毎日の目標を立てる
私が過去に目標を立てて、実行し成果を実感できたのは留学の為に英語の勉強をした時だけでした。
保育の仕事では、保育目標を立てて毎日過ごしていましたが、数字で目に見えるわけではないので、成果を感じることが私自身はとても難しく感じていました。
保育は日々の積み重ね、いろいろな人、環境の影響があって、すぐに効果ができるようなものはありません。
だから、保育は成果はわからないものだと思ってきていました。
フリーランス保育士になって、現在は主にベビーシッターの仕事をしていますが、集客、売上、専門知識の向上、その他について見直すことにし、改めて目標設定について考えました。
今までは、人に見せるための目標で立てたら終わり。
振り返りの時に、目標を思い出すという意味のない目標設定でしたが、本格的に目標を達成するための行動目標を立てていくことにしました。
始めは、目標の言い回しが曖昧で、振り返りの時に「ここまでできたし、達成でいいよな。」という曖昧な評価になっていました。
次は、誰が見ても一目瞭然に達成、未達成がわかるように数値化したり、達成度合いを明確にして目標設定しました。
目標が明確になることで、「ここまでしないと未達成になる。」ということがはっきりとしているので、取り組み姿勢も変わりました。
また、達成が続くようになると、そこで気付くのが「確実に達成する目標しか立てていないな。」ということです。
気付いたら、改善。毎回ではありませんが、少し頑張らないと達成できない目標も少しずつ立てられるようになり、それでも達成ができていきました。
達成できる経験が積み重なることで私の自信にも繋がってきました。
そして、もう一つ気付いたことが、保育士だった時と目標を立てる時の視点が違うことです。
今は、行動目標を立てているので、行動の結果ではなく、行動したかどうかに焦点を当て、できたを積み重ねることができます。
でも、保育士の時は、行動目標を立てているのに、結果に焦点を当てていたのです。
例えば「子どもが○○できるように環境を整える。」と行動目標を立てたとしても、「本当に全員の子どもができたかどうかはわからない。」と自分の行動ではなく、その行動によって影響があったかという自分がコントロールできないところに焦点を当ててしまい、達成感もなく、成長している実感が持てなかったんだなと気づきました。
改めて、目標設定は、自分で評価ができて、改善することができる事。
行動目標は、自分の行動に焦点を当てる。
このポイントを大事にしていこうと思いました。
私と同じように、目標を立てて、本当は達成しているはずなのに実感できない人は、評価のポイントを自分の行動に向けるといいかもしれませんね。