世界一おせっかいな家族が、わたしに残してくれたもの
ある夜、通信教育教材の営業をしにきたおじさんが、一緒に食卓で晩ご飯を食べていた。ある冬、実家に帰省したらドイツ人家族8人がいた。ある日、お父さんがヒッチハイク中の人を家に連れて帰ってきた。ある夏、外国人が2ヶ月間タダでわたしの家に住んでいた。(もちろん、おいしいご飯も)
小さい頃からこういう光景を見続けていたわたしは、いつも思った。————— どんだけ、おせっかいな家族なんだ。
ここ何年かの話じゃない。きっと、わたしが生まれる前からずっと、わたしの家はこうだった。きっと世