21年から22年へ、繋がっていくキャリアトーク ～Middle Careerと私たち～
今日もミドル世代の仲間とキャリアトークをオンライン開催。2021年ラストでもあり、固くテーマを決めこまずに、今や今後についての近況シェアをしようと開催していました。それでも、とても笑い溢れる時間だったことや、その源になった言葉や話題を書き留めてみたいと思います。
「吹かし過ぎない」って良い言葉
メンバーの1人がこれからの新天地でのスタートに向けて、先輩の方から受けたアドバイスに、
最初から吹かし過ぎないことが大切
という言葉があったことをシェアしてくれました。
これは私自身も過去に「空回り」の記憶があったことで、とても感慨深かった点です。他のメンバーは、この「吹かす」という言葉が逸る気持ちをよく表しているとのコメントもあり、シーンを想像するとやはり気持ちにピッタリだと感じます。
チームに貢献したい、コレを達成したい、早くキャッチアップしたい、そういう前向きな気持ちは、バランスや力加減一つで、プラスにもマイナスにも働くもの。
複数のスキルや力が関わり合ってビジネスが前に進んでいるからこそ、自分の周りにどんな要素があって、何が足りないか、など「観察することや時間を惜しまない」という点は、私自身も新しい環境に身を置く時に忘れずに意識したい点でもあります。
「今は、その時じゃない」それも１つの決断
今年の数回のトークを重ねる中で、それぞれのメンバーの話を聴きながら自分自身の考えを、ゆっくり焦らず掘り進めていく。そういう過ごし方が出来ていたメンバーもいて、その言葉にも嬉しい気持ちになった今日の時間。
自分たちの今後のキャリアを、どんな風に選択していこうか？
悩ましいのはどんな点か？
これに悩むのは自分だけなのかな？
・・・そういう問いや答えを手探りで考えていく中で
「今はまだ、その選択をする時じゃない」という決断に至るのも、１つの答え。 その決断を聞いた時の、
自分で考えて導き出したものは、とても尊い。
何も決断しないまま過ごしている人だって、大勢いるのだから、
今じゃないと決めることの意味も大きい。
という他のメンバーの言葉も、常に自分たちの価値観や感じ方について話し合ってきたからこそ、とても共感するものでした。
誰か雄弁な人によるワンマントークを、一方的にインプットするのではなく、聞こえた言葉から「自分の中で考える余白みたいなもの」があったとしたら、気持ちをシェアした側としても、その受け取って感じた気持ちを伝えてもらえることには、本人も気付かないような大きな学びがあると思います。
仲間の言葉を、自分の原動力に
大きさもカタチも様々に、気付けばメンバーそれぞれが何らかの決断や新しいスタートを迎えていた2021年。誰かが走り出す姿だけでなく、その助走期間や準備中の葛藤も見聞きできたことで、自分が次に始めてみたいことや、言葉にしていきたいことが、少しずつ、でも確実に増えてきた時間だったように思います。
何かに取り組もうとする時、一人では、つい後回しにしたり、見えない不安を感じたり、ただ押し流されてしまったりする時もあるもの。その状況に気付いていても、どうしていいか分からない。そういう不安や葛藤は、どこで出していけるのか。私には、ココもその場所の1つだったように思います。
そして、あるメンバーからの
決めたつもりでも、一方でそれで良いのかな？と思う時もある。
みんなは迷っていないのかな。
という声にも、私はふと「迷いって１つ解決しても、次に別のものが生まれてきて、実は無くならないものだと思う。」と伝えていました。
「この悩みは無くならない、だから上手な付き合い方を見つけていこう」
この考え方は、このグループに限らず、色々な場所での仲間とディスカッションを重ねてきた私が、来年も大切にしていきたいことでもあります。
▼頭の中でリンクした別のつながりトークからの振り返りもココに。
悩みはなくならないからこそ、一人で向き合ったり考えてみた過程や結果を、仲間にシェアしながら、また違った捉え方や言葉に出会っていけたら良いのではないかな。それぞれの迷いや答えも、自分ごとにしながらキャリアの糧になっていけば、とても魅力的なスキルになっていく気がしています。
来年のトーク会では、完成形のアウトプットに限らず、
個人の中でまだ朧げな気持ちや表現を、少しずつ言葉にして
ブラッシュアップしていく時間も大切にしていこう。
〇〇の話が聞けることを楽しみにしていまーす！
終盤には、そんな風にメンバー同士でと話しながら締めくくった2021年。
2022年もお互いのペースや言葉を大切にしながら、ちょっと頑張って考えを掘り進められる。そういうグループの一員でいられたら・・・と思っています。
▼2021年このグループで話してきた色々なテーマ、こちらにまとめてみました。