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白潟総研流|24卒早期選考で"勝てる"企業になるための"たった3つの戦略"

皆さん、こんにちは!白潟総研の井上麻衣です。

今回は、24卒採用をお考えの経営者様、人事担当者様向けに『早期選考の3つの戦略』についてご紹介していきたいと思います。

早期選考で重要になるインターシップのトレンド

早期選考といえば、まず思いつくのがインターンシップという手法かと思います。
24卒の学生がインターンシップに何を求めているのか、キャリタス就活さんの調査を元にまとめてみました。

1.インターシップに関する調査①参加時期

まず、注目すべきは参加時期です。24卒の学生は、いつから就活を始めるのか?学生の動きに合わせて企業側も活動時期を考える必要があるかと思います。

キャリタス就活さんの調査によると、インターンシップに参加したい時期は
「8月」と「9月」に集中していることが分かります。
学生からすると、夏季休暇中にインターシップへの参加を終えておきたいというイメージなのではないかと思います。

やはり「8月」「9月」にインターシップを実施できた企業は、早期に活動する学生との接点がつくれるといえそうです。


2.インターシップに関する調査②参加したいプログラム内容

続いて、どんな内容のインターシップを求めているのかを調査した結果がこちらです!

「業界や企業概要を理解できるもの」への参加希望が最も多く、8割を占める結果となっているようです。
つまり、早い段階で業界理解や仕事内容への理解を深め、就活の方向性を定めておきたいという学生が多いといえるのではないかと思います。

更に、22卒の学生への調査(就職白書2022 就職活動・採用活動の振り返りと今後の見通し)では、「インターンシップ参加企業に入社予定」と回答した学生が36.9%という結果が出ています。
学生の「3人に1人」がインターンシップ参加企業に入社しているということなのです。

この結果から、インターンシップを上手く活用できれば、学生の第一志望群に入れる可能性が格段に上がるのではないか?と考えています!

ただ、
「早期に採用活動を始めた方が優秀な学生にアプローチできる」、「インターンシップを活用すべき」と分かってはいながらも、実際に実行するのは簡単ではないですよね。

弊社もそうなのですが、中小・ベンチャー企業ではmonthly、1week、1week、などのインターンシップは負荷が大きすぎる、1Day、2Dayでも大変というのが本音ではないかと思います。

更に、頑張って企画したとしても、「人を集めるのも大変」、「早期に接点を持ったはいいけど、結局採用まで繋ぎとめられない」などのお悩みをいただくケースがほとんどです。

では、中小・ベンチャー企業に合った早期選考の戦略とは?何なのかこちらをご紹介していきます。

早期選考の3つの戦略

中小・ベンチャー企業がとるべき戦略はこの3つしかないと思っています。

ひとつずつ、詳しく見ていきましょう。

1.あえて“口説き”に時間を使う早期選考

まず、中小・ベンチャー企業が優秀な人材を採用するためには選考プロセスから見直す必要があります。

選考プロセスを設計する上で、最も大事な考え方は、まず「選ばれる(口説く)」そのうえで「選ぶ」ということです。

従来の、いきなり学生を見定める(選考する)のではなく、自社を知ってもらう、好きになってもらってから見定め(選考)を行います。

「口説く」を活用した早期選考の流れイメージとして弊社例をご紹介します。

弊社では、「選ばれる(口説く)」ためのプロセスで4つの接触機会を設けています。

知名度のある大手企業と比べて、知名度の全くない白潟総研が、大手コンサルティングファームに勝つためには、接触量が重要です。

一度の機会で、口説き切ることは難しいので、接触量は大手企業の約3倍増やすイメージで設計しています。

この4つの接触機会で白潟総研のことを好きになってもらった学生から
「選考に進む」という流れです。

2.スプリントインターン+ミートアップ

そして、この口説きプロセスの機会の中でオススメの手法が、
「スプリントインターン」と「ミートアップ」です。

まず、おすすめなのが、スプリントインターンです。
スプリントインターンとは「50分の超短時間インターン」です。
メリットは以下です。

インターンシップの実施負荷の問題をクリアしながら、50分オンラインは学生にとっても参加ハードルが低く、集客がしやすいです。

スプリントインターンのポイントは、”会社説明会ではない”ということです。
先ほどの調査で、学生は業界や仕事内容の理解ができるインターンを希望しているので、そのニーズが満たされる50分の設計がキモです。

つぎに、おすすめなのがミートアップです。
ミートアップとは「何かしらのテーマで参加者が集まるイベント」のことです。
弊社ではトップパフォーマーによるミートアップを開催しています。
「自社内のエース社員が登壇し、仕事の魅力や成長の秘訣などを語る」というイベントです。

スプリントインターンよりも企画がしやすく、簡単に実施できるので、おすすめです。


3.早期時期における”採用の主戦場”を間違えない

良い施策ができても、集客できなければ本末転倒になってしまいます。
最後に「どこで集めるのか?」についてご紹介していきます。

”早期”に勝てるおすすめの主戦場5つはこちらです。


①内定者リファラル

23卒入社予定の内定者に、後輩を紹介してもらうという方法です。
内定者は少しでも会社に貢献したいという意欲があるので、協力を得やすいですし、後輩からしても先輩の入社する会社であれば興味を持ちやすいです。
また、その大学の部活・サークル・ゼミなどから2年連続で入社が決まると、「伝統」がつくられていくようになります。この「伝統」ができると毎年1・2名はその会社に入社しているというカタチになり、後輩たちの就職先候補の一つに自然と毎年入れるようになります。

②おすすめ採用ツール:Wantedly

インターンの集客は、圧倒的にWantedlyが強いです。
特に早期・後期の活動をお考えであれば、Wantedlyを活用されるのがおすすめです。
Wantedlyは媒体としての機能だけでなく、採用ページや採用広報としての機能もあり、使えば使うほど拡散力が増すという蓄積型のツールなので、採用活動を継続的に行っている企業様には特にメリットが大きいです。


③おすすめ採用ツール:Cheer Career

中小・ベンチャー企業特化でいくと、Cheer Careerがおすすめです。
学生の登録数約4万人に対して、企業の掲載数約450社なので、学生の目に留まる確率が格段に上がります。
かつ、中小・ベンチャー企業しか掲載されていない媒体なので、
約4万人の登録学生は中小・ベンチャー企業志向であるといえます。


④おすすめ採用ツール:OfeerBox

採用したい学生のターゲットが明確で、特定の学生にのみアプローチしたい場合は、OfeerBoxがおすすめです。
ダイレクトリクルーティング特化の採用ツールですが、スカウト返信率が異常に高いのが特徴です。

⑤新卒採用イベント

24卒向けの採用イベントも既に各種ナビが開始しています。
リアル・オンライン、形式も様々ですが、早期にインターンを探している学生との接点をつくる機会の一つとしておすすめです。

毎年同じナビを利用していて営業担当の方と仲良くなっていると、特別枠で利用させてもらえるケースもあるので、自社の営業担当の方に聞いてみるといいかもしれません。

以上です。

まずは、24卒早期選考のポイントとなることを簡単にまとめさせていただきました。自社の24卒の採用活動の方向性を決めるためにお役に立つ情報であれば幸いです。


もっと詳しい内容が知りたい!という方がいらっしゃれば、
・スプリントインターンの作り方
・『口説きの選考プロセス』の作り方
などもnoteにしていきたいと思います。

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