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本気を出そう【大アルカナⅣ 皇帝】

みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?

勤勉なみなさんは、何者かになろうとして
たくさんの勉強をします。

タロット占い『しか』できないMahouから見れば
本当に尊敬の念を持って、頭を下げる思いです。

しかしながら、現代のスクールビジネスの渦に吸い寄せられ
本末転倒に次から次へと勉強科目を増やしてしまう人が多い。

先日も友人から
「アロマの資格を取ったと言っていた人が、数秘術とタロットも学んで
サロンを開店させるらしい」と聞きました。

合わせ技は、アロマのお客様、数秘のお客様、タロットのお客様と
3方向から集客が期待できる手法なので、正しい戦力の一つも言えます。

ヨガの講師が、オリジナリティを出すために他のアイテムを活用し
他の講師と差別化して集客をするのも然り。

とは言え、なかなか現実はうまくいかないのも事実。

そこで私たちは考えるのです。
自分は一体何を目指しているのか?

私たちの目指す本質はなんなのか?

そんな時、以下のツイートがタイムラインで流れてきました。
ぜひお読みください。

1977年、静岡県生まれ  
先天性の緑内障により徐々に視力が低下  
今見えているものが目に映らなくなることは、あまり理解できず  
小学6年生のとき、修学旅行で名古屋へ  
夕食前の自由時間、旅館の窓に広がる街並み、その先に見える沈む夕陽に魅入る 
その後、しばらくして失明する  
日本で唯一の国立の視覚特別支援学校である、  
筑波大学付属盲学校中学部に進学  
小さいころから全盲という学生がほとんど  
みな、目が見えないなりの楽しみ方を知っていることに驚く  
目が見えなくても楽しいことはたくさんあるんだ!
中学2年、図書館で読書感想文の題材本を探す  
そこで、一冊の本に出会う  
日本で初めて点字を使って司法試験に合格した人物、竹下義樹弁護士の自伝『ぶつかって、ぶつかって』  
「失明により将来の可能性は閉ざされた」と思っていた自分…  
目が見えなくても、頑張って勉強すれば、  
弁護士という社会的責任の重い仕事に就くことができることを知る  
弁護士になって困っている誰かのために働くことができたら、目が見えないというコンプレックスからも自由になれるじゃないか!  
筑波の高等部を経て、慶應義塾大学法学部に合格  
死に物狂いで司法試験を勉強する毎日  
ボランティアに点字に翻訳してもらったり、読み上げソフトを使って音読で学んだり  
大学4年のときに1回目の司法試験を受験  
合格ラインの半分にも満たない、散々な結果…  
その後、静岡の実家に戻り、  
周囲をよそに、一人黙々と勉強  
しかし、2年目も、3年目も不合格  
そして「本当に今度こそ」と迎えた4回目  
不合格…  
さすがにもう親に、  
「もう1年やらせてほしい」とは言えない…  
出た言葉は「どうしたらいいかわからない…やめるべきかもしれない…」  
すると母親が一言、  
「迷ったときには ”自分の心が温かい” と感じるほうを選びなさい」と  
もう一度、自分の心に聞いてみる  
つらい受験勉強をまた1年頑張れるのか…  
本当に弁護士になりたいのか…  
何度も問うた先の答えは、  
「…弁護士になって、困っている誰かを助けたい!」  
弁護士バッヂをつけて裁判所の中を闊歩する自分を想像すると、心が温かくなった 燃えている気持ちを確かめ、「もう一度がんばろう」と覚悟を決める   
1年後の2006年9月21日 合格一覧が掲示される法務省へひとり向かう  
自分ではわからないので、近くの警備員さんに受験票を渡し、番号を見てもらう 「…ありましたよ、番号、おめでとうございます…!」  
あった…、あったんだ… 本当に合格したんだ…  
警備員さんの声に、涙があふれて止まらなかった 「困難にぶつかったとき、できない理由を探せば、簡単に見つかります。目が見えないから無理、とかね。でもそこで踏み留まってできる方法を探せば、大抵の場合、見つかるのです。できる方法を探そうと思えるかどうか、そこが人生の分かれ目です!」そう話すのが、 おおごだ法律事務所 代表弁護士 大胡田 誠さん!

純粋に心打たれる文章です。

何故か?
それは「自分と戦って勝ち得た実績」だからではないか?と思います。

エゴは一切ありません。
誰かに自分がどう見られるか?よりも
誰かのために役に立ちたい一心です。
そのために弁護士という資格を取ろうという信念です。

弁護士で生計を立てよう、よりも
弁護士で誰かのために役に立ちたい、という信念です。

生計を立てるためだけであれば、ある意味、目が見えない状況で
ありとあらゆる国からの援助で生きていく事はできたでしょう。

その道を選ばず、点字と音声のみの勉強法で、国家資格を取得したのです。

アロマでもタロットでも、数秘でもヨガでも
どこまでもどこまでも勉強と研究をし続けていくならば
終わりがないとMahouは個人的に思うのですが

もうタロットはわかった、アロマは勉強する必要がない、と
発言する人ほど、たくさんの勉強をしていたりします。

本末転倒ではありませんか?
どれか一つでいいんです。
それを極める「本気」を出しましょうよ。

本気だから結果が出るんです。
うわべではない「プロとしての実績」。

【大アルカナⅣ 皇帝 自分の世界を作る】

暗記だけではない、「実績」を積みましょう。
現場を踏むことで、納得、理解することが唯一の近道。

手で触り、空気を読み、肌で感じ、その時何を自分は思ったのか?

SNSで流れてくる虚言の世界を鵜呑みにしてはいけません。
あなたが見ているSNSの投稿者も、画面外ではものすごい努力をしていたり
画面上は作り上げた架空のものだったり、文章も同様。
言葉は人の数だけ意味合いが違います。

他人の世界は気にしない。
自分の世界に集中して、本気を出しましょう。

居心地の良い世界は、自分で作り上げた世界です。

タロットMahou


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