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稼げない夫③

みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?

双方をうつ病と言いあう夫婦。どうなるのでしょう?
【40代夫婦 夫の鑑定続き】

夫曰く(あくまでも夫の言い分を信じるとすれば)
自分はうつ病ではなく、薬も服用していない。
妻は薬を服用し、子育てもままならない。
妻も仕事をテレワークでしているが、自分の稼ぎの方が上。

奥様がMahouの鑑定にいらしてくれた時のあの凛とした姿、言動。
にも関わらず、薬を服用しているという夫の言い分を信じるとするならば、
「なるほど」と思える箇所もあります。

大企業に勤めていて、常にパソコンに入力しながら取材や、議事録を打ち込んでいく習性をお持ちの方も大勢います。
Mahouの鑑定時も同じようにパソコンに打ち込んでいく方が
いないわけでもありません。

しかし、それはかなり数が少ない。
どちらかというとビジネス鑑定の場合が多い。

今回のようにプライベートの感情が伴う鑑定内容の場合、
平均的には、パソコンを打つ心境にはならないのであろうと推測できます。

もしくは、仕事のようにパソコンを打つ姿勢(心意気)でないと
深層心理が表に出てしまって、『素』の自分が出てしまう。
それを隠すために、まるで仕事のように立ち位振る舞う。

おそらく、奥様はこのケースかと思い当たりました。

パソコンに入力すると、Mahou(他人)と目を合わす頻度も
手元でメモをとるより格段と少なくなります。

準備万端、戦闘体制で、鑑定にいらしてくれたわけです。
誤解はしないで頂きたいと切に願いますが、それが悪いことではないんです。

敵対心があれば、来なければいいのですから。
Mahouのところに来てくれると言うこと自体は、どうにかしたいと更なる深層心理で思っている証拠です。

そう言ったことを含めて
ご主人と『Mahouの鑑定を受けに来た功績』と評価しましょう、と
話し合いました。

その後の、ご夫婦は、一歩進んで立ち止まって、ちょっと後退して、の
日々だそうです。
とはいえ、一粒種の可愛いお子さんがいらっしゃいます。

「別れるのは簡単だけれども、子どもを育てる責務が自分にある。」

ようやく慣れてきたサラリーマン生活に、彼は趣味を大切にしつつ
向き合えているようでした。

夢を追う夫を支えたい妻の感情と
我が子を安全に育ててあげたいと思う母の感情、
誰かに守ってもらいたいという女の感情のバランスが崩れてしまうと

私たちも、いつ何時体調を崩すかわかりません。

生きにくい世の中です。

こんなケースを見ていると
『なぜ男と女を作ったのか?』と神に問いたくなるんです。

正解は1つではないけれど
目の前にお子さんがいる以上、やらなければならないことが
私たち大人にはあるんだろうと思います。

目の前の相談者ご主人も大切ですけれど
Mahouは奥様を全力で応援したい所存です(ご主人のお墨付き)

タロットMahou

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