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「おまおまいういう」はじまります。観てほしいので書きます。

どうも🤝
記事をご覧くださりありがとうございます。

5月4日〜7日 アトリエ春風舎にて
綾門優季+三橋亮太『おまおまいういう』という舞台に出演いたします。

こちらダブルビル公演になってまして、

『蹂躙を蹂躙』
作演出:綾門優季(青年団リンク キュイ)

『え待って?他感作用あるん知らなくて草』
作:三橋亮太(譜面絵画)
演出:児玉健吾(かまどキッチン)

の二本立てです。

私は『蹂躙を蹂躙』に出演いたします。

下記引用のあらすじに書いてある通り、多重人格の学(まなぶ)のお話です。

2019年にキュイ『景観の邪魔』への出演が決まった際に当時上演された『蹂躙を蹂躙』の初演(演出:得地弘基 氏/3人芝居ver)を観劇しました。
あらためて私の脳内では絶対生まれてこないであろう綾門さんの紡ぐ言葉をどうやって自分の言葉にするか、普段何を聞いたり見てるのかを聞いてみるべきか?と頭を捻らせながら家に帰りました。

そして『蹂躙』が読めず、『螺旋』と勘違いしていた始末、、、🙄

4年後まさかこんな形でまたこの作品と再開することになるとは全く思ってなかったです。

戯曲を読み台詞を覚えていくなかで、学のそれぞれの人格を考えたりした1人の作業から、
綾門さんの演じる姿や演出を受け、演助の工藤さんのサポートを受け、黒沼さんの振付と動きのレクチャー、ドラマターグ伏見さんセレクトの音楽の効果、なずなさんの衣装やメイクへのこだわりや気遣いをひしひしと感じ、ひとり芝居だけど孤独感は0で創作してきました。

もはやみなさまの優しさに甘えてのびのびとマイペースに稽古場にいさせていただき、感謝しております。

稽古場として使用させてもらっていたBankARTさんは、とても広々としていて自由に身体を動かすことができ試行錯誤するのに適しておりましたし、
小屋入りして、アトリエ春風舎さんの特徴からとても閉鎖的になり、それが作品の質とマッチして劇場のパワーを感じてます。
さらに舞監の黒澤さんから放たれる安心感と、富山さん緒方さんによる音と照明の効果で力強く立たせてもらっております。

今何より感じるのが、上に述べた技術的なサポートだけでなく観てもらうことにより自発的には出せないパワーを分けてもらっているのをすごく感じます。
だから私のコンディションだけでなく、誰にどう観てもらってるかでも毎回毎回仕上がるものが違う気が強くしてます。

舞台はナマモノだからどんな作品でもそうあるべきだと思いますが、去年から芝居の勉強をし直してそれに敏感な部分と、今回難しい言葉まわしとは裏腹にストレートに欲のまま発語しているので身に染みて感じているのかなぁと。

まるで今終演後みたいに綴っているのは、たくさんの方に観てもらってこの作品を全うしたいという気持ちと、実際に終演した後こんだけ文字を書く余力があるかもわからないので笑、
書いておきたいことを書ける時に書いている次第です。

この数年の間、自分に感じた苛立ちや不安そんなのもひっくるめてぶつけたいので、
観てくださった方の普段言えない沸々としたものが少しでもスッキリしていただけるように、考えずに感じる観劇をしていただければ幸いです。

また、Wキャスト予定でしたが綾門さんは怪我により今回降板となってしまいました。

劇作家としてや批評がメインの綾門さんのプレイヤーの姿は稀ですし、やはり書き手が演じる姿を観たい方が多かったと思うのです。
私も楽しみにしていたので残念ですが、綾門さんの無念を引き継ぎ全ステージ無事に上演できるよう努めます。

○あらすじ

赤ん坊の頃から何者かに監禁された学は、分裂した人格、内と外の区別のつかない世界観、過去と現在と未来の混同、幻聴と実際の音を平等に認識するなどといった、破滅的な症状に苛まれながら大人になった。
ある日、育ての親である「おいしゃさん」に抵抗、勢い余って殺めてしまった学は、家の外に生まれてはじめてたった一人で出てしまう。「おいしゃさん」といつも行っていた森で平常心を取り戻すためだ。しかし、一人で外の世界に耐えられる思考回路を全く持っていなかった学は、やがて、偶然遭遇した通行人を混乱しながらあやまって殺めてしまう。パニックを起こしながらその場を離れ、移動し続けるあいだに学は、これまでの人生を振り返る。

引用:『蹂躙を蹂躙』あらすじ  

👆戯曲の冒頭こちらに掲載あります。

チケットのご予約はこちらから
➡︎〈Peatix〉https://omaiu.peatix.com


公演概要

綾門優季+三橋亮太
ダブルビル公演「おまおまいういう」

『蹂躙を蹂躙』
作・演出:綾門優季(青年団リンク キュイ)
出演:郡司麻衣
振付:黒沼千春(I/O Multimedia Performance Company)
ドラマターグ:伏見瞬
演出助手:工藤咲喜《東京都のみ》/池田優香(noisieeeee ⇄ project)《北海道のみ》
衣裳:なずな

『え待って?他感作用あるん知らなくて草』
作:三橋亮太(譜面絵画)
演出:児玉健吾(かまどキッチン)
出演:川端真奈(コトリ会議)、⾼橋星⾳(無名塾)、鳥居彩夏
演出助手:谷平絵梨

【劇場】アトリエ春風舎
東京メトロ有楽町線・副都心線/西武有楽町線「小竹向原」駅 下車4番出口より徒歩4分

【スケジュール】
4日 (木・祝)19:30
5日 (金・祝)19:30
6日 (土)14:00/18:00
7日 (日)12:00/16:00
※2本立て公演となっており、6ステ全てに出演いたします。

【料金】
一般3,000円
U25割2,500円
※当日券、500円増し

【チケット受付】
〈Peatix〉https://omaiu.peatix.com

【共通スタッフ】
音響:富山雅之
照明:緒方稔記(黒猿)
舞台監督:黒澤多生(青年団)
宣伝美術:三橋亮太(譜面絵画)
舞台写真:三浦雨林(隣屋)
制作:綾門優季+三橋亮太
制作補佐:半澤裕彦(青年団)、黒澤たける
当日運営:河﨑正太郎(譜面絵画)

その他、詳細はこちら⬇︎
http://www.komaba-agora.com/play/14461


ご観劇のご検討、
何卒よろしくお願い致します🤝

最後まで読んでくださりありがとうございました!

郡司麻衣

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