「社内Slackでグッと来た返信グランプリ」を差し上げます

私の会社はSlackでのコミュニケーションがメインなのですが、そこでやり取りしている中で、ときたまグッと来る返信があります。

先日、こちらのメッセージを投稿した私。

Slackのスクリーンショット。@cor 業務の参考にするためこちらの有料イベントを視聴したいのですが、まずは購買稟議をあげればいいでしょうか? Growiに「期間総額で11,000円(税込)以下の支出は口頭承認で可」という表記があり、迷っておりまして
ぜんぶ間違えている

経理チームのチャンネルと間違えて、社内ITツールの管理などを行うITチームのチャンネルで、ITチームメンバー全員宛に通知を飛ばして、経費精算に関する質問をしてしまっているという場面です。

例えるならば、パン屋に入って行って「シャンプーってどこに置いてますか?」って聞いているような状況です。

「ハッ?ここパン屋なんですけど。(呆れ)😤」
とか
「えっ…洗剤って。(苦笑) あるわけないじゃないスか😅」

などと返されても、おかしくないわけですね。

そんな状況で、ITチームリーダーの東さんがくださった返信がこちら。

Slackのスクリーンショット。@maiching (たけだ)  うーむ、ITでは正確な回答ができないので#corp-accounting にて経理チームにご確認いただけますか?

めちゃくちゃ優しくないですか!?!?!?

心がズギャン!と撃ち抜かれました。

東さんの返信のポイント①

まず「うーむ」と唸ることで、まるで「私たちに力になれることはあるかな?」と一度受け止め考えてくれたかのよう。ほんとうは秒で「チャンネル間違えているな」と気付いていたはずなのに!優しい!

東さんの返信のポイント②

「ここはITチームのチャンネルなんで」「そのメンションはITチーム宛なので」と、直接的には言っていないこと!!!!!!!つまり、私の間違いを指摘していない!

東さんから返信が来れば、チャンネルを間違えたことにはすぐに私が気付くだろうと見越した上でわざわざ間違いに言及しないでいてくれたのだとしたら・・・や、、やさしぃ〜〜〜!!!


一通の返信だけでどんだけ考察が捗るんだ。

この返信は優しさから生まれたものではない

これだけだと、東さんがただの物腰の優しい人に思えてしまうかもしれません。「ちゃんとチャンネルの間違いを指摘した方が、次回以降のミスを減らせてお互いの工数削減にもなるのでは?」という意見もあるかもしれません。

でもですね、東さんは、「どこのチャンネルがITチームでどこが経理チームかなんて、そんなことに社員の脳のメモリを使うくらいなら毎回聞いてくれていいさ。その分のメモリを、クリエイターのためになる仕事に使ってくれや」と思っているフシがあるのですね。

(たとえば東さんは、社内LTの最後によく「いろいろ説明しましたが、分からなかったら気軽に聞いてください」などと言ってくれる!)

つまりこの最高な返信は、東さんが直接やり取りする私たちnote社員に生産性高く働いてもらい、その結果クリエイターのためのいい仕事をしてもらいたいという、クリエイター視点から生まれた返信なのです!!!わっしょいわっしょい!!!


ここからは、ただ単にとても感謝している、という話なんですが・・・

私はSNS周りの企画や運用を担当しているのですが、仕事のことで悶々と悩んでいるタイミングで東さんとシャッフルランチで一緒になったことがあったんですね。

「どうゆう形がいちばんいいのか、分からないんです〜😭」と私がグダグダと話していたら、東さんが「どれかが正解と言うより、どっちに行ってもそれぞれの正解があるってことなんだと思いますよ」と言ってくれて、ハッ!!!と。

だれにも正解が分からないことをやっているのに、「どれが正解なんだろう?」という問いを立ててしまっていたことに気づかされました。東さん、あの時はありがとうございました!

チームや業務の領域が離れているからこそこういったやり取りが生まれるのだろうし、東さんとは今後もあんまり仲良くしすぎず笑、いい距離感を保ちたいなと思っています。東さんの大きな視点からのフィードバックを、とても頼りにしているので。


この記事は、noteのブランドコミュニケーションを担当するかねともさんからバトンをもらって書きました。

かねともさんが私を評価してくれているのは普段から感じていたけれど、今回こうしてnoteにしてもらったことで、顔と名前と所属を明かして社外にアピールしてもいいと思えるほど評価してくれていたんだ!と、評価度合いがグンと鮮明に伝わってきました。

今までは一対一で言われる「まいちんさすが!」だったのが、「まいちんさすが!ってこのくらい大声で周りに言いたい!」というふうな情報量になって伝わってきたというか。

↑つまりはコレってこと

その効果はじわじわと染み渡ってきていて、日々の仕事の中で、もっと自分のやり方を推してもいいんだと感じる機会が増えました。かねともさんにもBIG感謝。オープン社内報ってこういう効果効能もあるのね。

というわけでお次のバリューバトンは東さんです。東さんのnoteを読めるの、楽しみ!

今回のバリュー

・クリエイター視点で考えよう / Creator First

note株式会社の事業の原点はクリエイターにあります。note株式会社のメンバーは、創作にかかわるすべてのひとと対話しながら、作品をつくること、つなげること、とどけることを手助けする方法を考えて実行します。

・おおきな視点で考えよう / Think Big

さまざまな課題に出会ったときに、短期的なことにとらわれずに、長期的な視点と顧客視点を持って、大きな視点で考えるようにします。売り上げも利益も、サービスに持続可能性をもたらす燃料にすぎません。自分自身と、家族、友人、そして社会に誇れる仕事をしよう。




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