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和モダンと液ダレの間

代官山蔦屋のトイレのハンドソープベンダーの悲哀がずっと気になっている。二つの蛇口の間で壁から出ているのがそれなのだけど、見てのとおり、「液ダレ受け」的なものがない。よって、みんなが使えば使うほど木目の洗面台が垂れたハンドソープでべたべたになる。

掃除係からの苦情で店側が気づいたのかどうだかは想像の域を出ませんが、しばらくしてプラスチックの透明なトレイがベンダーの下に置かれるようになった。百均で売っているような、なんでもないトレイで、せっかく木目と黒基調でシックにまとめたモダンなトイレが一気にちゃちくなるインパクトのある代物で、しかもそのトレイの中に緑色のハンドソープがべたべたとたまっていく。おかげさまで洗面台に液ダレは起こらない。が、しかし、これでかっこつくのかと。

で、現段階のベストアンサーが「別のハンドソープ入れに入れておく」という写真の図。これですべて解決である。もはやもともとのベンダーは何なのかすら認識してもらえないんじゃないかっていうくらい悲哀を湛えている。

っていう、代官山蔦屋が開業してから数年にわたっててゆっくりと試行錯誤されてきたトイレのハンドソープ液ダレ問題が、最終局面を迎えているっていうメモでした。いや、これ以上でもこれ以下でも何もない話ですが、こういう感じで結構世の中を見ているという変態でした。

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