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年収800万もあって、まだ足りないの…!?

ごきげんよう。
婚活コーチのまいあ姉さんよ。

今回は、残念男子シリーズ第二弾をお送りするわ。

◆34歳 年収800万 T氏のケース

T氏は超有名な外資系金融系企業にお勤めの男性だったの。
スーツの似合う、身長178cm、少し釣り目気味のクリクリの大きなおメメはとても賢そうに見えたわ。

彼は、家庭を持ちたいという希望を持って婚活のコーチを受けに来た。

彼の生活はとんでもなく忙しかったわ。
何に忙しいかというと、仕事関係のスキルアップセミナー、
自己啓発セミナー、お金のセミナー、季節ごとの洋服の買い替え、
趣味のフットサル、
…合コン。

忙しさのせいか、この時、彼の笑顔の記憶はないわ。

合コンなんかでは年齢高めのわりにかなりモテてはいたそうなのよ。
だけど、逆に彼のお眼鏡に叶う女性のほうがいなかったようなのね。

結婚相談所に登録したこともあるとのことだったけど、こちらもいいと思える女性がいなかったと言っていたわ。

私たち©アライフのコーチ陣は、月一回の面談を必須とさせていただいてるんだけど、T氏とは、なかなか面談の日程が決められず、決まっても忙しいを理由に短い時間しか面談もできず、正直言って本当に結婚する気があるのか疑問だった。

このままお金をどぶに捨てるような関わり方では結婚に結び付けるのは難しいと感じた私は、結婚の意思があるのか改めて確認することにしたわ。

その日は、オンラインでの面談だったのだけれど、画面越しに彼は
はっきりと「結婚したいですけど!?」と、答えたの。

私から見たら結婚したい人の行動に見えないことを伝えたわ。
すると彼は、切れ気味に
「でも、結婚するのに、自分磨きも大切じゃないですか?」
と、言ったの。

もちろん磨かれているに越したことはないけれど、現実には、自分磨きと結婚は関係ないわ。
だって、自分磨きしなくても結婚できている人もいるし、結婚してる人すべてが恐ろしく磨かれている人たちだなんてことはないでしょう?

なのになぜ彼がそれを大切にするのか…?

それは、「この自分ではまだ足りていない。」という無意識のレベルの心の声を聞いていたからなの。

T氏は、小さいころからお勉強がとても出来たらしいの。
だけど、そのことについて親から褒められたことはほとんど記憶にないそうよ。
寧ろ記憶に残っているのは、「この問題はどうして間違えたの?」というお母様とのやり取り。

まだ、認められない。
まだ足りない。
もっと磨かないと。

念のためお伝えしておくと、これはお母様のコミニュケーションが悪かったとか、毒親だとかそういう問題ではなくて、子ども時代のT氏が、無意識に人の言葉をそのように聞くことで今の自分を形成してきたという話なので、お母様の責任という話ではないのよ。

頭の良いT氏は、それが自分の思い込みであることをいち早く理解したわ。

良いお相手が見つからなかったのも、お相手の足りていないところばかり見ていたからという事も。

このことをT氏が発見した時、「うわ~!もったいないことしたかも~!」と嘆いた姿は可愛かったわ(笑)

そこからは、真剣にコーチを受ける時間を作り、瞑想の時間を作り、自分と向き合う時間を作り、隙間を埋めるようなスケジュール管理を辞めてもらったの。
(忙しいまま結婚してしまうと、結婚後に夫婦関係が乱れることが多いので、結婚前にスケジュール管理の仕方を学び、整えていくことは重要なのよ。)

そんなある日、フットサル仲間の友人の女性を紹介され、足りないところではなく、フィーリング優先で関わってみたら、とても癒される人だと感じ、この人と一生をともにしたいと思い、自分からアプローチして結婚。

今では1歳半の男の子と0歳の女の子のお父さんになり、休みの日には公園で息子にフットサルのコーチをしているそうよ。

「ボールを蹴らないで、地面の草とか蹴ってんですよ…。
もう、めちゃくちゃかわいくて、奥さんと悶絶してますよ~。」

と、ご家族の写真を見せながらキラキラした笑顔を見せてくれたT氏を見て、本当に幸せをもらったのは私の方だったと思うわ。

幸せ男子と付き合う女子は絶対に幸せって信じてるから、
これからもひとりでも多く、幸せ男子を増やしていきたいと思うわ!

今が幸せ?不幸せ?
老若男子(既婚、未婚問わず)からのコメント、メッセージ待ってるわ。
maiathevenus@gmail.com



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