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まいちぃ的評価の解説

細かい感想は記載していますが
細かいことは置いといて、
どんな感じか簡単に知りたい!

という方は、グラフを見て頂ければと思うのですが
好みや評価規準は人それぞれ。
私が面白いと感じても、そうは思わなかった…
ということは当然あると思います。

そういうことを少しでも減らす意味も含めて
私の好みや評価基準をお話しします!


例)大体こんな感じのグラフを使用しています


【推理難易度】

カードの引きで左右されるものに関しては
情報が全て出ていたら、の難易度です。

例えば、犯人が証拠となるカードを
自引きし隠蔽していたとしたら
情報が足りない私にとっては難解な事件です。
でも、もしその情報が明るみに出ていたら
犯人を導き出せたかもしれない…。

そういった運の部分を除いて評価しています。


ただし、情報の共有のされやすさは考慮します。
※犯人が証拠となるカードを取りやすくなるルールがある。等、運ではない部分


【シナリオの読みやすさ】

以前プレイしたマダミスのハンドアウトを例にすると

目的:長編ボードゲーム「〇〇〇」は四大精霊(炎、水、風、大地)を調停する〇〇〇(愛)を題材にしたゲームである。しかし●●●は存在せず、精霊の調和が崩れた現象に過ぎない。
なぜ知っているかというのも、実はバイト代で自分で購入して中身を知っているため。

伏せ字以外原文ママ

・目的欄なのにこのキャラの目的の記載がない。
普通は「犯人を見つける」とか「犯人として指名されない」とかが記載されている欄ですが、それがないので、ハンドアウト全体を見た際に、どこに何が書いてあるのか分かりにくい
・最初の1文は、状況説明の際に全員に伝えられているからくどい。
・全て全体公開される内容だが、マダミスに関係ない情報

文字も小さくて、全然頭に入ってこなかった…


『世界観にそぐわない文章』は滅多にないですが
極端なことを言うと、中世ヨーロッパのシナリオで
『おのが矮躯の腰に大刀を差し込んでいる様は、些か奇異な感じである』
って死体の説明をされたら…ってことです(笑)


【ロールプレイ度】

ロールプレイのしやすさの値です。

読み合わせは、一番ロールプレイが出来る時間!
議論が白熱すると、ついキャラを忘れがちですが
どんな風に喋るキャラなのかがわかっていると
多少はキャラを保ちやすいのではないでしょうか?

ロールプレイのしやすさは、
キャラクター自身が特徴的かどうかだけでなく
どう説明されているかも大事だと思っています。

例えば、『みんなから愛されたい女の子』よりも
『ぶりっこ』とか『八方美人』の方が
キャラの特徴が掴みやすいなと私は思います!


【没入度】

そんな理由で殺す?それだけで庇う?みたいな
「このキャラがそんなことするのか?」という
疑問点や納得いかない部分があると、
そこで物語体験がストップしてしまい
没入度が下がってしまいます。

加点ポイントについては
衣装を揃えたり、セットに雰囲気があると
ロールプレイがしやすくなると思うし
実際に動いて捜査をすれば、リアルさが増すので
没入度は上がると思います。

ですが、設備や予算の関係もあるし
シナリオだけでも没入感は出せると思うので
これらの要素は多少加点する程度にしています。

又、扱いとしては加点だけど、該当すると
加点という程微々たる要素ではないもので
『情報量と推理難易度』があります。
集中しないと処理しきれない情報量があり
推理も難しいけどお手上げ状態までは行かない。
そんなギリギリのライン。
全集中=没入感
もう特効薬みたいなものです(笑)
めったにないので画像には記載していません。




【わいわい度】

そもそも、殺人事件が起きているのに
わいわいしている方が本当はおかしい(笑)

値が中心に近い程、しっとり・シリアス要素が強く
事件についてのみをひたすら突き詰めていく
お堅めのシナリオ

値が外側に近い程、コメディ・パーティ要素が強く
ネタが盛り込まれていたりゲーム性が高かったり
盛り上がるシナリオ


【コスパ】

たまにチャートに入れている項目です。


【泣ける度】

こちらもたまにチャートに入る項目で
涙腺弱々の私の基準でつけています。

どのくらい涙脆いかは
●映画館での最速涙記録→10秒くらい
※誰も一言も喋ってません。音楽で泣きました。
●マダミスの最速涙記録→5分弱
※議論開始直後の密談で、相手に泣きすがりました(笑)


【その他】

『傲慢女王とアリスの不条理裁判』のレビューでは
『不条理度』を項目に入れていました。
あまり新しい項目は増えていかないと思いますが
その作品特有の売りがある場合は入れる予定です。

【まいちぃ的満足度】


誰かしら不幸になるキャラがいる
必ず死んでしまうキャラがいるとしたら
そのキャラでプレイした人の満足度は
低いかもしれません。

逆に、幸せなエンディングを迎えられたキャラの
プレイヤーは満足度が高いかもしれない。

同じ作品をプレイしても、
満足度はそれぞれです。

この項目は、
以降で説明するそれぞれの項目の総合評価と
私の主観的な評価(合う合わない)を加味して
私達が作り上げた物語に対して
私自身がどれだけ満足できたか
、です。

目標が達成できなかったからといって
満足度が低くなることはありません。
そこは自分がポンコツだっただけだし
きっと、悔しぃぃぃって思えてるはず!

『絶対に達成できない目標』だったら
勿論満足度は下がります。

【最後に】

以上、まいちぃの評価基準です!

グラフで表すと、値が外側、右側、上にある方が
評価が高いと捉えられがちだと思うんです。
でも、全部が全部そうじゃないんだよ!
っていうのが伝わっていたら幸いです。




PHOTO:nicolas
PLACE:舎人公園/西武園ゆうえんち

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