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【蠍座新月】~水は三尺流れれば清くなる~

こんにちは、彰子(しょうし)です。
11月に入ったというのに暖かい日が続いたり、
かと思えば急に寒くなったり…。
肌感覚とともに、街もハロウィンからクリスマスモードへと移行していますが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。

天空では、11月13日 18時半ごろ、蠍座で新月を迎えます。
今回のテーマは、
「水は三尺流れれば清くなる」です。

初めて聞く方も多いかもしれませんが、ことわざの一つです(私もあまり馴染みのないのが正直なところです)。

流れている水は三尺(約90cm)下へ流れれば汚れがなくなるということから、
よどんでいる水は腐るが、流れている水は腐らないという意味です。

今回の新月は6ハウスにある蠍座で起こり、火星とコンジャンクション(合)となっています。
真向いには天王星が見張っていますが、その両者を和らげる働きをするのが、10ハウス魚座にある海王星。
海王星は魚座の支配星で、逆行中ではありますが、ホームのサインにいるため、如何なく浄化や癒しの力を発揮します。

そして今回の天空図では、惑星が全て上側に集まっています。
つまり、ぬくぬくとした安らぎの場所から一歩外に出てみようよ!楽しさや新たな発見が沢山あるよ!という暗示でもあります。

日常生活では何かとイライラと刺激を受けやすい様相ですが、
敢えて社会に出て、オフィシャルな活動をしたほうが、
自分自身の歯車も上手く回っていく星回りです。
つまり、日々の暮らしの中で感じた滞りは、
敢えて外に出て社会全体のために何かをすることで、
水のように清らかに流れ始めるということを物語っています。
まさに今回のことわざが表現していると思います。

社会活動、というと大きなことを成し得ないといけないように感じるかもしれませんが、
身近なもので考えてみましょう。
例えば、道に落ちているごみを拾う、重い荷物を持ったご高齢の方がいらしたら、「手伝いましょうか」と声をかける、
ボランティア活動に参加する・・など、
身近なところにも、社会活動に繋がる行動は沢山あります。
そこでの成功体験や達成感は、日常生活でのイライラや滞りを心地よく解消してくれることでしょう。

ぜひこの一ヵ月間は、あえて外に出てみることをおススメします。

そして今回の新月にピッタリのクラシックの名曲は、

【ショパン作曲 ワルツ第7番】

前半は内側に籠りたい感情が伺えますが、
その後の軽やかなメロディーは、水の流れを連想させ、
淀んだ(よどんだ)感情を洗い流しているように感じます。
まさに今回の蠍座新月図、そして「水は三尺流れれば清くなる」を表している曲です。

自分のなかの認めたくない感情に蓋をせず、敢えて勇気を出して外に出てみることで、
すっきりとし、新たな道へ進むことができるかもしれません。
寒さが厳しくなる前に、少し外に出てみませんか?

前向きな新月をお過ごしください。

彰子

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