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逆恨み【大アルカナⅩⅤ 悪魔】

みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?

「私、恨まれているような気がします」

ショッキングな言葉ですが、案外鑑定時に聞く言葉でもあります。

人は、過ちを犯す生き物です。
振り返れば叫びたくなるような人生の黒歴史が、誰にでもあるでしょう。
もちろんMahouもたっぷりあります。

恨みの念が飛んできて、自分が不幸になるってことが、本当にあるのでしょうか?

鑑定の経験値から言えば、あると見えるし、無いとも言えます。

自分が悪いことをしてしまったと言う罪悪感から、
心理的に自ら自分のリズムを崩してしまう人も多いと思えます。

Mahouが引いてしまうような、酷いことをしていても、
平気な顔で生活をしている人も多々います。

因果応報の話を友人としていたら、
友人が本当に純粋に言うんです。

「因果応報受けない人ってどんな人なの?」

つまりは、前述しているように
悪いことをしていても、その後平気で(幸せそうに)生きている人
と言うニュアンスです。

Mahouは思うのです。
ひどいことをした、と仮定して、もしその人にバチが当たっていないのであれば
そのひどいこと以上のハプニングが聞いていないところで起こっていたり、

施餓鬼供養のような「先に恩を周囲に振る舞う」みたいな、
揉めた相手と直接的なやり取りではなく、社会単位でその罪を償うような
慈善活動をしている可能性が高い。
要は、慈善活動で罪を等価交換しているのです。

または、本人に直接罰が降るのではなく、大切にしているもの、家族や仕事などに
不幸が訪れていることが多々あります。

本当に怖いのは、こちらです。
大切なものに仕返しがくる、その時には2倍3倍になっているのです。
だからこそ、人から恨みを買ってはいけない。と常々言うわけです。

あくまでも恨みです、嫌われるのは致し方がない。
人には相性というものがあるのです、その線引きは自力で判断してください。

ここで問題なのは「逆恨み」です。
自分がそこまで恨まれる必要がない事柄を、恨んでくる、というニュアンス。

【大アルカナⅩⅤ 悪魔 闇に負けない】

これも人生の中では多々起こりうるでしょう。
簡単に言えば「誤解」もしくは「言いがかり」です。

でも、本当に先方の言いがかりであれば、「逆恨み」は対して影響が出ないと
Mahou個人的経験では感じます。

どこかで先方も「自分が言いがかりをしている」と理解しているからです。

だから「逆恨みの念」はさほど強くはない。

それなのに「逆恨みをされている」と思っている本人自体が、、、
やはり問題なのではないのかな?と思ったりもします。

人に恨まれるようなことしてはいけないし
人に恨まれているからうまくいかないんだ、という理由にしてもいけないのです。

もちろんごくたまに「先祖代々の因縁」みたいなケースもありますので
全部が全部と断定はしませんが、そう言ったケースは
何もしていないのに、目も当てられないことが起こり続けますので
わかりやすくもあります。

うまくいかない時は、人のせいにするのではなく
自分の生活を省みることです。

自分自身で人生を築いていくことが、生きる意味となります。

タロットMahou

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