土田浩翔プロエッセイ「卓上から宇宙を見る」第13回 最高峰の戦いの舞台

※本記事は麻雀界第49号に掲載されたものです。

『モンド名人戦』の舞台

 小島武夫・森山茂和・荒正義・沢崎誠・前原雄大・新津潔・金子正輝。
 昭和の時代を席巻し風靡した名だたる打ち手たちが一堂に介し、『モンド名人戦』という舞台で〔いにしえの戦い〕を繰り広げています。
 五十路の声を聴くまでは、『モンド・プロリーグ』というカテゴリーで、現在のプロ界を背負って立つ面々が、エネルギッシュな闘いをお茶の間に届けています。
 かくいう私も、第2回の『プロリーグ』から出場させていただいてました。
 当時はまだ『名人戦』という舞台がありませんでしたから、ベテランから若手まで、それはそれはバラエティに富んだ対局シーンが演じられていました。
 『女流モンド』というカテゴリーも無い時代でしたから、二階堂姉妹などとも『プロリーグ』や『王座リーグ』の舞台で闘った記憶があります。

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