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メモをとりながら話を聞くのが苦手だった◆五感の話

こんばんは! 白樺の騎士団・七庭(ななば)です。

今回は、五感(視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚)について書かせていただきます。

占いやスピリチュアルに関わる人にとって、五感を使うことはとても大切なことです。(もちろんその他の方々にとっても、生きていく上で必要不可欠なことですが)

五つの感覚のうち、どの感覚が敏感かどうかは人によって違いますよね。

("敏感"というのは単純に視力や聴力が良いということではなく、その感覚からスムーズに情報を取り入れて処理できるということをさしています)

ただ、感覚に個人差があるという事実は多くの場面で見落とされがちです。

私の場合、聴覚から入ってくる情報を処理するのが苦手だったので、就職先で電話対応をしていたときは本当に苦労しました。

しかし周りの方々は聴覚が敏感だったので、自分の苦労が全く理解してもらえず悩んだ記憶があります。

本日は、自分の感覚を上手に活用する方法について考えてみました。

また、タイトルにある私の失敗談も紹介させていただきます。

読んでいただけたら嬉しいです(^^)


◆どの感覚が敏感なのかを知る

まずは自分の感覚の強みを把握しましょう。

下記のチェックリストをご覧いただき、どの項目に多くチェックがつくか確認してみてください。

※画像をタップすると拡大できます。

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診断結果は下記の通りです。


Aが多かった方…視覚が敏感なタイプ

Bが多かった方…聴覚が敏感なタイプ

Cが多かった方…触覚が敏感なタイプ

Dが多かった方…嗅覚が敏感なタイプ

Eが多かった方…味覚が敏感なタイプ

※チェックが多い項目が複数ある方は、敏感な感覚も複数あるということになります。


いかがでしたか?

ちなみに私は視覚が敏感なタイプでした。

次に、敏感な感覚を活かす方法をタイプ別に紹介させていただきますね。



◆感覚を活かす方法

【視覚が敏感なタイプ】

デザインの仕事や校閲、編集の仕事をする。書類のチェックが得意なので事務職もオススメ。

相手の変化に気づきやすいので、それをコミュニケーションに活かす。(例:メイクや髪型、ファッションを変えた人を褒める。ただし褒める相手や褒め言葉は慎重に選んでください)

美しいものや面白いものを見つけて楽しむ。動物植物を育てて、その成長を見守るのも良いと思います。目に見える変化に喜びを見出せるはずです。天体観測流れ星探しも素敵ですね!

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(視覚タイプの私から一言)↑たまたま通りかかった場所に咲いていたアジサイに気づき思わず写真を撮りました。視覚タイプの方はこういう嬉しい発見をたくさんできますよ!


【聴覚が敏感なタイプ】

音楽関係の仕事をする。通訳電話対応業務なども良いと思います。ちなみにコールセンターにお勤めの方は大半が聴覚タイプです。(あくまで私個人の見解ですが)

声のトーンから相手の感情や状態を把握するのが得意なので、それをコミュニケーションに活かす。(例:元気のない相手には低めのテンションで話す。逆にハイテンションの相手に対しては自分もテンションを上げて話す)

音楽自然界の音を楽しむ。鳥や虫の鳴き声、波の音、風に揺れる葉の音…様々な音に耳を傾けてみてください。きっと普段の生活がいつもより素敵なものになると思います。

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【触覚が敏感なタイプ】

製品に関する仕事や、アクセサリーや美容品など身につけるものに関する仕事をする。

・スキンシップが苦手でなければ、親しい人や動物と触れ合ってみる。ただ、スキンシップをとる相手やタイミングは慎重に選んでください。

触り心地が良いもの付け心地が良いものを身の回りに置いてリラックスする。

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【嗅覚が敏感なタイプ】

・ソムリエや調香師など香りに関する仕事をする。

香りや良い匂いに気づきやすいので、それをコミュニケーションに活かす。(例:相手のコロンの香りを褒める)

アロマ香水の香り、自然界の香り(花の香りや木の香りなど)を楽しむ。集中力を高めたいときや、リラックスしたいときに香りを活用するのも良いと思います。

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【味覚が敏感なタイプ】

食べ物に関係する仕事。調理師や栄養士など。

グルメに関する話題でコミュニケーションをとる。仲間同士でグルメ情報を交換するのも楽しいですね。

おいしいものを味わう。食を大事にすることが、人生の質を向上させてくれます。

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◆敏感でない感覚を上手に使うには?

最後に、敏感でない感覚をうまく使わなくてはならないときの対処法を紹介させていただきます。

冒頭に書いた通り、私は聴覚から入ってくる情報の処理が苦手です。

聞き間違いが多く、リスニングテストも不得意でした。

そのため就職先でコールセンター系の部署に配属されることになったときは苦労の連続(汗)。

特に、話を聞きながらメモをとるのが苦手でした。

もともと聞くのが苦手なのに、さらに書くという別の動作をしなければならないのが自分にとっては大変だったのです。

しかも電話相手はこちらに構わず早口で話し続けるので、書くタイミングが思うように掴めません。

「メモをとらない=やる気がない」と判断され、怒られたこともあります。

そこで私は、自分の中で「相手の話の内容を掴むまで、どんなに時間をかけても良い」というルールをつくりました。

電話対応の研修では、「電話相手を待たせることはいけない。素早く話を理解し、対応するべき」と言われていましたが、それはあくまで理想論。

仕事を正確に行うことの方が、スピードより大事です。(正確性のないスピードには意味がないですよね)

そして自分がメモをとっている最中に相手が話を進めないよう、メモする内容を声に出しながら書いていました。(つまり相手の言葉を復唱しながらメモを書いていたということです)

対策をとりはじめてから、多少仕事がスムーズに進むようになった気がします。


苦手な感覚を使うときのコツは下記の通りです。


相手や周囲に遠慮せず、時間をかけて対応する


苦手な感覚を使わずに済むのが理想ですが、どうしてもそれを使わなくてはならない状況にあるときは、是非この方法をお試しください。

仕事の場合、時間をかけたことを怒られたとしても、自分をその部署に配属した会社側にも責任があるので必要以上に気にしなくて大丈夫ですよ。

もしどうしてもその仕事が合わないのであれば、転職や部署異動を視野に入れると良いと思います。(実際、私はその後電話対応が一切ない仕事に転職しました)

周りの人ができている中で自分だけができていないと落ち込んでしまいますが、自分を責めなくて大丈夫ですよ。

今回はたまたま自分の苦手なことに出くわしてしまい、それを得意としている人に囲まれてしまっただけで、自分が活躍できる場所は必ずあります。

全ての人がそれぞれ自分に合うものを見つけ、その才能を存分に伸ばしていける社会になったら素敵ですよね。


本日もお読みいただき、ありがとうございました!

鑑定のご依頼、ご質問等、いつでもお待ちしております。

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