アイデアと売り先の先後について
未来を予測する最善の方法は、その未来を発明してしまうことだ。
Alan Kay
お世話になっておりますパロアルト研究所の設立メンバーでPCという概念を提唱したアランさんはこんな言葉でアイデアについておっしゃってますが、僕自身仕事をするときに気にしているのは。
アイデアファースト売り先セカンド
売り先ファーストアイデアセカンド
の二つがあるなってことです。「お願いごとをうけてから、そのお願いごとに期待以上の成果でこたえるためにアイデアをこしらえる」のが売り先ファースト。「自分の日常の思いつきや不平不満、憤り、こうしたらいいのにという思いや、単純にやりたいアイデアを、誰かのためになるようにこしらえる」のがアイデアファースト。どうも売り先ファーストになりやすい日々を殊仕事については送りがちな自分を戒めるために、対比して考えるようにしているんだけど。前述の「ゴールピープルとリバーピープル」の発想と近いですが、どっちも大事なのですよね。その二つの考え方に白黒をつけるべくの発想ではなくて、自分のクセを理解し、それでいて行ったり来たりできるようになれたらなと常に思っております。
とはいえ基本的に、どっちにしたって、アイデアを生むのは苦しくてそれ自体そんなに楽しくない作業になりがちなので、だからこそ「アイデアファースト」のふにゃふにゃした状態を大事にしたいなって思うよねというメモ。
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