ハッピーイースター🐰
すっかり春めいてきましたね。
日本では「イースター」という言葉を知っていても中身はほとんど知らない人が多いのではないでしょうか。
私は数年前に仕事でデンマークにおり、その時のことをふと思い出したのでデンマークのイースターについて書こうと思います。
デンマークではそろそろ雪も降らなくなり、サマータイムに切り替わって外で楽しむ時期になります。
デンマーク人は晴れた日が大好きで、晴れると外のベンチで何時間もおしゃべりしている人たちや芝生に座って仲間とアコギを弾きながら歌っている人などお金を使わなくても何時間も外にいる人が多いです。
私の仕事仲間も「今日は天気が良いからランチの後に散歩しよう」などと誘ってきます。
休憩は1時間と決まっている日本ではあり得ないことだと思いますがデンマークでは普通にあります。
ランチ食べて会社の周りを散歩してアイスを買って食べるようなことは日常茶飯事です。
そんな春が訪れてくるとそろそろイースターの時期になってきます。
ちなみにデンマーク後ではPåske (ポースケ)と言います。
今年のイースターは4月17日(日)になりますが、その前後も含めて日本で言うゴールデンウィークのような連休になり、クリスマスと同じように家族など大切な人と過ごす人が多く、街がデンマークらしくゆったりとした雰囲気になります。
街中ではウサギや卵の形をしたチョコレートが並びます。
ウサギは多産の象徴、卵はこれから生まれてくる命の象徴でイースターのシンボルです。
ウサギが卵を隠すと言う伝承があり、イースターの朝に子どもたちが卵を探す「エッグハント」を行って遊びます。
あとは生卵の両端に穴を開け、中身を出し、その殻に絵を描いて遊ぶ「イースターエッグ」を作ったりします。
イースターの日にはランチは卵料理、ディナーは子羊を食べるのが伝統になっています。
デンマークでは定番料理であるスモーブローと言われるオープンサンドイッチもいつもより豪華で種類も多く食卓に並びます。
また、TUBORG社からこの時期イースタービールも販売されます。
デンマークは物価が高いですが、ビールだけはとても安く、ビール好きが多いです。
きっと今頃デンマークではイースターを楽しんでいる人たちでいっぱいなんでしょうね💕
コロナが落ち着いたらまた行きたいなと思います!
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