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むすめ(6歳)にママ、わたしのキャリコンできる?と言われたはなし(前編)

はじめまして。

わたしは現在3回目の育休中。
6歳4歳0歳(8ヶ月)の三姉妹の母。

たまたまいろんなことが重なり、2020年に国家資格キャリアコンサルタントという資格を取得した。(それはまた)
3ヶ月講座に通い、コロナ禍で試験が延期になり、まさかの産後3ヶ月での国試となった。
理論家など暗記物はトイレにも冷蔵庫にも貼っていたので、むすめたちにも「スモールステップといえば?」「バンデューラ!」とあそびのように生活しながら勉強していた。

そして年末、見事合格の知らせを聞いてむすめたちはとても喜んでくれた。
ママ、なりたいって決めて頑張ってよかったね!そう言ってくれた。

キャリアコンサルタントの試験は年2回あり、たまたま先週がそうだった。
一緒の講座を受けていた仲間で前回不合格だった子の応援に試験前少し会うことに。
「ちょっと日曜日キャリコンの予定で出かけるね」とむすめに伝えると
「ママ、ついにキャリアコンサルタントの相談きたの!」と嬉しそうにキラキラ言われてしまった。
ズキリとした。
資格はとったけれど、まだキャリアコンサルタントのお仕事はできてないんだ、とむすめに説明しながらざわざわしていた。
資格はとったものの、結局子育てを言い訳に何もできていなかった。資格取得で満足していた、燃え尽き症候群というよくあるやつだ。


日曜日、キャリコン講座仲間と久々に会い
前回試験に落ちた仲間の自己肯定感をあげるため、ゆっくり話を聞きながら内省に協力していると、やはりたのしかった。
元気のない人が元気になる、こんがらがっていた思考がするする解ける(しかも自分で)を見るのは嬉しかった。


その夜ベッドで「やっぱり今日キャリコン楽しかったから、ママがんばってやってみるね」とむすめに伝えた。
むすめ6歳は「うん、ママがやりたいことがいちばんいいね」といつも通り全力で肯定してくれた。
そして少し経ってから、
「ねえ、ママ。キャリアコンサルタントてこどものやつもできる?」と聞いてきた。
なんのことかピンときていなかったけど、
「もちろん。こどもとかおとなとか関係ないよ。おしごとのことだけじゃなく、どんな生き方をしたいか一緒に考えて応援してあげるってことだから。何歳だって相談したいひとに協力してあげるお仕事だよ。」
そう伝えると

「あのね、じゃあわたしのキャリアコンサルタントしてくれる?」と言ってきたのだ。


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