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マインドフルに過ごした31日間、今想うこと

2022年1月7日からマインドフルネスを身近にしてから、今日で31日、丸1ヶ月が経ちました。どんな変化が起こり、何に気が付いたのか、振り返ってみます。

変化した時間の意識

「何かを始める時には、何かを辞める方が良い」という言葉も以前耳にしていた中で、この31日間を通じてその必要性も感じた期間でした。日本への帰国までのカウントダウンを進める中、1日24時間という時間に対して、やりたいこと(やるべきこと)が溢れ、「調整が必要だな。」という実感。

オンラインとの付き合い方そのものを見直そうという気持ちも湧き、まずは距離感を図ることに。そうしたある日の朝、ふと「今やるべきことは、こっちだと思う」と抵抗なく踏ん切りがついたことで、時間の使い方が変化しました。

結果、画面に向き合う以外にも、オンラインの愉しみ方は広がっていること、自分が求めることに対する選択肢の豊富さに気付きました。今は改めて、あるべき理想の状態は常に変化することや、正解が1つではないことを実感しています。

今日のカードに注目してみる

今日出たカードは下記の3枚でした。
【マインドフルネス/あこがれ・尊敬/協調】

2022年2月6日 31日目のカード3枚

この3枚の中で、特に印象的だったのが「あこがれ・尊敬」です。
そして、【質問】あこがれたり、尊敬する人は?
という質問があった時に、自分は何と答えるだろう?
という問いが頭に浮かびました。

最近触れたコンテンツでは、若い人はこの質問に対して、海外の経営者の名前を挙げる時代になった。との言葉があったこともふと思い出されます。
その理由の1つとして、時代の変化に伴い海外の起業家のコンテンツや書籍に触れる機会が急増して、考え方への親近感を覚える人も増えた点もあるそうです。

人の印象を伝える時に「その理由について自分の言葉で説明できるか」という点の大切さを、改めて実感しています。先日、ある人が「〇〇さんについて、あまり良い評判を聞かないから良いと思わない」という意見を伝えておられました。その言葉を聞いた時に、「ご自身の経験からの言葉ではない」という点に、少し残念さを覚えました。

それは、自分と〇〇さんの間で、共感できる点や相容れない点など、その人らしさを感じる経験を踏まえた言葉があることで、更に理解が幅広く・深まる機会になり得ると感じるからです。

このように31日間で何度か出た「あこがれ・尊敬」というカードであっても、巡る想いが違ってくるのは、過ごしている1日1日に触れている情報や言葉が違っているからなのですね。

自分について受け止めて・伝えられるか

コミュニケーションの大前提として、「自分を理解して欲しい」と多くの人は思うものですが、それは先入観を持ってイメージされたり、何か勝手に断定されることは望んでいないかと思います。出身地や家族構成、学歴や職種や肩書き・・・それらを元に一方的に「あなたは〇〇だと思う」と決めつけられることは、本当に悲しいことです。

よりスムーズに蟠りなく自分を理解してもらい、相手を理解していくために、自己開示や相互コミュニケーションを深めていくことも大切。
そのためにも、一人ひとりがマインドフルネスの意識をもつことは、その手段の1つであることは確かだ感じます。

自分が『今この瞬間』に注意を向けている心の状態を受け止めて言葉で伝えたり、音楽やアートなどさまざまな表現選択肢から具体化してみることができれば、「伝え合う」という状態に向けて一歩ずつ進んでいくことは出来るかもしれません。

ヒントとなる経験の棚卸し

今回、マインドフルネスを意識して、周りの情報や自分が惹かれるコンテンツにアンテナを向けながら過ごした31日間。

その結果、1つの気付きがありました。それは・・・

私は幼い頃から、マインドフルネスであることが、
特別なことではなく自分らしい状態だった。

ということ。
幼い頃にマインドフルネスという概念への認識は無かったものの、
周りに合わせるというよりマイペースであったり、
「自分はどうしたいのか?」という問いから、自分で進む道を決め、
歩き方を迷って相談することは少ない、
”そういう気質が幼い頃から強かった”
と、身近な人から聞くこともできました。少し抱いていた予感に納得できた瞬間でもあります。

この幼少期からのマインドフルな状態を象徴する経験が、確かにいくつもあり、それに伴って選択肢を見つけたり、無い場合には作ってきた。その時々の年齢に応じて、とても不器用な方法であったり、少しずつ柔軟性を加えたりしながら、経験が積み重なって今があるようです。

今回の小さな気づきを元に、「私はこれからもマインドフルに生きる」という思い込み(?)をもって過ごしていくのだろう。とも、今は感じています。だから改まって「マインドフルネス始めています!」というよりも、ずっとマインドフルに生きている人生が、今後どのような道につながっていくのかを当事者として楽しんでいこう。その姿に誰かが興味を持ってくださるのであれば、それはとても幸せなこと。今はそう感じています。