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ハッピードリンク【大アルカナⅩⅨ 太陽】

みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?

最近、山梨界隈に行く用事がありまして、毎回ずっと気になっていたんです。
素朴な道並みの中、ポカっと空いた空間に自動販売機がズラッと
並んでいるんです。

ここまでは、日本のどこの田舎道で目にする光景ですが
毎回それなりの立派な看板で「ハッピードリンク」と書かれているんですね?
思わずそれを口にすると、同行者がみんな気にし始めて
「ここにもあった」「あそこにもある」とハッピードリンクスポットが
どんどん発見されます。

そんなことが何回か続いたので、ついに先日帰宅後検索したんです。
そしたら?みなさん、本当に出てきたんですよ。
『ハッピードリンク』

まさか、本当にWIKIにまで載っているとは思わなくって、脱帽。
ちゃんとした会社が、計画的に事業展開しているようです。

さすがです。
まるでサブリミナル効果のような、この看板。なんだかいいことありそうです。
本当に色々なところに存在するんです。

リンク先を見てみると、どうやら2017年の段階で1200箇所だそうです。
そりゃ、目につくわいな。

【大アルカナⅩⅨ 太陽 ハッピーラッキー!】

地方に行くと、自分の知らない世界線がそこに存在したりします。
だからこそ、なるべく窓の外を眺めるようにして、その地域に住んでいらっしゃる
みなさんの生活を感じようと試みます。

洗濯物ひとつとっても、流行りやその地域の学校のイメージが湧きます。
歩いているご老人の姿を見ても、その集落の皆さんの生活っぷりが想像できます。

決しておしゃれではない、「生活じみた」モノたちは、毎日生活しやすいように
配置され存在しています。

羨ましいと思える瞬間です。
もちろん、怠惰なMahouは地方には住めないのは百も承知。
とはいえ、そんな懐かしいゆっくりとした時間が流れるそのワンシーンに
憧れるのです。

微笑ましく思いつつ、一歩奥に踏み込めば、限界集落の気配を感じます。
地方再生を心から願います。

タロットMahou

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