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こんな占い師はイヤだ◆自戒を込めて

こんばんは! 白樺の騎士団・七庭(ななば)です。

今回は、占いやスピリチュアルで腹が立った経験について書きました。

「占いを仕事にしているのに、こんなこと書いて大丈夫かな?」と思うほど、ぶっちゃけた内容なっています(笑)

読んでいただけたら嬉しいです!

この記事には、占師として活動する自分自身への戒めを込めさせていただきました。

「人の振り見て我が振り直せ」の言葉を胸に、これからも皆様と共に歩んでいけたら幸いです。

本日もよろしくお願いします!

◆◆◆イベント・対面鑑定編◆◆◆

①話を聞かないで決めつける占い師

【エピソード1】イベントにて

私が占いを仕事にする前のことです。

とある占いイベントで、5~6人の占い師の方々と交流する機会がありました。

そのイベントは、占いに興味がない方でも気軽に参加できるプチパーティーのようなものだったのですが、その日はなぜかプロの占い師の方ばかりが集まっていたのです。

しかもその方々はほぼ全員が顔見知りで、主催者の方もその方々と懇意にしていらっしゃるとのこと。

一般人の私にとってはかなりアウェーな環境でした(苦笑)。

それでも、「プロの占い師さんのお話をしっかり聴いて学ばなきゃ!」と気持ちを切り替え、頑張ったのですが・・・。

内輪の話(占い業界の話)がほとんどで、全く話に入っていくことができませんでした。

4時間以上、相槌を打ち続けることしかできなかった私・・・(苦笑)

喋ったのは、最初の自己紹介のときくらいでした(笑)

私自身にも至らない点はあったと思いますが、他の参加者の方々と私の年齢が離れ過ぎていたことも失敗の原因かなと思います。(参加申し込みの段階では、他の参加者の年齢はわからないので仕方ないのですが・・・)

会話を楽しむことができないままイベントは終了。

解散後、帰る方向が同じだった方とようやく話すことができました。

その方は、占星術とタロットを専門にしている占い師さん。

「最後の最後に占い師の方と話せて良かった…」と思っていた矢先、その方のある発言に私は怒りを覚えました。


「自己紹介のときに●●座って言ってたよね?

じゃあ▲▲な感じで××なんでしょ?」


その方が私の話を聞く前に、勝手に私の性格を分析してきたことがとても嫌でした。

占いの鑑定中にそういうことを言われるのは構わないのですが、普通の会話の途中に初対面の人に自分の性格を決めつけられるのは不快でしかありません。

占い師さんは職業柄、人の性格を分析することが多いので、その癖が無意識のうちに出てしまったのだと思いますが、そこはちゃんと線引きしてほしいなと思います。

「占い師の言葉」というのは、場合によっては人の人生を大きく変えうるもの。

(鑑定の場においてはもちろん、それ以外の場においても)

そのことを占い師は肝に銘じるべきだと思います。

軽々しく誰かの人格を決めつけるなんて、もってのほかです。

そして、●●座の人というレッテルをはる前に、目の前にいる私を見てほしかったなと思います。

その占い師さんのように、自分が知っている枠に目の前の人を当てはめようとしてしまうケースは多いはず。

もしかしたら、経験豊富で自信がある占い師さんほど陥りがちな失敗なのかもしれません。

経験や知識に頼って、目の前の人とちゃんと向き合わなくなってしまわないように…

ご依頼者様と真摯に向き合っていこうと改めて思いました。


【エピソード2】霊視によるカウンセリングにて

これも、私が占師になる前のことです。

霊視ができる方に、スピリチュアルカウンセリングをしていただいたことがあります。

その方は幼い頃から霊感が強く、生まれ持った神秘的な力で多くの方々を救ってこられたとのこと。

いわゆる「見える人」です。

実際にお会いしてお話を伺っていると、本当に様々な霊的存在が見えているんだなということを私も感じとりました。

ただ、会話が噛み合わないのです。

その方が、私の話を途中で遮って話し出すので、私の言いたいことが正確に伝わらず、苛立ちを覚えました。

「言いたいことを最後まで言わせてもらえないのって、こんなにストレスなんだな」と思ったことをはっきりと覚えています。

また、私が話し終わる前に私の考えを決めつけられてしまうことが非常に悲しかったです。

アドバイスをいただいても、「そういう質問をしたわけじゃないのになあ」と思うようなずれたアドバイスが多く、内心ため息をついていました。

「どんなにすごい才能を持っていても、コミュニケーションがうまくとれないと、人を満足させる仕事はできない」

そのことを、その日改めて痛感しました。


②自分を棚に上げる占い師

前の項目で書いた「とある占いイベント」で、下記のような発言がありました。

「●●神宮は、危ないのよ。人々の欲望が渦巻いてるの。"ちょうだい、ちょうだい"ってエネルギーでいっぱいなんだから」

私は、その発言を聞いて嫌な気持ちになりました。

自分自身も欲望を持っているにも関わらず、それを無視した上で他の人の欲望だけを非難しているような言い方をしていたからです。

まるで自分には欲望なんてない、というように。

確かに、有名な神社やパワースポットには人間が発した「良くない念」が飛んでいると言われています。

人によっては、それに対して対策をとる必要もあるでしょう。

でも、そのようなネガティブな念は誰もが持っているもの。

自分のことを棚に上げて他人を責めるのは違うんじゃないかなと思うのです。


③自分を特別扱いする占い師

前述した「とある占いイベント」でのこと。

オススメの神社の話になったときに、ある方がご自分の信仰について語りはじめました。

「私は●●神社以外の神社には行かない」

「私は毎月▲の日に、××をお供えに行っている」

ざっくり言うと、そのような内容だったと思います。

その話の内容自体は悪くないのですが、その方の態度が気になりました。

「私はこんなに徹底して神様を信じているのよ。神社にいくらかけてると思ってるの? 私の方があなたたちより守られているに決まってるわ」というような言い方だったのです。

一言でいうと、「自分の信仰の仕方がいちばん正しい、だからいちばんご利益があるはず」と思っているような感じでしょうか。

残念ながら、信心深い方の中には、信心深くない方を見下す方もいます。

「●●している私は何もしていない誰かより徳を積んでいるのよ」と、思ってしまうのです。

特に占いやスピリチュアルが好きな人は、そのような思考に陥りやすいので、私も常に気をつけています。


お読みいただき、ありがとうございました!

鑑定のご依頼、ご質問等はいつでもお待ちしております。

mahorono28@gmail.com














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