いま、いまを見つめること
しれっと5日ほど書き飛ばしている。
実家に帰って参りました。
諸用にて。
一人暮らしの東京と実家では
明らかに体の調子も心の調子も違う。
別の人みたいに違う。
まず実家に帰ってくると通常は
身体がグデングデンになる。
煮込みすぎて野菜がとろとろになったスープみたいになる。
力が抜けて、なにものでもないわたしになる。
そしてこの秋の時期は急に花粉症みたいになる。
毎年、実家で「この時期の花粉」を調べている。
鼻水が止まらない。
あと、顔が痒くなったり口唇炎や口内炎が出来る。5月に帰ってきた時は軽いものもらいもあった。
心は、
東京での思考の多さが一旦ステイになる。
許される。
食欲が出る。夜、すぐ眠れる。
とにかく、18年生活した実家で
こうなるので、
基本のわたしはそういう人間なんだろうと思う。
テキトーで、人任せで、風任せで。
なるほど、「どれくらい大人になったのか」というのを知るには
東京−地元=で出るのだな
な、テキトーだろ?
記憶に残したい、
穏やかな気持ちを貯金したい
そんなきもちになるけど
今日のことは今日のこと。
明日のことは明日のわたしがやるから、
今この時に今のことしっかり見たいなぁ
実家にいると
どうにも言葉が繋がらない
なにについて深く潜っていたのか忘れる。
それこそとろとろに溶けた野菜スープみたいに
中に何が入ってるのかわからなくなる
こうやって文章に書き落としてアウトプット、
なんてやる必要もなくなる。
それが幸せなことかもしれないし
わたしにとっては致命傷かもしれない。
でもどちらの自分もたしかに存在する、と
両方の味を確かめ続けることが
わたしのバランスかもしれない。
生きている。
こんなわたしも。
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