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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
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夏ドラマ沼概論

「夏ドラマ概論」にしようかと思ったけど、結局のところ沼を語っているだけなので、「夏ドラマ沼概論」にしました──


スカイキャッスル

想定外な沼でした……!
元々は韓国でヒットした作品らしいですね。何も知らずに、比嘉愛未さんか新井美羽さん辺りの出演情報から行き着いた、ただそれだけで観始めました。名作の予感がします🤤

1,2話のメモ

・スカイキャッスル
→絵本のタイトルかつセレブたちが住む住宅街の名前。
・帝都医大
→付属高校出身者しか入れない、レベルの高い医師を育成する大学。高校は全国の優秀な中学生が受験する超難関校。
光洋学園中等部は帝都医大附を目指す受験生が多くいる受験指導の名門校

〇冴島香織(戸田菜穂)
→高額な受験コーディネーターに依頼した。帝信銀行主催の教育セミナーが親とコーディネーターを繋ぐ会になってる。合格者は1人だけ紹介できる制度がある。
→自殺した。なぜ?スカイキャッスルで、欲しいもの全て手に入れたのに。
・息子/遥人(大西利空)
帝都医大附属に合格
「真珠ちゃんは自分が進みたい道を選べばいいよ。」
日記より「この家は地獄だ。死ぬべきは親の方だ。」これを読んで、香織はエジプトへ行かず家政婦(さくら)の家に行くと、さくらは妊娠していた。
「地獄には二度と戻らない。」
・夫/哲人(橋本じゅん)
今は部長。センター長の打診があった。将来の院長候補
妻の死後すぐ引っ越して、家を売り、仕事を辞めた。なぜ?

〇浅見紗英(松下奈緒)
ハーバード大卒で、両親はアメリカで医者をしてる、子供の頃からずっと変わらない設定を泉に笑われる。
「あなた(泉)みたいな偽善者が私は一番嫌い。」
「目指すんじゃなくて絶対に合格させるの。」
・夫/英世(田辺誠一)
・長女/瑠璃(新井美羽)
「合格して笑ってる姿が目に浮かぶ。」
「成績が下がったらママのせいよ!!」
青葉くんが好き
・次女/真珠(白山乃愛)
「どうしてそこまで医者を目指すの?」
・義母/雪乃(藤真利子)
瑠璃のためならお金は払う。合格できなかったら貴方(紗英)を浅見家の人間とは認めない。私は貴方を許していない。

〇二階堂杏子(比嘉愛未)
「ここには成功者と呼ばれる人たちが集まってくるから……この街の人は幸せを装うことが上手なの。少しでも自分を良く見せようとみんな必死なのかもしれない。ふっ、私もそう。」
・息子/翔(柴崎楓雅)
・夫/亘(鈴木浩介)
「君(杏子)も少しは役に立ってください。」
「あなたは本当に役に立たない。」
「学年10位にも入れないなんて!」

〇夏目美咲(高橋メアリージュン)
・息子/健作
「来年を考えると憂鬱だなぁ」
・夫/龍太郎(本田力)

〇九条彩香(小雪)
紗英&杏子が指名した受験講師で、今年は瑠璃の指導を担当する。
1年に2人しか引き受けない。合格させることが仕事なので、落ちたら受講料は返す。教育を一任してもらう。
紗英は香織さんから情報を聞いて指名した。
「欲しいものは人を押しのけてでも手に入れる。」紗英がもつこの意識は受験で勝つために必要な要素。

〇南沢泉(木村文乃)
「あんたの学校のママたち、苦手なのよね」
小説家だが長いこと書いていない。越してきて刺激を受け、また書こうと思っている。
→香織さんのこと。本物の幸福だったのか?成功者の街で偽り続けた幸福だったのか?
犯罪心理の本を持っている。
「私ね、この家に越してきたことに、奇妙な運命を感じてるの。」→公平「運命?」
「青葉がひとりで勝手に勉強してるだけ。私が来た時からそうだった。」
親は若菜園の経営者。
・息子/青葉(坂本愛登)
山田未久(田牧そら)とイイ感じ。独力で優秀な成績を取っている。
・夫/公平(大谷亮平)
人道主義の医師で、外部から赴任して部長に就任。
「医療のために邁進していきます。」

泉から紗英「若菜園の馬場洋子さんでは?」
第一話の冒頭の子供=馬場洋子=大倉紗英
洋子「私もいつかここに住むの。」
泉「絵本の世界には住めないよ。」

2話までの感じからだと、
・冴島家
支配者・虐待母
支配下→反逆者・遥人
傍観者・夫
・浅見家
支配者・瑠璃
支配者のバック・義母&英世
支配下・紗英
いけにえ・真珠
・二階堂家
支配者・モラハラ夫
被害者・杏子
二次被害者・翔
・南沢家
泉を中心として、三家の観察者たち
・夏目家
三家と対照的な家族
・九条先生
家族の痛いところを突く
もちろん未久(田牧そら)なども加えて変わっていくでしょうが、このような関係に見える。視聴者は泉の目線から謎を追う格好になっているので、つまり、泉が書いている小説がラストでメッセージになるのかな、と。私は幸せな家族について問いかけてくると予想してます。本当の幸せとは、幸せな家族とは、みたいな。九条先生がズバッと言うやつ、例えば二階堂家で「教育」ではなく「飼育」だと言い放ったやつが、直接的にメッセージの材料になりそうだな。

そんなことある⁉️ってくらい受験にこだわるのは、元が韓ドラだからなんでしょう。

そしてどーでもよくはない余談で、どーしても気になってしまうのは、ロマネ・コンティですよ。紗英さんが、生徒会長選で青葉くんに瑠璃を応援してもらうために、ロマネ・コンティを泉さんに贈って、金で釣ってる感がありすぎるんですが、開けたら安い"ロマネ・コンティ"っていうの、紗英さんならやっても不思議じゃないわ。泉さんが要らないなら私がもらうからちょーだいよ、安くても全然いいから。
ワイン解説については原作読むのが一番手っ取り早いと思ってます。最初に出てきてました。あ、「神の雫」のことです。

笑うマトリョーシカ

ざっくりと
清家→顔で物語る。語る内容は意味深。
鈴木→言葉で語る。態度に内面が滲む。
道上→視聴者と同じ目線から真相解明していく。
という構図かと。

1話からいきなりややこしかったし意味深台詞だらけ。一字一句までこだわられてそうな言葉とか、心の声と一致してない行動とか……何がどう繋がってどこに向かっていくのか想像つかない。スピーカーの方に向ける意識を強めにした方がいいと思っていて、普段より画面を見れてない自覚があります。

ネタバレ満載のメモを貼っておきます。めっちゃ長いので、めんどくさかったら飛ばしちゃって大丈夫です。

1,2話

・28年前
BG株事件 道上の父・兼高がスクープ
ビッグガリバー社の非公開株が政治家に賄賂としてばらまかれていた。多くの政治家が関わったと見られるが、社長の宇野耕介が自殺し、事件は闇に葬られた。
・1年前
道上が議員の賄賂受領のスクープを出した。本当のことを話した柏木秘書は自殺未遂。離婚して息子の勇気と離れて暮らすようになる。
~以降、2022年~
・4月12日
道上の父・兼高が事故で急死。この時道上は「悲願」の取材をしていた。秘書の鈴木について何も書かれていないことに疑問を持つ。
・5時間前、新内閣が発足。清家(43)が厚労大臣に就任。
(回想終わり)
貸金庫にBG株事件の資料が保管されていて、現総理と外務大臣も汚職に関わっていたこと、鈴木の父が宇野耕介の息子であることが判明。

〇鈴木俊哉(43)
清家の秘書。宇野の一人息子。福音学園卒業後現役で東大へ。経産省の官僚を辞めて秘書に転身した。清家を総理にしたい。政治家としての才能に惚れ込んでいる。
道上曰く、色んな感情や思いを隠している策士という感じ。清家を操りたいのか?鈴木が父を殺したのか?
〇道上香苗
永田町出禁。今は東都新聞文芸部の記者。社会部の山中(丸山智己)曰く、昔はでかい手つくる奴じゃなかったのに~
〇佐々木
清家の後援会長。「悲願」にて頻出。
実家の店の「春吉」を継いでいる。
〇清家一郎(43)
父親は元官房長官の和田島。
道上曰く、まるでAI。主体性がないのか?
大学時代の論文では、ヒトラーの政治手法を賞賛。ナチスのブレーンであるハヌッセンを肯定している。
他人の意見を真綿のように吸収していく、理想の人物を完璧に演じる、才能の持ち主?これを悪用しようとしているから、論文を送ったことはSOSなのか!?

道上と清家が食事。先生とは言われたくない清家、あの鈴木をあそこまで追い詰めたのは道上さんが初めてで、道上は良い記者だと思う。
道上が親族里親を提言したら、清家が採用した提言を発表。理想が大事で、道上さんならではの提案ですよ。
「道上さん、これからも僕を見ていてくださいね。」

道上の家からBG株事件の資料が奪われた。
論文を書かせたのも鈴木?事故を起こしたのも鈴木?
「触れちゃいけないことに触れるのが記者です。」

「悲願」の内容から
福音学園の卒業生で次期官房長官とも言われていた武智先生の元で私設秘書になった。27歳の時、車の事故で先生が急死。
※当時鈴木も私設秘書官だった。
武智先生の地盤を引き継いで政治家になった。

生徒会選挙の時から鈴木が清家の演技指導をしていた。今も鈴木が作った台本通りにやっている。

清家から道上へ
自殺未遂をしたらしいが……悪いのは不正をした議員です。真実を明らかにすることで誰かを、自分も傷つくことがあっても、その先に救われる人がいるって信じてるんですよね?それが、報道の力を信じたいんです、の意味ですよね?

3年の時の論文と同じテーマで4年の卒論を書いた。ここでは一転してハヌッセンを批判。「次第にハヌッセンの存在は不要になっていく。」この間に恋人の美恵子と出会い、27歳という年齢に特別感を抱いていた。
美恵子(仮名)が武智を殺した?
ハヌッセンは43歳で暗殺された。←鈴木(43)
「悲願」の中で美恵子の部分だけ浮いていて、論文と似ている。論文はおそらく清家本人の筆で、「悲願」は鈴木の手が入っている。

知りたいんです。本当の清家一郎を。
しかし道上は清家本人により取材できなくなった。

3話

〇三好美和子(=美恵子)
香川から上京した。脚本家志望で、清家をモデルに書いたシナリオ「最後に笑うマトリョーシカ」が入賞した。在籍していたとされる法院大学に在籍記録はない。
本名は真中ありさ。

清家の同窓生・佐伯絵美曰く、清家は普通。鈴木くんは純粋すぎて危なっかしい清家を見守っていた。美和子はかなりの自信家で強い子。別れたからなのか、大学に途中から来なくなった。

武智の秘書の藤田を取材。
武智が地盤を譲る準備をしていたのは美和子も清家も鈴木も知っているので葬る必要はない。葬らなくても29歳で政治家になれたはず。死んだ時、武智には愛人がいた。その人物が三好美和子であるかは分からない。ハヌッセン的誰かは別にいる。鈴木が清家に彼女と別れるように言った。

道上「清家さんには人の所有欲を掻き立てる才能があります。」

美和子「血の裏付けと人を惹き付ける力のある人間が中身が空っぽのまま存在しているなんて、奇跡ですよね。しかも、その人は100%私に依存してくれてる。完全に自分色に染められるんです。こんないいもの、絶対に渡しませんよ。」
鈴木「もの?」
美和子「鈴木さんもそう思ってるくせに。だから私に奪われたくないんでしょ?もう彼には鈴木さんは必要ありません。私がきっちり引き継ぎますから。」
マトリョーシカ→誰が一郎人形の1番芯の部分で大笑いできるか。
一緒に飾られているのは、
生者必滅
会者定離

初当選の時から「俊哉くん」から「鈴木」に変わった。
清家「まずはお父さんの場所を目指すよ。
僕はその先に成し遂げなければならない悲願がある。
その時に話すよ。その時には俊哉くん、いや、鈴木の力も借りなければならないはずだから。それと、鈴木が僕たちの関係を改めたいと言うのなら、僕からも提案がある。
今後、意見が食い違うことがあったら、僕に従って欲しい。もちろん、君の意見も尊重する。だって、僕たちは友達だから。
よし、わかった。じゃあ藤田さんは採用しないことにする。(選挙であんなに力になってくれたのに)大丈夫、あの人なら、働き口なんていくらでも見つかるよ。僕のブレーンは、鈴木だから。」

鈴木がシナリオを入手。道上が取りに行く。
→そのシナリオにエリック・ヤン・ハヌッセンが出てきていた。

清家「連絡は取らないようにします。あなたのためです。
前にも言いましたけど、僕のこと……しっかり見ていて。僕もあなたを見ていますから。」
道上「これからも、あなたを見続けます。そして、父を殺した人物を、あなたの背後にいるハヌッセンを、必ず見つけます。」

4話

「最後に笑うマトリョーシカ」
秘書が代議士を懸命にコントロール。
妻が巧みに夫を操り、秘書を出し抜き、妻が夫をコントロールするようになる。
・閉鎖的な地方都市でいじめ抜かれた中学時代
・父親の暴力
・母の無関心
ハヌッセンを気取っていた秘書は43歳で死ぬ、自殺として扱われているが、読めば妻によって殺されたとわかる。ブレーンを気取る秘書が目障りだから。
ラストは代議士の母
「大丈夫だから、あなたは間違っていないから。お母さんに任せておけば大丈夫。大丈夫。」

真中亜里沙/三好美和子/劉麗蘭
→常に周りを見下してるみたいでいけ好かない、異常な執念を持つ。

道上「(清家さん……)すごい、本当に実現させる気なんだ。」
清家「逆境は力になる。ひとつひとつ動いて自分の信じた道を突き進む。」←母親譲り
清家母「母と子と絆は何よりも強いもの。離れていてもどんなことがあっても。」

フリージャーナリストの道上、誕生

亜里沙、18で家を出て22から行方知れず
一度帰ってきた時「金の成る木を見つけた。」
亜里沙は図太くて強い。絶対どこかでたくましく生きてる。
三好美和子は亜里沙の小中の同級生。
どう見ても亜里沙の字なのに美和子って書いてある。中学では三好たちが中心になって亜里沙をいじめてた。

勇気がかいたチラシ効果でロッキー発見!
どこかで飼われてた鳥だと思って親切な人が家に置いててくれた。
勇気「仕事にも、僕にも一生懸命だったよ!」

道上母「そうやって悩んでる姿、お父さんにそっくり。」
道上「仕事も勇気も、どっちも諦めるつもりないから。」
母「やるからにはやってやんな、お父さんのためにも。」

山中「壁にぶち当たってるだろ?苦戦してんだろ?よし、俺が手伝ってやる。やめたんだよ。今回お前を見て覚悟を決めた。
道上香苗という記者はこの社会に必要だ。俺は見届けたい。」

〇清家浩子
鈴木、母親に関してはほぼ何も知らない。
清家とありさが別れたのは大学4年の時、それ以来鈴木は彼女と会ってない。堅物の鈴木ですら見とれるレベルの美人。

清家、道上Twitterを見てにっこり、マトリョーシカを見てスンッ
道上の投稿にいいねを押す。

清家の実家
→空き家になっててボロボロ。10年ほど前まで浩子が住んでいた。旦那の清家嘉和さんが家主。彼は交通事故で死んだ。

浩子(道上の家に来た女)「あの子(亜里沙)いつもうちにいる。部屋は汚くて当たり前のようにしている。引き離してほしいの。俊哉くんなら大丈夫。このままじゃあの子がダメになってしまう。頼れるのは俊哉くんだけ。」
美和子「この親子変ですよね。いつかこの親子のことを脚本に書いてみようと思うんです。」

裏にいるのは母親??

5話

道上の推理
浩子は何のために家に来た?武智議員の事故に関わってるとして、BG株事件を追う父が邪魔だから浩子が父を殺したのでは(この理由は鈴木の時と同じ)?シナリオを読む限りありさと浩子に関わりはある。

黒瀬→父を轢いた人。山中が丸め込む。

清家と母の仲は良かった。東京に出てからも同居。和田島のことを聞いたから政治家を目指したと「悲願」に書いていたが本当は祖母がきっかけだった。在学中に祖母は亡くなった。

鈴木と浩子は面識があった。←鈴木の言い分と矛盾。鈴木は何か隠してる。

祖母が亡くなった当時の浩子から俊哉くんに
→祖母は苦労してきた人。安らかに死んでくれたことが救い。お願い、あの子に力を貸してあげて。

「未来こども包括制度」
道上→権力があれば実現できる。もし間違ったことを言っていたら?外国籍の子どもも対象にすることは言ってないのに、なぜ?
論文は誰が送った?清家じゃないなら匿名の告発では?
青山曰く、高村官房長官が週刊誌に撮られて辞任する。後任は清家になるらしい。
→ほんとにそうなった。
→ニュースを見る浩子、にんまり。
鈴木を張り込み。彼の奥さんを見つけて尾行すると新日本新聞(政権にべったり)の関連会社に着いた。5年前に道上と関わっていて、奥さんは道上を知ってたと判明。話しかけて質問。論文を送ったのは彼女と判明。

鈴木「官房長官にしてみせます。(里親制度について、清家の)好きにさせておけ。」
鈴木、官房長官の件を含めて、記者にネタを流している。

道上と清家、Twitterで遠回しなやり取りを続けている。
以下はその夜、鈴木宅にて。
(回想、由紀との会話)
由紀曰く、事故後に「浩子に殺される」と鈴木はうなされていた。
論文は夫宛に届いたものだった。差出人不明。清家には主体性が感じられず違和感を感じていた。論文を読んだ由紀は、清家にハヌッセンのような存在がいると確信した。ハヌッセンは夫に、自分の存在を知らしめるために送ったと思う。狂ってる、誰かの言いなりになってる人が国を動かすなんて。自社では動けないので道上に頼った。長いものに巻かれない気概があると思ったから。論文が鈴木家に届いた時は愛南町の消印だった。裏にいるのは浩子だ。
鈴木に内緒にしたのは、相手の狙い通りに動揺させないため、秘書の妻が告発したと知られたら夫に迷惑がかかると思ったため。
(回想終わり)
道上、鈴木宅を訪問。由紀も同席。
「砂の器」を観た時、
清家、物心ついた時から、ほんとに心を開ける人ができるまでは言っちゃいけないと言われていたが、政治家になりたいと思っていた。父を誇りに思っていた。
鈴木、自分の手で国を動かしたい、良くしたかった。父が捕まったからなりたくてもなれない、だから清家のブレーンとして実現しようとした。清家にとっても心強い。清家は自分だけでは無理そうだし。利用して仇を取る、でも裏に母親がいた……
清家の一貫した思いは、弱者やマイノリティに寄り添うこと。小学生の時からずっと。これらは浩子の影響では?
(回想、鈴木の大学時代)
浩子「頼れるのは俊哉くんだけ」
ありさ「私を嫌うように、自分以外の息子をコントロールする人間を許すと思えない。あの母親、鈴木さんをコントロールできてるんだろうなって。」
鈴木と浩子、男女の関係に。
浩子「頼りにしてるわ、俊哉。」
ありさから俊哉「別れませんよ。」
美和子はいなくなり、清家から鈴木へ「僕はもう君を信じられない。なんでそんなに干渉するんだよ!」
鈴木が美和子の家に行くと、、、
三好美和子なんて人はいない。→浩子「よかった、いなくなってくれて。」
(回想終わり)
道上→清家のヒトラーへの肩入れは、目的のためなら手段を選ばない浩子の影響を受けている。協力して浩子がやったことを突き止めて、危険な清家がこれ以上の権力を持つことを止めよう。
美和子失踪後。清家から鈴木へ「27歳までに、僕を政治家にしてください!」
鈴木→清家が出馬した時に縁を切った。清家を引き上げたのは自分、浩子など取るに足らない。清家は自分を必要としている。
この国のトップに立つ清家を見たいんだよ!私が演出する。私がいればあいつはトップに立てる。清家は私のものだ。

黒瀬、死んだ。
自殺?ほんとか?俺(山中)たちが近付いたから消されたんだ。

6,7話

鈴木母「宇野ではなく、鈴木俊哉として、新しい人生を歩みなさい。」
清家「清家って言います。良かったら友達になってください。」
(俺、佐々木。)
「君の名前は?」
「鈴木。」

鈴木、浩子に殺されかけても尚、清家を完璧にコントロールできていると思ってる。
山中→浩子はヒトラーの危険思想を持っているのでは?道上の父、武智議員、清家嘉和を消したと思って間違いない。

清家、総理に呼ばれる。
(回想)
鈴木「俺は政治家になりたくてもなれない。こいつを利用して親父の仇を取る。」
佐々木「影の支配者の方が似合うと思う。」

宇野耕介が自殺。通夜にて。
鈴木「清家、政治家になりたいんだろ、生徒会長になれ、その第一歩だよ。俺がお前を政治家にしてやるよ。」
清家「ありがとう、俊哉くん。」

・道上が清家浩子がコンドルタクシーに乗るのを見た。→浩子は新宿高場町へ。清家の政策と関係してる!?
・清家が官房長官に決まった。
清家、鈴木に抱きついて「ありがとう、俊哉くん。」
佐々木「やったな、影の支配者。」

生徒会長選挙の演説の参考にする本物の政治家として和田島を選んだ。一色先生に質問したら、全てが計算されている感じがするからとして挙げた。
鈴木「俺がいないと何もできないんだな。」

ノートが盗まれたことを鈴木は知らない。父がBG株事件について書いていたやつ。関わった人物として、鈴木の親の仇である羽生総理と諸橋大臣が上がっていて、同じ派閥の清家はあれがバレたら失脚するかも。だから浩子が道上の実家に来たし、盗ませた。
鈴木「清家には私がついていますから、心配いりません。」
道上「それでも大丈夫って言えますか!?浩子について知っていることを話してください!」
鈴木「何も知りません。」

論文は由紀が送ったもので清家SOSではなかったが、彼の背後にいるのは浩子だって気付いていて、助けを求められているのかも?

(回想。生徒会長選挙の演説)
鈴木「もし感極まっても絶対泣くな。」
清家は泣いた。引く人はドン引きすると思われたが、スタンディングオベーションされた。

浩子→在留外国人機構に寄付した。ヘイトスピーチは取り締まる法律があるのに後を絶たない、と語る。

会見にて。
個人的な考えとして、外国籍の人などマイノリティの方に対する所謂ヘイトスピーチに対して厳罰化を訴えると共に、
清家「政治家として、弱い者のそばに寄り添っていたい。」
→鈴木「なんですかあれは!!」
→浩子「あの子の純粋なところは、あなた(和田島)にそっくりです。」
(回想、27歳の時の選挙演説)
盟友・武智くんに代わって……と和田島が応援に駆けつける。そして引き寄せて清家を抱きしめて、清家は本当に嬉しそう。
浩子は、全てを見ていた。

鈴木俊哉の過去が週刊誌に書かれる。
鈴木「誰がこんな……」

道上「おそらく浩子の仕業です。ヘイトスピーチの厳罰化に触れたのはあなたの指示じゃないですよね。浩子が在留外国人機構で話してたことと同じです。浩子はまだ強い影響を与えてます。彼の本質は、人の意見を真綿のように吸収して理想の人物になれることなんですよ。彼があなたより先に浩子にコントロールされているとしたら、」
鈴木「清家が裏切るはずがない!清家は私がいないとだめなんだ!それは清家もわかっているはずだ。」

記事を見た清家、時折出てくる鋭い眼光。
翌朝、清家と鈴木は2人きりで話す。清家は、しばらく誰も入れないように指示。
清家「ありがとう俊哉くん、ここまで引っ張ってくれて。」
鈴木「どうしたんですか急に」
清家「俊哉くん。君が友達になってくれたから今の僕があるんだ。僕には、君が必要だ。それは嘘じゃない。
今思えば、入学式で勇気を出して君に声をかけて、本当に良かった。佐々木くんと3人で『砂の器』を見た後、お父さんのことや、政治家になる夢を君に打ち明けたことも、間違いじゃなかった。こんなこと言うと不謹慎と思われるかもしれないけど、やっぱり君との一番の思い出は、君のお父さんのお通夜に伺った時のことでさ、覚えてるかな、僕を政治家にしてやるって、言ってくれたよね。
(当時を回想)
あれは本当に嬉しかったな。あとは、生徒会長選の前、君の言葉に、今までどれだけ励まされてきたことか。みんなが引くから絶対泣くなって言われたのに泣いたことがあったよな。あの時、ほんとは泣くつもりじゃなかったんだ。あれは、感極まったら素直に泣いていいだって、そう言われたから。君とのこともそう、俊哉くんならきっと僕の力になってくれる、僕の願いを叶えてくれる、そう言われてきたから。俊哉くんは手放すなって、……
でもこれだけは信じてほしい。君は、僕にとって特別だった。特別な友達だった。だから、だから初出馬した時も経産省に入った君のところに行って、秘書になってほしいって頼んだんだ。できれば、僕がこの国のトップに立つところを、君に、そばで、見届けてほしかった。」
(回想)
「生者必滅会者定離」
→「生きる者は必ず死に、出会った者は離れることが定め。人生の無常を表した書。政治の世界も出会いと別れを繰り返すものだと思うから。時に心を鬼にして、古い者と決別しなければならない。そういう局面が必ず出てくるだろうから。」
(回想終わり)
「これは、母にもらったものだ。」
「この先、何が起きたとしても、君のことは忘れない。話は、それだけだよ。」

鈴木、清家により謹慎処分。
坂本が鈴木に取って替わる。←「苦渋の決断」

道上、浩子やありさが欲しがったあの能力を実際に目にしたあと、清家に凸る。すると清家、何かを憎んでいるような厳しい顔で道上に耳打ちする。

いよいよBG株事件を追う。
鈴木は、道上兼高が遺した資料を渡され、墓参りに行って、兼高が毎年命日に手を合わせていたことを知り、道上の留守番電話を聴き、資料を読み、調べた。父を殺された者同士、道上と鈴木のタッグ誕生。

鈴木「私にとってあいつは自己実現のための道具でしかなかった。心のないただの入れ物。ずっとそう思っていたけど、私が見つけた時には既に仮面を被っていた、浩子が被せた仮面を。」
(回想)
「鈴木秘書官を更迭した本当の気持ちを聞かせてください!」
「切りたくて切ったわけじゃない」
→「清家さんに、心はあります、絶対に。」

事件当時諸橋の秘書だった中島は自殺とされているが、妻によると他殺。福音学園の住所を書いたメモが残されていた。当時学生の鈴木に証拠を送った?しかし鈴木は受け取っていない。
鈴木「強いですね、道上さんは。」
道上「背を向けてたら、何も見えないじゃないですか。」
道上、福音学園を訪ねる。
一色先生は生徒会長選の時、清家を勝たせようとしていた。一色は鈴木宛の証拠を浩子に渡したことが判明。

6話後半あたりから鈴木の内面が滲むシーンが増えてるように思います。最初は、鈴木こそサイコパスで、むしろ清家の腹に一物あると思った。
「友達」や「家族」の話に落ち着くのかな、と思うんだけど……うーん🤔

だいたい問題提起型か提唱型に分かれると私は思っています。もちろん一概には言えなくて、問題提起したあとに続編で提唱してくる場合もよくある。これらは考察のやりがいがあるタイプだが、本当に「エモい」に尽きる場合も多くて……作者が思う「エモ」をこちらに見せつけてくるパターンね。提唱型ではあるけど、もう「エモい」という括りにしたい。笑

だから何って、もしかしてこの作品も「エモい」だったりして……と思う。考察のやりがいがあると言いつつ結局「エモい」かもしれないってこと。「どうする家康」はエモすぎてキャスティングの理由がわかった気がした、というのもあっての「エモい」で終わる説よ。
清家×鈴木
鈴木×道上
道上×清家
その他諸々
のエモを見せつけられたらどうしよう🤤

ブラックペアン

2018年の方で私は思った。帝華大派だな~、と。佐伯教授や渡海先生の手技がすごいのはわかった、スナイプやらカエサルやらの最新機器より医者の手というのは伝わってきた。でも佐伯教授や渡海先生が、たった2人で、僧帽弁閉鎖不全症の患者をみんな救えるわけじゃないやん、スナイプも要るって。簡単にできるようにすること、新たな技術の開発、こっちもめちゃくちゃ重要でしょ?

個人的ハイライトは最終回の「さらば、渡海一郎」のオペシーンです。インスタのリールで、その直前を公式さんが切り抜いて上げてくれてたんですけど、えw

公式のリール欄

一番好きなところ、規制かかってる。
⚠️リンクをコピーしようとしたら「Are you sure~」って訊かれたので「Share Anyway」にして貼りました。バイオレンスです。お気をつけください。

シーズン2に渡海先生はいなくて、天城先生がやってきた。原作読んだ時には色々と気付いてなくて、ひたすら天城先生に萌えました。文字だけで萌え🫀
だけどドラマになって、そういうことか!と気付きました。6年前に提起した問題、今か未来か、それの回収かと。答えを出してきてるように思えてならない。

そしてエモすぎて死んじゃう最終回にされそうですでにゾッとしてます。西浦正記さんが演出してる🫠<タスケテー
※私は「コード・ブルー」の(もはや気持ち悪い)ヲタクです。詳しくは自己紹介の記事を、と言いたいところですがそこらじゅうでヲタク全開にしてるのでフォローした方が早いかもしれないです爆笑

まずは1話から。
生死を懸けた理想と現実の二者択一で患者を見捨てるクソ台詞に合わせてベートーヴェン「悲愴」はヤバすぎる。
シンプルで、しかしながら難しい。だから天城雪彦のオペは芸術である。シンプルかつ難しい芸術はダイレクトアナストモーシスという作品、てことかな。
思い出の桜を見るためならお店の権利を他人に譲ってもいいってすごい。患者の執念。人生で一番大切なものは執念。ダイレクトアナストモーシスができるようになるまでに凄まじい努力を重ねてきたのは明らかだから、天城は執念を燃やして努力してきたんだろう。神と悪魔の共同作業で奇跡だ、なんて言われると嫌なんだと思う。
しかし、そのオペシーンに合わせて悪魔に魂を売ったパガニーニの曲使うのはヤバい。

一部カットしたりして整えてますが、この文量をインスタのストーリーで上げました🤦‍♀️
以下はストーリーの現物、これを読んでいた方は果たしているのか……?

2話
4話

今は、金を取れる人を治療して救う。
金を用意してスリジエハートセンターを創設すれば、将来、大勢の人が救われる。
まさかの両方だった~そういうことか‼️‼️

さらに5話では、この人は救われるべきか?という人に対しても医者としての姿勢を崩さない天城先生たち。

医者のプライド
→この患者は何としても生きたいという思いで手術台に乗っている。それに応えるのが、我々の、いや、医者のプライドなんじゃないの?

走ってきた人がぶつかってコインが落ちて裏が表に……うふ「これも天命ってやつか☺️」

♪歌劇「ウィリアム・テル」序曲(ロッシーニ)
https://youtu.be/9EgRr6EgT5s?si=Z7Pa4bLhlvdddDTT

財産の半分じゃなくて必要な50億円をもらうってことで?
(コツン)ムッシュも隅に置けないですねぇ☺️

検査日程変更
師長「渡海、(じゃなくて)天城先生^^ꐦ」

(お金の力でいくつもの企業を潰してるが)金とシャンスサンプル、このふたつを満たした者が僕のオペを受ける権利がある。

私が1200万で1号店を買いましょう、それだけあれば助かるって聞きましたよ。決断もできないとは、あなたは負け犬だ(以降ずっと犬いじり)。それくらい私にとってははした金、それで命が助かるんだから。
ミンジェ「ありえない!」
ソヒョン「それでお願いします」

ヴァイオリンのラ・カンパネラ

ジュノはやっぱりジュノ(青二才)だな😌

準備→シャンスサンプルの時の女性に会う

ソヒョンさんの病気はうそだった!
(高階、垣谷も小芝居)
ミンジェ「天城先生が治した心臓です、また病気になるなんてありえないじゃないですか。」
天城「ビアンシュール、僕のオペは完璧だからね☺️」
最初から金回りを疑ってたんですよ(だから優待券を受け取ったんですよ)。あの質と味なら当然かもしれませんが。
ソヒョン先生に協力してもらいました。
回想「あなたとは信念も価値観もまるで違う。だけど手を組むことはできる。人間は平等なんでしょ?」
♪天国と地獄(まらしぃ)
https://youtu.be/3o_JRhBxkqA?si=p5tR-P6U-9VjyQrF
ミンジェ「僕たちまでだますなんて😏」
世良「ウンウン☺️」
高階「私に小芝居は向いてませんよ😮‍💨(笑)」
神の下した天運をねじ曲げるなんて虫唾が走る。あんたは金を積んでも権利なんて無い。でも生きてもらう。何十年も刑務所で罪を償うんだ、権利はないが義務はある。
我々医者は毎日ここに立って生死の狭間をさまよう患者を死に物狂いで救っているんだ。あんたが死のうとしたところで、救ってやるよ‪^^ꐦ
ミンジェ「私は医者です。個人的な恨みがあっても最善を尽くします。」
たとえ罪人でも、罪なき"心臓は美しい"

メモ

さーて、あと外せないのは音楽でしょ。
オーケストラは無理なんですが、
キュートさが強い「悲愴」第3楽章を目指して弾きました。前に弾いたのは天城先生より渡海先生寄りな感じするので。

あと「ラ・カンパネラ」はピアノ版です。パガニーニはちょっと……こっち(がなんとなくそれっぽいだけでも褒めてほしい笑)で許して🥺🥺

@i.m_mai

やはり難しかった「ラ・カンパネラ」#liszt #lacampanella @blackpean_tbs

♬ オリジナル楽曲 - i.m_mai - i.m_mai

と言いつつ「24のカプリース」にも手を出してしまった私であった。

追加。
弾きましたよ……!

@i.m_mai

さすがに難しすぎた「24のカプリース」#violin #paganini #caprice @blackpean_tbs

♬ オリジナル楽曲 - i.m_mai - i.m_mai


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