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母親との葛藤④

みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?

心がどんより重くなるシリーズ。一旦今回で区切りましょう。
さまざまなケースは今後もシェアしていきます。
耳が痛い話ですが、いつ何時あなたに降りかかってくるかわかりません。

父親も健在ですが、おそらく認知が進んでいる模様。
後期高齢者の母親は、昭和気質の自分の夫に意見も言えず、食べ切れない食事の量を作り、高価になる果物を用意します。
昔の名残で、新聞紙を3社から購買し続けます。

当然、年金では賄い切れません。
その余波は、独身の娘に影響が出ます。

「お金を貸して欲しい」
返す当てもない申し出です。
娘も断り切れずに、少しずつ貸すものの、もちろん返ってきません。
長男の息子は結婚していて、子どももいる手前頼めないと母親は漏らします。

でも、「独身の自分が引き受けなければならないのか?ずるい。」と
娘は思います。

彼女から長男に伝えたところで、男の子特有の能天気で、切迫した状況が飲み込めないらしく、実家の世話は、独身の彼女だけが動いています。

実家様子を見ると、食べ切れない食材や、埋もれた洋服に、一体何にお金を使っているんだと、怒りが湧いてきます。
生活保護を申請するようにと頼んでも、年老いた母親は動きません。

そんな生活が10年続き、彼女も40を迎えました。
未だ独身です。
独身が悪いのではありませんが、親の面倒を見るのが当たり前のような立場に
生き場所のない思いが募ります。

Mahouの鑑定でも、何度も介護認定の申請を勧めましたが、途中で諦めて
親にお金を渡し続けた10年でした。

切なくなるお話です。
認知の進んだ父親は、娘にはいい顔をするようですが、お金の話になると認知状態が発動し話が進みません。
また、あまりにも娘が父親にお金の話をしようとすると、どうやら娘が帰った後に母親にモラハラをするようで、それもまた忍びありません。

とはいえ、母親の無駄使いも見逃せません。
負のスパイラルです。

とはいえ、このご両親は、新聞紙を3社も購読するくらいですから、自営業だったんです。しかし、自営業ゆえに年金の手配をしっかりしてなかった。
自宅も購入してなく、仮住まいのまま。

わかりやすく言えば、娘さんである彼女は何一つ責任はありません。
長男のようにわりきって、ご両親と距離を取れないのでしょう。

心が優しく、心が弱いのです。

こういったケースが、本当に多い今日この頃です。
毎回伝えるように、あなたはあなたの人生を生きましょう。

親に迷惑をかけない、子どもに迷惑を掛けない。
これがいちばんの親孝行、子孝行です。

と同時に、自分の人生は自分の足で立って生きていきましょう。

今の日本なら、まだ対処ができる国です。
必要な方に、このシリーズが届きますように。

あなただけではないです。
でも、もう自分の人生を見つめて欲しいと思います。

親子といえども、金銭の貸し借りは、御法度です。

タロットMahou


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