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【雀荘】メンバーというお仕事

※本記事は約9年前に他のブログで書いた内容を面倒くさいので一切加筆訂正せずに適当に分割/統合してそのままコピペしたものです。シリーズで何話か続きます。昔に書いた昔話なので現在の状況と一致していない部分もありますが面倒くさいので修正せずに載せてます。

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最近、月に1回しか更新しない月刊ブログになりつつありますね。

そんな事では駄目だと思い(いや、別にいいんですけどね)ブログに書くネタを模索した結果、「雀荘の店員(メンバー)」という自分の経験した事について書けば少しは間が持つんじゃないかと思いまして、今回から少しずつ小出しに「メンバーというお仕事」について書いていきたいと思います。


ところでこの「メンバー」という呼び方に昔から違和感があります。

メンバー = 会員

というイメージがあるので、どちらかと言うと顧客側に使う単語だと思うのですが、雀荘の場合は従業員を指す場合に使います。雀荘には、

"メンバーが1番のお客様"(ゲーム代をいっぱい払ってくれるので)

なんて言うジョーク(一部の店では真実ですが)もあるくらいなので、"従業員=客"ゆえにメンバーなんて呼び方になったなんて邪推したりしてしまいます。

まあ、多分"面子=メンバー"というのが語源っぽいですけどね。

最近だと「スタッフ」という呼び方も増えて来ていると思います。個人的にはこちらの呼び方の方が好きです。

しかし、まだまだ"メンバー"という呼び方の方が一般的かと思われますので、今後も"メンバー"という表記で書いていこうと思います。

今回はこの辺で。次回はメンバーの待遇について書きたいと思います。

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・メンバーの待遇1


メンバーの待遇という事ですが、FromAとかanとかで求人募集しているところは大体募集要項の通りですね。アルバイトなら時給800円~1000円くらいが相場でしょうか(能力によって昇給もあるでしょう)。

正社員の募集で月給25万とか30万とかも見かけますが、雀荘の場合、正社員とは名ばかりで、社会保険とか福利厚生とかそういった類のものは何も無いところが殆んどです。社会的にはフリーターとなんら変わりはないです。もちろんちゃんとしているところもありますけどね。

正社員とは週6(または週5)以上出勤して、時給制ではなく月給制で働く人くらいの感覚でしょう。時給に換算するとアルバイトより給料低くなったりするところもあったりします(寮に入れるなどの特典もありますが)。

待遇面で割と特殊なのが、労働時間ですね。基本12時間労働のところが多いです(但し、アルバイト、特に女性を多く使っているお店や、24時間営業で無いお店だと労働時間が短くなる傾向にあると思われます)。

後、労働時間が1日8時間を超えると時給25%アップしなければいけないとか、深夜22時~5時の間も同様とかいう法律があるみたいですが、雀荘の場合はそんなの関係無いところが殆んどです(なんせ基本が12時間労働なので)。でも、ちゃんと時給が25%アップするお店もあります。

話のネタが今まで自分が働いてきた個人経営のいわゆる場末の雀荘なので、雀荘って待遇悪いところみたいなイメージを与えてしまっている感がありますが、大手チェーン店とか近代麻雀に広告を出している優良店なんかはきっともっと待遇が良いと思います(そういったお店で働いた経験が少ないので断言できませんが)。

スポーツ新聞なんかに雀荘の求人広告が載っている時もあります。スペースの都合上詳しい条件とかは書いておらず、大体"月給40万"とか"33万"とか書いてあるだけなのですが、こちらは注意が必要ですね。

"40万"というのは休日出勤手当も含めた月給です。本来休みの日に出勤すると休日出勤手当で1万5千円くらい給料に上乗せされるシステムになっており、大体休みが月4回(週1回)あるので、それを休まず全部出勤すると6万円プラスされます。なので休みを普通にとったら月給"34万"という事ですね。ここからさらに寮費が3万円とか色々引かれたりするのですが。

でも、麻雀が出来れば他に資格も何も必要無い仕事で初任給30万以上貰えると考えたら、結構魅力的に見えたりもしますね。

まあ、出世の余地は無い(平→主任→店長で終わり。独立が最終目標?)ので、永く勤めても給料が最初とほとんど変わらない世界ではあります。


時給や労働時間面以上に給料に直結する、麻雀を打つ場合の待遇(ゲームバックとか)の事も書きたいのですが、長くなったので次回にいたします。ではまた来週。



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