できずじまい

文化的資本list 6月の巻 ~出来ないことに本質がある~

遅ればせながら「文化的資本」遊びの6月。自分がその1か月で見聞き体験した「文化的なモノコト」をリストにして、点数(CP=カルチャーポイント)を可視化していくというもので、その月の自分の文化度を振り返るクセづけをすることでインプットを楽しく充実させて、しかもほかの人とシェアラブルにしていくっていう試みです。

6月のヨシダの文化的資本list

今振り返ってもなんでこんなにポイントがたまらなかったのかよくわかりませんが、残念ながら80ポイント。よくよく考えてみると、新しく始まった仕事がちらほらあったのが思い当たる。アウトプットの総量の割に忙しく感じたは、やっぱり新しい事って負荷がかかるってことかなあと。あとはやたらサウナに行ってたからかもしれない笑 サウログについてはおいおいまた連載化しようと思います。インプットの中で印象深かったのは、ヨシタケシンスケさんの「結局、できずじまい」。初めて本屋で手に取った「このあと、どうしちゃおう」に衝撃を受け、この人は天才だと思った絵本作家ヨシタケシンスケさん。こんな風に世の中のことを見ているんだからきっと偏屈で変態に違いないと思っていたら、ご本人に関するこの本を見つけて思わず買ったわけで。「おしゃれができない」「お祭りがエンジョイできない」「マスターと仲よくできない」など、基本的に自意識こじらせ系コミュニケーション障害”できない”が共感の嵐を私の心に吹き荒れさせておりました。基本的には、人間あんまりできないことにフォーカスするんじゃなくて、できることを前向きに楽しんで推し進めたほうがハッピーだと思うのですが、その人間の本質ってできる事よりもできないことの方が、親しみをもって理解できたりするんだよなあと思う。ヨシタケさんと糸井重里さんのこの対談シリーズを読んで、全くこじれた人だなあと思いつつ、ある種の自己肯定をこの方は「できない」ことからも得たんだなと思い、そう考えると得難い境地なのかもしれないと思った一冊でした。

ほかに印象深かったのは、
・追っかけてる漫画の新刊が割と出た月。割と映画館に行けた5月。
 「インベスターZ 18巻」相変わらず勉強になる。
 「亜人 10巻」小休止な巻。次号からの展開が楽しみ。映画も。
 「デッドデッドデーモンデデデデデストラクション 6巻
  やっぱこれ面白いわ。つなぎの巻だが、伏線がたくさん回収された。
・「サピエンス全史 上下巻」長らくの死闘の末読了。再読したい。
・「はみだす力」ふと知り合いになったスプさんの自叙。勇気づいた。

先月の115pからさらに下げてしまいましたが、2回映画館に行けたし、インプット以外の生活が充実していたから、まあよしとしよう。7月は本をたくさん読まないといけないので (重点テーマは「睡眠」「イノベーション」「ファイナンス」) 、隙間時間をうまいこと使っていこうと思います。そんな6月でした。


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