【イベント参加メモ】 双極はたらくラボ fes’22
2022年3月30日(水) オンラインにて、双極はたらくラボ fes’22が開催され参加したのでメモや感想を書きます。
この日はちょうど世界双極性障害デーで、私は当事者になるまで知りませんでした。
どんなイベント?
双極性障害Ⅱ型の当事者である双極はたらくラボ編集長の松浦さんと、当事者の方3名で「働く」について対話されるイベントです。
当日は1名の方が体調不良で参加が難しくなり、2名の当事者の方と松浦さんの計3名での対話でした。
何に期待して参加した?
まだ働けてない自分にとって次のステップに進んでいる、いわば先輩方のリアルなお話を聴きたいと思って参加しました。特に双極性障害の気分の波を働きながらどうやってコントロールされてるのか気になりました。
メモ
落ちるのも含めて普通
できることで生きていく
働く上で困っていること
人に合わせられない(体調の波が影響する)
クライシスプラン
自分の取説的なもの
こういう風な状態になったら症状悪化してるよとか
こういう対応してほしいとか
服用薬、主治医
日常生活、人間関係でこういうことはストレスに感じるとか
就労パスポート
双極と付き合いながら働く工夫
嫌って言うほど自分を観察する
睡眠
朝の目覚めの感じ
熟睡
体の痛み
休息した時間(自分の時間を確保できてたか)
復職後の注意点
様子を見ながら抑え気味に働く
頑張りすぎるとつらい
力まない、飛ばしすぎない
周りに受け入れてもらおうと、良い自分を演じない
朝にTODOを出すけど、残しても良い
こなせなかった理由は上司や周りと相談(自分のキャパに合ってなかっただけの可能性もある)
自分の調子の指標になる
うつの時のパフォーマンス低下の対処
1つの作業を終えてから、また別の作業をさせてもらう
鬱期はやり過ごす
自分の生存確認するだけで100点
「自分つらいわ」と声に出す
感想
「落ちるのも含めて普通」、この言葉が刺さりました。落ちる自分を受け入れられないからどうにか落ちない生活を目指していたので、落ちたら「あー、落ちちゃった。コントロール出来なかった。」って凹んで。活動的になった時は「普通に戻れた、良かった。」と安心して、落ちることに怯えていました。
だから「落ちた自分も普通」と受け入れられたら、むしろ楽になるのかなと思えました。落ちる度合いを少しでも軽く出来るんじゃないかと新たな気づきでした。
ただ、私は自分が双極性障害Ⅱ型であることを完全には受け入れられていません。今のところ60%疑心暗鬼です。自分では思考の偏りと生活環境の変化がいくつも重なったストレスが原因で必要以上に落ち込んでしまい、一時的に生活に支障をきたしてしまったと思っているからです。
いまは無職でストレスフリーな生活を送っていて生活に支障が出ない程度に暮らせているのもあって余計に受け入れられない状態です。だけど、一時的だとしてもひどい抑うつ状態に最悪戻ってしまうのが怖いので、2017年に双極性障害Ⅱ型の診断を受けてから薬は毎日飲んでいます。
機会があれば、自分と同じように双極性障害であることを受け入れられないけど仕方なく薬を服用している方の話や、過去にその状態から受け入れられるようになった方の話を聴きたいです。
最後に、当事者の方のお話を聴ける貴重なイベントを企画・開催していただいた運営の皆様、並びにとても参考になるお話を共有してくださった当事者の方々ありがとうございました!!!
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