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【UoP021】文章を素早く読むための基本スキル「スキミング」と「スキャニング」

ちょっと前の記事で、「1週間に4~5時間の勉強で単位はとれる」という趣旨の話をしましたが、その中で、スキミングやスキャニングという手法を用いるべきだと書きました。

今日はその「スキミング」と「スキャニング」について簡単に紹介したいと思います。

スキミングとスキャニングができるとどうなるか

基本的に、この2つのスキルは英文の速読の技術として紹介されることが多いのですが、

①ニュース記事などを素早く読めるようになる
②子どもの場合、国語の読解問題の正解率が上がる
③ビジネス書(特に洋書が翻訳されたもの)を読むスピードが上がる

…など、色々なメリットがあります。

UoPeopleでのメリットは先述の記事の通りで、論文を通読するよりもずっと早く課題をこなすことができます。

スキミング≒ななめ読み

スキミングとは、一文一文ごとを細かく読むのはめんどくさいから後回しにして、英文全体の大意をつかむために、斜め読みするようにして素早く文章を読む方法のことを指します。

英文の場合はパラグラフの最初と最後に非常に重要な文(トピックセンテンス)が含まれることが多いため、形式的に段落の最初だけを読んでいっても十分に意味が把握できます。

これをやることで「つまりこの文章では何が言いたいんだろう」ということが何となく把握できるわけです。

UoPeopleの課題に沿った使い道で言うと、Discussion ForumやWriting Assignmentsで、自分が引用したい文章にアタリをつけるときに用いることができます。

スキャニング≒拾い読み

スキャニングとは、文章全体の意味なんてどうでも良いので後回しにして、文中から特定の情報だけを見つけ出すために、拾い読みするようにして文章を読む方法のことを指します。

例えば、辞書を引くとき、私たちは必ずこれをやっています。辞書の場合は五十音順とかアルファベット順という規則にそって並んでいますが、普通の論文等の場合は、何がどの辺に書いてあるかは前述のスキミングを通じて把握します。あるいは、キーワードを意識してそのキーワードを探すのでも良いでしょう。PDFファイルなら検索をかけたっていいと思います。

先ほどと同様UoPeopleの課題に沿った使い道で言うと、Discussion ForumやWriting Assignmentsで実際に文章を作る段階になった時に、引用したい文を見つけるために行うのがこのスキャニングです。

学ぶスキルを磨け

と、まあ偉そうに書いていますが、僕自身もこの2つのスキルが実際に馴染んでくるまでにひとつのTermを丸ごと実践に当てました。この手のスキルはやればやるほどうまくなるものだと思いますが、すぐには効果が出るものではありません。

ので、例えばUoPeopleに通う方であれば、まずは1Termに1コースだけ履修しながらこの手法に慣れていただいて、「いける」と思ったら2コース以上の履修をすることをおススメします。

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