野邉まほろ(NOBE MAHORO)

「わたしを、カタチにする」 * https://profu.link/u/mahoro…

野邉まほろ(NOBE MAHORO)

「わたしを、カタチにする」 * https://profu.link/u/mahoroba

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『MY レシピ』〜ズボラ女子の素敵な素敵な朝ごはん〜

朝ごはんを作り続けて、ちょうど3年。今日は改めて、わたしを変えた「朝ごはん」について、シェアしたいと思います。 「まほろちゃんって、キラキラ女子だよね。」「丁寧な毎日を過ごしてそう。」SNSを見てる人に言われるけど、実は朝ごはんを作ってるわたしって、「本物」じゃないんです。 【1/5】有名なズボラ女子。あだ名はジャイアン。 ドライヤーは1年半持ってなかった。でもお風呂は朝に入る。濡れた髪は、自転車を漕いでる間に乾くと思ってた。下着は中学校から同じ。サイズは違うし、変色も

    • Day0:アラサーの私は、人生に迷って家出した

      新卒リクルート5年目 27歳営業職 都内在住 マンション犬彼氏あり そんな私は同棲中の家に帰るなり、 彼氏と愛犬にこう告げる 「ちょっと1ヶ月、家出します」 「はーい」 この一言から、 私の家出生活は始まることになる。 2021年3月31日、家出前日このままでいいのかなあ。 そうつぶやいていたら、 2021年も4分の1が終わった。 気づかない間に桜が咲いて、 気づかない間に満開になって、 気づいた時にはもう散り始めていた。 毎日のようにメールボックスへ届く 職

      • 27歳会社員、新しい自分の始め方が分からない

        暇な時間をどうすることもできず、テレビをつける 自分より若い人が長い長い下積み時代を経て SNSをきっかけにバズっているらしい はあ、またか 応援したくなる気持ちより ちょっとした嫉妬心と劣等感で 素直に喜べない私は まだまだ若いのか、心が真っ黒なのか 私はここまで努力できるものがあるのかな 日の目を見ない期間が長くても 周りの人に認められなくても それでも自分の進む道を信じて突き進める 進みたいと思える何かがあるだろうか  やりたいことリストが埋まらない一年が始

        • 「摂食障害」について、わたしが語るのをやめるとき

          渋谷の駅で、今日もドキドキしながら待つ。目の前を通り過ぎる女の子が、全員「その子」に見えて仕方ない。 「まほろさんですか?」と声をかけてくれた女の子の顔を見て、一気に私の緊張も緩む。裏垢での呟きからは想像できないほど明るく、笑顔が本当に似合う彼女は、たくさんの人が行き交う渋谷の街にすっかり溶け込んでいる。 顔も本名も分からない。何歳なのかも分からなければ、性別さえ検討がつかない。もしかすると画面の向こうに、「その子」は存在しないのかもしれない。 私はこの3年間、そんな「

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        • アラサー女子の家出生活
          1本
        • なりたい自分になる
          3本
        • 教えてもらった大切なこと
          1本
        • 働くってむずかしい
          3本

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          #新卒リアル03 新人賞を目指した1年間と、これからのこと

          眩しいライト。数千人の社員が敷き詰められた会場。BGMに選んだ自分のテーマ曲が、大きな会場に響き渡る。その一点だけに集められた視線の中、ランウェイの上を少し緊張しながら歩く。 今日は、会社の新人賞が発表される日。同期の中で、一番いい取り組みをした人におくられる賞だ。1年前、わたしは今日絶対にこの場に立つんだと、強く決意した。 新人賞を取ると決めた日1年前。入社してすぐのこと。上司に「自分にキャップをはめるのがうまいよね」と言われた。 「ああ、そうだ」とすぐ納得した。人か

          #新卒リアル03 新人賞を目指した1年間と、これからのこと

          #新卒リアル02 わたしは今日も、会社に行きたくない

          「 ーーーー 行きたくないかも。」 いつも通りの時間に起きて、いつも通りの準備をして、ドアノブに手をかけたとき、ふと思った。 いつもと何も変わらない月曜日。だけどなぜか、ドアノブが重たく感じる。 「きっと、気のせい。たぶん、大丈夫。会社に行きさえすれば、きっと楽しくなるから。がんばれ、自分。」 小さな違和感に蓋をして、力いっぱいドアノブをひねる。 なんで、頑張れないんだろう当たり前に行けていたはずなのに、日に日に、"会社に行くための"エネルギーが必要になった。会社に行

          #新卒リアル02 わたしは今日も、会社に行きたくない

          #新卒リアル01 今日もがんばる、1年目のわたしに

          わたしは、都内の会社に勤める新卒1年目。 もうすぐ入社して1年が経つ。この1年は、思っていた以上に苦しくて、思っていた以上にあっという間だった。 志望動機が言えないわたし就活生だった頃のわたしは、「弊社でやりたいことは?」「志望動機は?」って聞かれるのが嫌すぎて、就活するのをやめた。 一生懸命、一生懸命、その会社でやりたいことを絞り出そうとしたけど、全く思い浮かばなかった。どの会社の仕事も興味がわかなかった。 就活が解禁しても、わたしは1社もエントリーしなかった。とい

          #新卒リアル01 今日もがんばる、1年目のわたしに

          世界一おせっかいな家族が、わたしに残してくれたもの

          ある夜、通信教育教材の営業をしにきたおじさんが、一緒に食卓で晩ご飯を食べていた。ある冬、実家に帰省したらドイツ人家族8人がいた。ある日、お父さんがヒッチハイク中の人を家に連れて帰ってきた。ある夏、外国人が2ヶ月間タダでわたしの家に住んでいた。(もちろん、おいしいご飯も) 小さい頃からこういう光景を見続けていたわたしは、いつも思った。————— どんだけ、おせっかいな家族なんだ。 ここ何年かの話じゃない。きっと、わたしが生まれる前からずっと、わたしの家はこうだった。きっと世

          世界一おせっかいな家族が、わたしに残してくれたもの

          「もう食べたくない。誰かわたしを止めて」 6年間の摂食障害を越えて、向き合った自分のカラダ

          友達との夕食を終え、電車で最寄駅まで帰る。駅中にあるコンビニへ駆け込み、目に入ったお弁当を片手にレジへと並ぶ。自然に目線はレジ横にあるケースへと移り、口が勝手に追加注文をしている。 近くの暗い駐車場を探し、誰にも見つからないよう車の陰に隠れ、手で弁当の具を自分の口へと押し込む。「もう食べたくない。誰かわたしを止めてほしい」そんな思いを無視して、過食したいという衝動と、溢れる涙は止まらない。 大学4年生になった春。「過食症」という摂食障害を6年抱えていた当時のわたしが、この

          「もう食べたくない。誰かわたしを止めて」 6年間の摂食障害を越えて、向き合った自分のカラダ