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人を支えているもの

人がその人自身でいるための原動力ってなんだろう?
一人一人にその人なりの答えがありそうな質問…。

もちろん肉体を持ってる以上、生きる上で必要な物質や環境がないと難しい。
ただそれだけでは人はその人らしく生きる事はできない。
どんなに物質的に恵まれた環境でも、生きているのにどこか満たされず、
幸せを感じられないのだ。
例え本来の自分と離れた自分を上手に魅せて豊かさを掴めても、どこか苦しい。
人ってすごく複雑だと思う。

その人自身でいるための原動力は人それぞれだが、きっと誰にも響く共通点があると私は思っている。
それは「本心からのもの。偽りのない正直なもの。感覚に届くもの」だ。
そんなものに出会った時、その人の中に自然さが残っていたら、
五感のセンサーが反応して必ずハッと気付かせてくれる。
格好良く繕われた言葉より、イビツでも本音を隠さない表現の方が心に響くのは何故だろう?
どうしようもない位さらけ出したユーモアで大笑いできるのは何でなんだろう?
人はそんなものに触れた時、自分自身を思い出して、生きる力が湧いて来る様な気がするのだ。

私がmahochaとしてブレンド茶作りを続けているのも、薬草のパワフルな香りと味わいに五感を通して救われたから。
誰かに見られることがなくても足元で咲く花の様な存在は身近にも沢山いる。
その事に気が付けたら、それは幸せだと思う。



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