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”イイキルチカラ”を培いたい

ロバートの雰囲気ことわざというネタがかなりスキ。無意味なことに笑いという意味を生み出すという洒脱なアプローチがさすがだなあと思うこともさることながら、この「雰囲気ことわざ道場」の標語という設定でホワイトボードに書いてある”イイキルチカラ”という言葉、いちいち世の中の今の悶々をとらえてくる感じ。やっぱり秋山という芸人には、物事の本質を見抜く能力が極めて高く備わっているんだろうなと思うばかりなのであります。

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言い切るのは、ほんとに怖いことで、これほどまでに世の中を情報が飛び交い、自分の実体験と乖離した情報すらも入ってくる毎日を人々が送り、一億総耳年増状態なこの現代日本において、何かを言い切ることは、否が応でも想定されてしまう反論をわかったうえで、振り切って自分の立場を表明することだから。ついつい誰もが「神の目線」で評論をしてしまいがちで、なんも言ってないよね?という安全領域での発言だったり、あるいは無言になったり、誰だって怖いわけで、そんな中で、「イイキルチカラ」って、自分がそのトピックの当事者として確かに参戦していかないと発動できないことだと思うのです。

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これって、訓練というか、クセ付けをして、嫌われる勇気を養って、かつただ感情に任せて発言するのではなく見る人のコトも思いやって振る舞わないとできない、すごい難しいことであり、でも同時に、できる人にはなんでもなくできるんだろうなあとも思うわけです。僕は、訓練がいる側の人間なので、まずは語尾から、言い切っていこうかなと思います。自分の立っている場所に、ちゃんと当事者として存在することは、傷つくことも多いけど、きっと生きてる感覚が得られるはずだと思うのです。はい。そんな取り留めもないメモ。

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