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最近の「学校行かなくていいよ」キャンペーンについて思うこと

今週、安曇野から東京に出向いていろいろ仕事をしてきました。

その中の重要な仕事のひとつ「Voicy収録」!

本日公開した内容は「3,000人突破キャンペーン!スペシャルトーク」と題していつもの倍、たっぷりトークです。

・・・と言っても、

久しぶりに会った2人の母親が

「最近どう?学校行ってる?」
「行ってるけど、ちょっとだけねーwww」

みたいな話をしているだけです笑

改めて聞き直したら、ただの近況報告会になっていました・・。

が、その中で大切な話をしていたので、そこは是非皆さんにも聞いていただきたいなと思います。

「休んでもいいよ」キャンペーンについて思うこと

ここ数年、夏休みが終わるころになると「学校行かなくていいよ」キャンペーンが始まるようになりました。

9月に子どもの自殺者が増えていて、当初は「無理してまで行かなくていんだよ」ということを浸透させてくれたので、とてもいいなーと思っていたんですが。

最近はちょっとその、
「行かなくてもいい」という言葉だけがハッシュタグなどでキャンペーン的に広まり、大切なことが見逃されているのでは?という不安を感じていました。

「学校に行きたくない」=「行かなくてもいい」

という単純な話ではないことを理解した上ならいいのですが。

行きたくないという子どもの心の裏側には、ひとりひとり違うたくさんの葛藤があります。

大事なのは「子ども一人ひとりの胸の内に目を向けて寄り添っていくこと」であり、むやみに「大人が行かなくてもいいと伝えることではない」と、私は思うのです。

こういった(学校に行くのを負担に感じる子どもがいること)が、事実として世の中に広まっていったのは非常によいことで、これに救われた子どもたちや親御さんもたくさんいるはずです。

ただ、行きたくないと言っている子どもの心の中には、

  • 本当はみんなと同じように行きたい

  • 行かない自分はずるい

  • 行かなくてはいけないのでは?

  • 行けない自分を受け入れたくない

などなど・・その子によってたくさんの小さな思いがある。

次の段階として、そこに目を向けることを大切にしていけたらいいなと思いました。

『行かなくてもいいよ』と言われた子どもの気持ちって?

そんな話をちょこっとしてます。

というわけで、近況報告の中にも

  • 子どもの気持ちの裏側にあるもの

  • 支援学級のスタイルが地域ごとに違うこと

  • 教室で授業は受けたくない子どもの選択肢

  • 行きしぶりを親子で乗り越えるヒント

などなど、

なにげにお役に立てるのではないでしょうか。

冷静に聞くと、私も悦子さんも「いろんな選択肢」を持っていて、試行錯誤し、

結果的に「その時に自分にも子どもにもベストな選択」を見つけているのかなーと思いました。

正解はわかりませんが、今の私たち親子にとっては、今の選択が最善だと感じています。

とにかく、私たちは本当に楽しくおしゃべりしていますww

こんな感じでいいんだー、と気楽になってもらえると、うれしいです。


横浜のホテルからの夜景。
都会は明るい。
京急線がチラッと見えてテンションあがる。

私がいない間に、北アルプスは雪景色になっていました。

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