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視線【大アルカナⅩⅧ 月】

みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?

先日、鍼灸の帰りに、ボーッと電車内で着席をしていると
何やら視線を感じました。

斜め向かいに座る70代オーバーの男性と目が合います。
『?』

Mahouは何を着ても見た目が派手なので、何故だか?よくジロジロと見られてしまいますが、それにしてもガン見です。
いつものことではありますが、今回はちょっと気になる。

なんだか?視線から受ける印象に違和感が湧くのです。
『宇宙人だったりして?』
そんなことを考えながら、こちらもチロチロと見てしまいます。

例えるなら、瞳孔が開いたままずっとこちらを見ている感じなんです。

最初は好奇心のドキドキでした。
でも途中で気がついたんです。
他にも視線を感じると。。。

そこで、目線を隣に移します。

2つ空席を開けてそこに座っていた男性も(60代後半)も
Mahouをガン見しています。

流石に緊張感が走るドキドキに変わります。

「2つ席を空けているとはいえ、同じグループなのだろうか?」
そんな可能性も考えましたが、どうやら違うらしい。

でも、2人ともMahouを見ています。
『鍼灸をやってもらっているうちに眉毛が取れたかな?』
『洋服を裏側で着ているかな?』などと、彼らが食い入るように見つめる理由を
確認してみましたが、思い当たりません。

何よりも、お二人の視線がおかしい。

乗り換え駅になって、慌てて席を立ちました。

【大アルカナⅩⅧ 月 日常に潜む怪しさ】

乗り換えの階段を登りながら、
『あの人たちなんだったんだろう?』と思い返します。

『もし宇宙人がいて、すでに地球人のフリをして日常に溶け込んでいるならば
あんな感じなのかもしれない。』

そんなことを考えながら、次の電車に乗り込み、やはり着席。

しばらくボーッとしていたら、またもや肌がピリピリします。
『今度はどこから?!!!』

目の前に立つ男性とパッと目があいます。
『席に座りたいのか?』と一般的な推測を立てますが、先ほどのことがあるので
妙に心臓がドキドキします。

このおじさん、白目が少なく黒目が大きい。
ホラー映画にありがちな「悪魔に乗り移られた目」です。

こわっ!

最寄駅に着き、そそくさと下車しました。
一応デパートを一回りして、厄を落として帰路に着きます。

鍼灸で身体をほぐしたので、うっかり「見えるスイッチ」が入ってしまったのかもしれません。

でも、お化け的な感じではなく、「地球外生命体」みたいな印象の
男性3人だったんです。

こんなこともある日常。
皆さんは経験ありますか?

タロットMahou


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