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子どもが将棋にハマった④駒落ちをして

将棋に詳しくないママが、将棋にハマった息子に将棋の仕方を伝えるために四苦八苦する話。第四話です。

前回、いつつブログという指南書を手にした私は、ドラクエみたいにパワーアップした気持ちに↗️
あの有名な曲が私の中で、タラララッターター🎶流れました(笑)

いつつブログに記載があった駒落ちと達成目標を息子に試してみることにしました✨
対局の仕方、そのイメージが伝わりやすい!これはイイ!ママはテンションMAXでした🎶
よし、駒落ちで戦うぞ!ウキウキしながら、息子に伝えると、

息子:やだー。ふつうがいい。
ママ:えー!(´゚ω゚`ノ)ノ

毎回忘れる、この瞬間😅一筋縄にいかないのが、子育てです💦
私の説明が悪かったんです。ちゃんと伝えると、なんとかやってくれるといってくれました😅
出端を挫かれ、戦闘能力は一旦下がりましたが、ママ歴5年で培ってきた忍耐力で、気持ちを復活させました✌️

駒落ちとは

将棋の強い人が駒を減らして対局することです。
駒落ちというものは、知っていました。しかし、駒落ちをしてどの駒をどのように使っていくのか、そのベストな攻略方法を習得するための練習方法ができることは知りませんでした。

“駒落ち攻略虎の巻”(いつつブログより)
レベル①歩なし10枚落ち:王のみ
レベル②10枚落ち:王と歩のみ
レベル③9枚落ち:王と歩と金一枚
レベル④8枚落ち: 王と歩と金二枚
レベル⑤トンボ:王と歩と飛車と角

コマ落ちの数は、どんどん減らしていけばいいのか、このあとは分かりませんが。そこはまたいつか調べるとして。
いつつブログでは、駒落ちの数と、その駒落ちの対局で学習して欲しい達成目標が書かれています。

対局して勝負がきまるということは

将棋の勝敗が決まることとは、どんな場合でしょうか?

・王を取る
・反則がおきる
・引き分けがおきる
・時間がなくなる

こんな感じでしょうか。まだありますか?
この一番上、”王を取る”。将棋の勝敗といえば、これです!これなら、私でも知ってます!
しかし、子どもに伝えると、

王を取る
=相手が気づかないようなこっそり近づく

となりました🥲間違いではないのかな?確かに勝てる時は勝てるかもしれないけど、でもさ、この考えでは強くはなれんでしょ!

ママ:強い人とやったら気づいちゃうよ。
息子:うん。そうだね。だから、そっとやるの。

かくれんぼか何かのゲームと同じイメージ😅
どう伝えるべきか悩んでると、いつつブログで適切な言葉がありました!

王を取る=王の行き場をなくすこと

このようなことで苦戦している時期でしたが、ほぼ同時期に一手詰の詰将棋をはじめてました。この言葉を何度も何度も暗示のように伝えてたら、王手の仕方が分かるようになってきました!
解けるようになると、運に任せた勝敗については段々と言わなくなってきました。

“歩なし10枚落ち”での練習

息子はまだ一回も勝ったことなかった時期でした。
冒頭に書きましたように、そんな息子に『歩なし10枚落ち』を勧めたのです。
いつつブログの助かるところは、教える親のやり方も子ども相手として書いてあるところです。

うっかり「二段目の龍」を動かしてしまったら、「やった!」といって玉が上に逃げてください。(「駒落ち攻略虎の巻〜歩なしの10枚落ち〜」いつつブログより)

子どもがやりそうな傾向と、対処方法も伝えてくれてめす。

中には飛と角以外の駒を動かしたがる子もいます。桂なんて面白い動きなので人気です。、、、(中略)、、、少しばかり遠回りしても、大丈夫です。(いつつブログより)

ブログのとおり、私たちもはじめて、色んなヒントをだして、飛車を最初に使ったり、角を最初に使ったり、あの手この手をして。

飛車や角をうまく使うんだよー。
どこに行くと、王は行き場所が狭まるかなー?
王を端っこに追い詰めるとせばめやすいよー。

ある時、飛車を二段目まで進めたのです。
そして、二段目に龍が効いてるところに、馬が進み王手!詰めた!

やった!やった!出来た!出来た!

喜びながら「負けました」というママに、嬉しそう息子😄最初は、何のためにこれをやるのか、少し訝しげな息子でしたが、勝つことができると、やる気MAXに。
この後、何度も何度も『歩なし10枚落ち』をやりました。
自発的に、一発目の飛車の飛び出し位置をかえたり、二段目や三段目に置いてみたり、他の駒を動かしてみたり、飛車の利きの意味が少し分かるようになってきました。

同時進行でやっていた詰将棋の甲斐もあり、飛車が効いてるところに角を持ってくることも出来るようになりました。

最後に

息子はこの後、パパに勝負を挑み。油断したパパが簡単に負けてしまい、ホントにはじめての勝利を獲得しました😄
パパの驚く顔と、息子の満面な笑み!負けました”というパパ。
初めて勝ったこの瞬間を忘れないといいな😌

この後、パパは何度も負けましたを言わされる羽目に。負けず嫌いなパパはしょんぼりしてましたが、負け方が上手にもなってくれて助かってます😄

次回は詰将棋についてです。

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