ルールについて

対局前にルールを必ず確認しないと揉め事になります。


ルールは大きく分けて2つ

①関東 「アリアリ」「後付け有り」    
②関西 「ナシナシ」「先付けルール(完先)」 

①関東ルール  「アリアリ」「後付け有り」

競技麻雀の世界、Mリーグ、フリー麻雀(4人打ち)、ネット麻雀、麻雀アプリ、健康麻雀等広く採用されていてる

ロン、ツモ時に役があれば和了できる
鳴きタンヤオ → OK
フリテンリーチ → ツモればOK

2回目以降の鳴きに役牌をポンしての役牌のみでも和了が出来る

②関西ルール  「ナシナシ」「先付けルール(完先)」 

主に3人打ち麻雀で採用されている。
関西で知り合いと4人打ち麻雀をするとこちらのルールになる確率が高い

先に役を確定させていないとロン、ツモ和了が出来ない
鳴きタンヤオ → NG
フリテンリーチ → チョンボ
ツモ、ピンフ → ツモったらピンフはつかへん!

2回目以降の鳴きに役牌をポンしての役牌のみ和了が出来ない

役牌はチャンタ、トイトイ、ホンイツ等の他の役が絡まない限り1回目で鳴かないとチョンボをとられる。
鳴いてホンイツ、トイトイ、タンヤオになった場合にタンヤオはカウントされない場合が多いが、OKのところもあるので細かく聞かないといけない。
七対子は25符ではなく30符や40符採用もある。

先付けでも完全先付けになるとまた少し変わってくる
役牌のシャンポン待ち時(王手飛車ともいう)に厳密にはリーチをかけていないと役が確定していないので(中と白の場合どちらの役になるか分からない)和了が出来ない場合がある。

手牌)2223456③④⑤三四五

上記でも手牌で役が何になるか確定していない

(1→ピンフ。4、7→タンヤオ、ピンフ。3→タンヤオ。6→タンヤオ、三色同順)

メンゼンで役があるからと安心しても和了することが出来ない場合がある


考察
なぜこんなにルールが違うのか?

東京は本社が多く地方、特に大阪(関西地域)には本社の人たちが視察等で多く来て麻雀をする事が多かった。

その際に本社のお偉いさん(役員、常務、部長)に勝ってはいけなかった。

手を抜いてゲームをしていて、手牌を見られでもしたらまずいので全力でおもてなし(接待麻雀)をしつつ本社の人に気持ちよく勝ってもらう為に考えられたのが完先ルール(ハンデ戦)。

本社のお偉いさんは何でもあり。
地方(関西)の人はハンデを背負って戦う。

というのがあったのかな?

他細かい部分での取り決め

・国士無双のアンカン和了
・流し満貫の有無
・途中流局の有無
・現物食い変え、筋喰い変えの有無
・チョンボの支払い
(満貫で払う、親、子関係なく〇〇〇〇点オール支払い)
・罰則の取り決め
・パオの有無
(大ミンカンでのパオ含む)

色々なルールで遊べるのが麻雀の楽しみの一つなので
ルールに拘らずにやって雀力向上を目指しましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?