麻雀初級講座 ブロックの強弱 <ターツ編>
前回・前々回の続きとなります。まだお読みになっていない方は上の記事からお読み下さい。
<復習> ブロックの中でもトイツは弱い
ブロックの中でもトイツは受け入れが2枚しかありません。これは字牌も1・9牌も、数字の真ん中の牌でもトイツをコーツにする牌は残り2枚しか残っていません。つまり、コーツを作ることは「ポン」しない限り難しいということです。
『ターツ』の種類と受け入れ枚数
基本的なターツは3種類あり、弱い順に「ペンチャンターツ」「カンチャンターツ」「リャンメンターツ」があります。ペンチャンとカンチャンは受け入れ枚数は同じですが、カンチャンは1手変化するとリャンメンになることからペンチャンよりも優れています。(詳しくは後述)
ターツの中では圧倒的にリャンメンターツが優れておりペン・カンチャンの2倍も受け入れがあります。麻雀はリャンメンを増やしシュンツを作っていくことが基本的な流れになっています。
ペンチャンターツの特徴
ペンチャンターツ(略してペンター)はターツの中で一番弱い形で役に絡まない場合などは常に処分候補に挙げられてしまいます。孤立牌の3〜7の数字に何がくっついたとしてもペンターよりも強い形ができるのでメンツ候補としては可哀想な存在です。麻雀漫画のタイトルでもいつもペンチャン待ちでリーチする主人公の名前に使われました。
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カンチャンターツには強弱がある
カンチャンターツの受け入れ枚数はペンチャンと同じ1種4枚しかありませんが、ペンチャンとの違いはリャンメンに変化するところです。リャンメンに変化することができればシュンツが完成しやすく、最後の待ちとしても優秀です。手牌にあるカンチャンは捨てずにリャンメンに変化するのを待ちましょう。
カンチャン待ちの特徴でもあるリャンメン変化ですが、変化が1種類のものと2種類のものに分けられます。数字の1289のいずれかが入るカンチャンは変化が1種類、3〜7のみのカンチャンは変化が2種類あります。2種類ある方が強いので上の画像のように分けられます。
カンチャンはリャンカンに変化することも
以前の記事で書きましたリャンカンもカンチャンターツからの派生です。リャンカン形はテンパイする前まではリャンメンと同じだけ受け入れのある優秀な形です。
リャンカンについては上の記事を参考にしてください。
基本ターツ最強形 <リャンメンターツ>
リャンメン待ちは幸せな形と雀荘のメンバー時代に読んだオバカミーコの師匠が言っていました。
麻雀の基本的な勝ち方を読みやすい漫画で覚えられます。麻雀プロの講師陣も生徒さんにお勧めする本です。上のリンクから購入していただけるとイヤラシイ意味で嬉しいです!!
言うまでもなくリャンメン待ちは麻雀の基本となるシュンツを作る上で欠かせないもので、ピンフの条件にもなっています。
とりあえず毎回リャンメン待ちでリーチできれば負ける回数より多く勝つことができます。それくらいリャンメンは強い形です!
まとめ
ちょくちょく漫画の宣伝が入ってしまいましたが、メンツ候補のターツはリャンメンが最強!と思ってください。そのリャンメンを作るためにカンチャンからの変化を虎視眈々と狙ってください。
ブロックの基本的な強弱は
リャンメン>強カンチャン>弱カンチャン>ペンチャン
この順になります。役が絡まない場合はこの順番をしっかりと守って選んでくださいね。
ではまた次回の記事でお会いしましょう。最後までお付き合いありがとうございました!
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