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"怖がり"さんが自分の弱さを全て受け入れて、第2章の人生を歩み始めるまで

怖い。」                     振り返ると、私の人生はいつも"怖さ"との戦いだ。
自分で自分の人生を決定する"怖さ"。
人前で、できない・かっこ悪い自分がさらけ出てしまうことの"怖さ"。
人に自分の意見を言う"怖さ"。

私の心に住みついている"怖がり"さんは、失敗や変化を極度に恐れ、常に人の目を気にしている。
そのため、私が何か行動をしようとすると、全力でSTOPをかけるのだ。

そんな自分を私は本気で変えたい。と思っていた。正直もう、うんざりしていたのだ。なかなか行動に移せない自分が大嫌いで、それは全て自分のせいだと責め続ける人生。この生き方を続けていくのは、もう限界だった。  

 でも、ポジウィルと出会って考え方が変わった。     1番大切なことは、自分を変えることではない
まずは、ありのままの自分を認めてあげること
そして、どんな自分にもOKを出してあげること

それができるようになってから、
ずっと変わらなかった私の人生が、
少しずつ動き始めた


①教員になるという夢

私は大学卒業後、私立中高の英語科教員になった。

高校時代に素敵な先生方と出会えたことが、教員を志すきっかけになった。
英語が大嫌いだった私に、音読を通して、英語をアウトプットすることの楽しさに気付かせてくださった先生。最後の最後まで私のことを信じて励まし、教員になる夢を誰よりも応援し続けてくださった、高3時の担任の先生。
どの先生方も親身になって、生徒1人ひとりと向き合い、より良い未来のために全力を尽くしてくれた。

自分の将来をこんなにも本気で考えて、一生懸命になってくれる大人っているんだな

先生方の姿に、私の心は自然と動かされた。

私も将来、誰かのために一生懸命になれる大人でありたい。英語で人とコミュニケーションを取ることの楽しさや、英語を学んだ先に、自分がまだ知らないもっと広くて、自由で、ワクワクする世界があることを1人でも多くの生徒に知ってほしい。

誰よりも強い想いを持って、私は教員になった。

②理想と現実のギャップ

教員になって4年目。私は初めて、担任を任された。とても嬉しかった。
ずっと自分のクラスを持ちたいと思っていたのだ。

でも、この経験がきっかけで、後に教員を辞める決断をすることになるなんて、当時の自分は想像もしていなかった。

一言で言うと、この1年間はまるで"24時間365日"、教員をやっているかのようだった
22〜23時まで学校に残って残業し、それでも仕事が終わらず家に持ち帰る日々。平日や休日なんて言葉が存在しない世界で、私は毎日必死に生きていた。

どんなに大変なことがあっても、辛くて苦しくても
"すべては生徒のために"

この想いだけが、私を動かし続けていたが、あまりの忙しさと仕事量で、心と身体は疲弊していく。

「私は一体、何をしているんだろう?」
夜中の職員室に、1人だけ取り残されてしまった日。悔しさや情けなさ、今まで我慢して押し殺してきた感情が一気に溢れ出てきて、ボロボロ涙を流しながら、それでも私は仕事をしていた。
このまま教員を続けたら、
いつか自分は本当に、壊れてしまうかもしれない。

もっと、自分にも周りにも優しい働き方をしたい
そして、文法や長文読解が中心の"試験のため"の英語学習ではなくて、私は英語を"言葉"として操ることで
人生がより豊かに、楽しくなることを伝えたい

教員として働き続ける明るい未来を想像できなくなってしまい、私は2024年3月末で教員を退職することに決めた。

③悩み

学生時代からずっと教員になることだけを目標に、頑張ってきた。でも教員を辞める決断をしてから、
私は人生で初めて夢や目標をなくし、生きる希望も失ってしまった

この先何をして生きていけばいいか分からない。
どうやって次のキャリアを選択していけばいいか分からない。
心の声を殺し、周りを常に気にして生きてきた結果もはや自分のことが分からない。信じられない。

自分を取り戻したい。
そして、次のキャリアの方向性をしっかり考えて、新しい夢や目標を見つけ、生きる希望を持ちたい。

もう1人では正常に物事を考えて、何かを決断できる精神状態ではなかった。
誰か助けて。心は必死に叫んでいた。決死の覚悟で私は、無料カウンセリングの申し込みをした。

④無料カウンセリング

「泣きそうです。」
カウンセリングを担当してくださった藤田さんは、私の想いをすべて受け止め共感してくれた。
自分が抱える辛さや苦しさを、本当に理解してくれる人なんていない。誰も分かってくれない。
そう思っていたけれど、藤田さんは私の話を最後まで傾聴し、心の痛みに寄り添ってくれた
それだけで、とても心が救われたのを覚えている。
「覆いかぶさってしまった大切なもの、一緒に取り戻しましょう。」
「絶対にmaiさんの想いを受け止めてくれる場、共感してくれる人たちはいます。」
「maiさんが大切にしたいと思ったこと、持ち続けてほしい。諦めないでほしい。」
その言葉すべてに背中を押されて、私はPOSIWILL CAREERを受講することに決めた。

⑤トレーニング

この1ヶ月間で、絶対に変わってやる!!
私は自分を変えたくて変えたくて、仕方なかった。

トレーナーは無料カウンセリングを担当してくれた藤田さん。面談でもチャットでも、無条件に"ありのままの私"を受け入れてくださった何を話しても、態度を変えることなく、受容し、共感してくれた

その安心感で、私は次第に"ありのままの自分でいても大丈夫なんだ"と思えるようになっていく

まずは私も、
変わろうと、自分を変えようとする前に、
"ありのままの自分"をしっかり受け入れてあげよう。
"ありのままの自分"をちゃんと認めてあげよう。

そう思えるようになった。

いつも仕事前は苦痛で、毎朝起きるのが嫌だった。
無理矢理に身体を起こして、最初に思うことは、   「学校に行きたくない。」
その気持ちに対して、私は今までずっと無意識に、「何言ってるの!行かないとダメだよ!頑張れ!」と声をかけ続けてきた。

でも、"ありのままの自分"を受け入れる。
そう決めた私は、素直に心から湧いてきた気持ちを受け止めてみることにした
「そっか。学校に行きたくないんだね。」と。
気持ちを無視したり、ポジティブに変換しようとするのをやめた

そのときに、私はハッとした。
一体私は、今まで自分にどんな言葉をかけてきた?
体調が悪くて苦しんでいる人に、それでも頑張れ!って言える?
「……いや、言えない。」
でも、私は自分に「それでも頑張りなさい。」って声かけをずっと続けてきたんだ
それに気付けたとき、私は自然と涙がこぼれた。

ネガティブな気持ちを抱くこと=悪
常にポジティブな自分、頑張っている自分でないとダメなんだ。価値がないんだ。

私は、そう思い込んでいたのだ。
結果として、弱い自分やネガティブな自分はダメだと勝手に決めつけて、必死に強がったり、等身大の自分よりも背伸びをして、全然大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをして生きてきた。

幼少期の様々な経験から、
私はずっと、"ありのままの自分"ではダメなんだ
と思い、自分を偽りながら、気持ちを抑圧しながら周りの表情や態度を気にして生活をしてきた。

本当はずっと、飾らない"ありのままの自分"でいることを自分が1番望んでいた
"ありのままの自分"を見せても大丈夫なんだ、という安心感を手にしたくてたまらなかったんだと思う

その小さな頃から欲しかった"安心感"を、藤田さんは与えてくださった。感謝してもしきれない。
そのくらい私にとっては、大きな転機となった。
"ありのままの自分"を受け入れられるようになって、心は軽くなり、生きやすさを感じるようになった。

トレーニングを通じて様々な変化があったが、1番の大きな変化は、"ありのままの自分"でいて大丈夫だと思えたこと。ここから、全てが始まったと思う
そう思えてから、妨害者ワークやポジティブ3行日記の内容にも前向きな変化が見られて、面白かった。
何よりも、自分が自分のことを受け入れやすくなったおかげで、次のキャリアも前向きに明るい気持ちで考えられるようになっていった。

⑥POSIWILL CAREERを振り返って

私にとってこの1ヶ月間は間違いなく、人生を変える1ヶ月になった。あのときトレーニングを受講すると決断して、本当に良かったと心から思っている。
途中トレーナーの変更もあって、心の整理に時間がかかった日もあった。でも今では藤田さんとゆきのさん、素敵な2人のトレーナーに出会えて私は本当に幸せだったなと感じる。   

ゆきのさんは、4.5回目の面談を担当してくれた。
なかでも、最後のチャットでもらった「自分に向き合い出した答え、まだ正解でも不正解でもないと思うので一緒に正解にしていきましょう!!」というメッセージを、私は忘れることができない。
ゆきのさんは4回目の面談で、私が「こうあるべき、こうすべき」と思っていた考えを、良い意味で壊してくださった
そして、そのときに自分のやりたいことを1つに絞る必要なんてないやりたいなら、全部やればいい。そう私に思わせてくれた。

トレーナーからの言葉は、きっとこの先の人生でもずっと私の心の支えになってくれるに違いない。
1ヶ月間、本当にたくさんの素敵な言葉の贈り物を、私はいただいた。それは支払ったお金以上に価値のある、私にとっては"お守り"のようなものだ。
人との出会い、そして、言葉には人を動かす力があるのだと改めて実感した。あのとき勇気を持って1歩踏み出していなければ、きっと、藤田さんとゆきのさんに出会うことはなかっただろう。
「怖がりながらも、1歩踏み出して正解だったよ」
あの時の自分に、そう笑顔で声をかけてあげたい。

藤田さん、ゆきのさん、そしてポジウィル関係者の皆様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。

⑦第2章の人生

私は1つの決断をした。
それは2024年3月末で教員を退職した後、転職せずに、海外に行くということ。  
前からずっと長期で海外に行ってみたい気持ちはあったが、"怖がり"さんが登場してしまって、なかなか1歩を踏み出せずにいたのだ。

でもポジウィルと出会って、私は変わった。
数年後の理想の自分の姿が明確になり、その未来から逆算して今を考えたときに、このタイミングで、海外に行くべきだ。と思えた。

人生はいつ終わるか分からない
明日が100%やってくる保証など、どこにもない
もしかしたら、数年後に行こう!と思っていても、そのときに果たして行ける状態かどうかは、誰にも分からない。未来がどうなるかなんて分からない。
結婚して家庭を持ったら、今のように、1人で自由に行動できる時間は少なくなるだろう。
そして、想像したくないけれど、病気になる可能性だって0ではない。
行けなくなってしまってから後悔するのでは遅い未来がどうなるか分からないからこそ、"今"を大切に動けるときに動いておこう。そう決めたのである。

もちろん、怖さが完全に消えたわけではない。
心配や不安で押し潰されそうになる日だってある。
それでもその気持ちをすべて受け止めて、歩幅は小さくても、1歩ずつ前へ前へと進んでいこうと思う。

自分とは、死ぬまで一生一緒。
これからもたくさん悩んだり立ち止まったりすると思うけれど、どの道を選択しても、それが「正解」だったと胸を張って言える生き方をしていこう。




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