鳴かせまい、あがらせまい舞台が達人戦、A1である
さて、この配牌。私ならどのように考えますか?
古川のサーフィン打法をよく知る人ならば
「役牌をポンしていこう。トイトイになったらしめたものである」
と説明できれば正解です。
一方で、
「腰を重くして、七対子などはどうだろうか?」
と考えるのも正解です。連盟の放送対局を多く見ておられるかたなら、この手から七対子を狙うというのを見たこともあるはずです。
これがフリー店であったり、麻雀格闘倶楽部ならば、古川の麻雀で正解。
もっと早くあがりたいために⑦チーをして全速力で上がりに向かう人もいるでしょう。1を先にポン。後付けを狙う。それも正解。
しかし、今回の舞台は達人戦です。私の麻雀を知り尽くしたメンバーが対戦相手です。簡単に鳴いてしまうとどうなるのか、鳴けてしまうとどうなるのか。プロという看板を長く背負った人たちの麻雀を見ていきましょう。
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