古川孝次の牌譜検証その2 字牌を絞る
長山プロに最初にお伝えした字牌の問題点をピックアップして紹介します。
なお、私は他家の手牌は見ないで牌譜検証をしています。
最初に注意。あくまで古川孝次の考えです。
繰り返しお伝えすることですが、念のため。あくまでこれは古川が考えたことであり、他の人ならば問題ないこと、もしくは私の言葉自体が違うという人もいるはずです。麻雀の選択肢の幅が広がる機会として読んでください。
長山プロの本半荘の目標は?
改めて、長山プロは最初にどういう条件で麻雀をしているかを整理します。
対局内容は「龍龍」のインターネット選手権の予選です。
連続5半荘の中で一番いい成績を比べあい、上位者が次の本戦に進めるという対局のようです。長山プロはこれまでで+94の成績を収めており、ボーダーが+120程度になっています。ですから
「4万点代以上のトップ」か
「次につなぐための大きな2着」
を取ることが条件となります。
皆さんならどう考えますか?
まず場況の説明です。
東3局。自分が大きいツモあがりをした後で、親番が落ちています。トップ条件ができていながらもまだ素点は稼いでボーダーをより超えていきたいのか、トップが取れれば良いと思うので受けを考えるのか。
東場ですから、点棒は無視するのか?それぞれ皆さんが考えてみてください。
上家が2枚目のオタ風の南をポンしたところからの打7です。
しばらく考える時間を持って、自分ならどのようにするかを考えてください。
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