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<麻雀初級講座> ブロックの強弱

こんにちはMahjong Academy Channelの新谷です。

前回はブロックという考え方について解説しました。ブロックは麻雀を学ぶ・打つ時は常に意識することなので、皆様の麻雀の中にもぜひ取り入れて下さい!

本日の麻雀初級講座は<ブロックの強弱>について解説していきます。最後までお付き合いよろしくお願い致します。

<復習> ブロックの種類

ブロックにカウントするものとして

・完成しているメンツ(出来メンツ)

・ターツ(塔子)=シュンツ(順子)になる手前のもの

       ↑ 「メンツ候補」 ↓

・トイツ(対子)=コーツ(刻子)になる手前のもの

ブロックの強弱=メンツ候補の揃いやすさを比較する

メンツを作る際に、完成しやすいブロックと完成しにくいブロックが生まれます。手牌に残すべきは揃いやすいブロックを残すべきなのでメンツ候補が多くなってしまった時は比較し、どちらかを処分する必要があります。

画像1

上の画像では6つのブロックがある。完成済みのメンツを除き、ほか5つのブロックでメンツ候補の強弱を比較する。

画像2

この画像ではメンツ候補を強弱順に並べています。上段はメンツ候補としては弱い部類(下位と表現)に下段は強い部類(上位)に並べています。右下の⑤⑤⑥がこの画像では一番強い形となっています。

受け入れの枚数で比較する

メンツ候補の中で「トイツ」はとても弱く、数牌でも字牌でもトイツの受け入れは2枚しかありません。形の悪いペンチャン(12)でさえ4枚ありますのでトイツをコーツにするのがいかに難しいかがわかります。

これは自分の手牌にすでに2枚持っているからであり、残りは最大で2枚しかないありません。トイツの牌は「ポン」することで揃えることは出来ますが、役がないケースやメンゼンで揃えたい場合などは鳴くことが出来ません。トイツで価値を比べるのであれば、圧倒的1位は鳴いて役が出来る「役牌」であり、そのあとは「3〜7」「2・8」「1・9」「オタ風」の順になります。

次回予告 『ターツの強弱』

トイツにも強弱はありましたが、受け入れ枚数的には全て2枚でした。ターツは複数の種類があります。次回はターツ毎の受け入れ枚数と変化を解説したいと思います。

最後までお付き合いありがとうございました。

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