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繊細だからわかること。

私は立派な中年女だが、最近になってようやく腹から自分と和解したことがある。
それは子供の頃からずっと私の中にある繊細さからの疲労と苦しさだ。

人にはそれぞれの個性と生まれてからのその人だけの物語があり、そのどれもが比べようの無いものだと思うが、私の場合、保育園に一人で通っていた位、割と早い時期から大人に成らざるを得ない環境だった。
周りの人の感情を受け取りやすいところがあり、人間関係の中の怒りや妬み、依存的な中にいると家に帰ってから寝込んでしまうこともよくあったし、自分に自信を持てないことで苦しむ時間が多かった。

社会に出て沢山の人達との経験から、この繊細さは皆が持っている感覚では無く、
私の個性だと気付いた。今でこそSNSなどでいろんな情報を得られるが、当時は一般的でなかったので、その分自分と向き合う時間も長かったような気がする。

繊細と聞くとちょっと取っつきにくい感じがあるかもしれないが、実は今している仕事は全てこの繊細さのお陰で成り立っていることに気付いた。
心に響くブレンド茶を作るのに、世の中の雰囲気や今を生きる人の気持ちを感じたり、使う素材の香りや味、パワーを人一倍受け取っていることも最近知ることができた。
この感覚があるから感じられる感動が沢山あったのだ。

自分のパーソナルな事を発信するのは勇気がいるけれど、これからもnoteでは本音を出す場にしたいと思う。
他に変えのいない一人一人が自由にオリジナルな生き方が出来る世界に少しづつ進んでいるような気がしている2022年12月。





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