫を繋ぐために、
一人の少年が神に喰われるこの儀式を
待ち望んでいた。
【キャラクター】
・NPC フテン
ウルイの民。10代半ばの少年。現村長。
霊力の高さからホウマの儀の贄に選ばれた。
自身が神の供物となる宿命を受け入れている。
・PC1 タラヤヲ
ウルイの民。30代前半の女性。
アビを妹のように可愛がる反面、
息子のフテンや他の村人にはよそよそしい。
・PC2 アビ
ウルイの民。10代半ばの少女。タラヤヲに拾われた。
姉弟のように育ったフテンには過保護だが、
マロウビト(ウルイ語で「よそもの」)に冷たい。
・PC3 ウダク
旅の学者。20代前半の青年。
伝承採集のため、兄ドルジとウルイ村を訪れた。
兄の尻拭いをさせられることが多い。
・PC4 ヤイテ
ウルイ村に住む、10代後半の記憶喪失の少年。
山で倒れていたところをフテンに拾われた。
野性的な雰囲気を持つ美少年。
・PC5 ドルジ
旅の学者。20代後半の青年。
雰囲気は柔和だが、その実は非常に軽薄な人物。
弟ウダクに叱られることが多いが、兄弟仲はいい。
【感想】
マーダーミステリー感はあまりなく
ストーリープレイングかというと
それもまた微妙なところで…
小説を読んで(読み合わせ)
読んだ部分の考察をして(議論や推理)
を繰り返す、読み合わせ中心の作品。
エンディングに向かう手順だけ考えると
小謎を段階的に解いてから大謎を解く
脱出ゲームに近いと感じました!
2回、3回に分けてのプレイも可能とのことで
私たちは時間の関係で月跨ぎの2日間でプレイ。
※作者推奨は1日体験
正直大変さもあるのでオススメできません。
オリジナルの神話が描かれていて
脳に定着しづらい上に情報量が多いため
記憶が保たない…!
難しいけれどとても素敵な物語だから
思い出す時間で没入感を損なってほしくない!
可能であれば1日でプレイ、
難しい場合は日を開けずにプレイした方がいいです。
ストーリーがどのくらい素敵かというと
「これ、小説で出してもいいのでは?」
ってレベル。
考察好きにかなり刺さると思いました!
「マダミスやるぞー!」ではなく
「物語を楽しむぞー!」という気持ちで
遊んでみてください!
【最後に】
●向いている方
・ロールプレイが好き
・ストーリー重視
・神話や民族系が好き
●向いていない方
・読み合わせが苦手
・オーソドックスなTheマダミスをやりたい
●注意点
・キャラクターロストの可能性有り
・災害、血液、嘔吐表現有り
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