見出し画像

オークスに向けた3歳牝馬レース回顧

どうも、いぺいです。

今週末(5/19)に行われるオークスに向けて、トライアルやら桜花賞含め色々と回顧します。
(ミッション13でサボっていた分を消化します☺️)
参戦してないレースも含め、桜花賞以降のレースで気になるところを書きます。

オークスに向きそうかどうかという点で分析していくので、よろしくお願いします〜🙇‍♂️



【桜花賞】

序盤の2〜3f地点で、10.8、11.2と速いラップで、中盤11.8-11.8と緩み、そこから速い末脚を持続させる形となった。

勝ったステレンボッシュはコーナーでは綺麗にアスコリピチェーノを外に追い出し、ロスなく動きやすい形でスピードを持続した。アスコリピチェーノとの差はこのロスの差だったと思われる。差す競馬でここまで勝ってきており、持続力もオークス向き。馬群の中での競馬も経験し、折り合いにも現状不安がなさそう。
ただ戸崎さん。モレイラ騎手のままであればそのまま本命でもいいのですが、テン乗りの戸崎さんで折り合えるかは微妙です。

3着のライトバックは出遅れて最後方から外回して上がり最速でした。差し脚はかなりオークスに向きますが、気性がどうかですね。G1×観客の前からスタートするオークスで、折り合って末脚を使えればいいですがどうなるでしょうか。アルテミスSで口を割って追走して上がりがそんなに出せなかったとこを踏まえると、馬群に入れなくていいような枠か、わざと出遅れるような対策は必要な気がします。内枠は危ういです。
(スタートで全然出して行ってないので、桜花賞はわざと出遅れた説はありそうです)

4着スウィープフィートはライトバックと同じような位置から追い込んでライトバックと1/2馬身差でした。ただ直線で前が空かずにスムーズに加速できなくて外に持ち出しているので、そこまで差はないように見えます。チューリップ賞では直線で何回か加速してそうな走りだったので、長い直線で他馬が疲れてきたところをどんどん加速していけるかもしれないです。
折り合いも悪くないと思います。

8着のクイーンズウォークは残り300m付近までは耐えていた感じがしますが、そこからエトヴプレとの差を詰められず負けといった内容でした。瞬発力というよりは持続力という感じがするのでもう少しスムーズに追えていたら変わったかもしれませんが、距離伸びて桜花賞馬より伸びるイメージは湧きませんでした。未勝利戦1800mも、ゴール後に伸びていたのは他の馬でしたし、陣営の言っている「オークス向き」というのは本当か微妙です。

13着だったチェルヴィニアは出遅れてから前に出して行って外追走、直線でシカゴスティングとステレンボッシュに挟まれる形で接触し、キツくなって大敗というパターンでした。無理に出して行ったのも仕掛けのタイミングも合ってなかったように見えます。枠もかなり渋かったこともありますし、度外視でいいと思います。
距離が伸びてどうかですが、アルテミスSの最後スイッチが入ってからの伸びは凄まじく、ゴールした後も最後まで先頭で伸び続けていました。鞍上がルメール騎手に戻ることも大幅にプラスだと思います。折り合いや仕掛けのタイミング等、2400mでの馬の伸ばし方はかなり信頼できます。

17着のショウナンマヌエラですが、桜花賞は最後先行馬にきつい流れになってしまったので、大敗しているもののそこまで重くとらえなくてもいいかと思います。ただ、消耗戦だったチューリップ賞で出遅れて後ろからになった時に最後あまり伸びなかったのは微妙です。せめてスウィープフィートと同じような脚はないとオークスでは厳しいかと思います。とんでもなく逃げで展開が向くか、馬場が有利すぎるとか無ければ流石に厳しそうです。


【フローラS】

面子のレベルは微妙だった一戦。ここに使っている馬は優先出走権獲得のために仕上げている場合が多く、ここからさらにパフォーマンスを上げることが想像しづらい。その上で狙いたい馬がいるかどうかですね。
ラップとしては最初11.1を刻んだ後は12.0付近をずっと持続して最後11秒台後半を使う展開で、持続力が問われました。勝ちタイムも1.59.0なのである程度の持続戦ではあったと思います。後続にとっては少し緩んでいたこともあり、瞬発よりのレースではあったかも。

アドマイヤベルですが、前目で進めて多少頭を上げながらも折り合い、直線で抜け出しました。抜け出してから少し頭を上げてヨレており、スピードは緩んでいます。なんとなく相手なりに走るところがありそうで、前に馬がいなくなった時にちょっと手を抜きそうな気がします。百日草特別では最後まで伸びはしてたので展開はまって前の馬を目標に3着くらいならありそうです。

2着のラヴァンダは内でバロネッサを潰しながら先行し、溜めてイン差してここまでという感じでした。直線でモタモタして詰まる部分はありましたが、伸び続けて2着まではきました。ゴール後にはアドマイヤベルに迫ってます。内で先行できれば最後しっかり伸び切れるので面白いとは思います。
スピードは微妙ですが持続力はなかなかなので、ずっと速い時計が続いて最後時計かかる馬にとってきついオークスになれば浮上してくるかと思います。それか雨。
後は内枠がいいですね。ラヴェルみたいな形がいいと思います。

9着のサンセットビューですが、後ろの外追走でコーナー回ってからあまりスムーズでなく、大外に持ち出してから追い出してという内容だったので、もう少しスムーズなら掲示板付近に来れるかどうかかなとは思いました。それでも抜けていたわけでもないですし鞍上も変わらずとなると距離伸びてここからの変わり身は期待できないかなと思います。クイーンCでもアルセナールより空いてるスペースだったけど伸びてこなかったというのもあります。


【スイートピーS】

メンバーレベルは微妙なものの、勝ちタイムは1.45.6と去年の毎日王冠くらい出ていたレース。最初かなり脚を使い、10.5-11.3-11.6と速いラップを刻み、中盤グッと緩んでから最後に瞬発力を発揮しなければいけないレースでした。

勝ったコガネノソラは直線で後ろから加速+持続する形で伸びてきて、最後はニシノティアモと同じような脚でゴールしました。道中速いペースで追走していなかったのはありますが、あのタイムで最後までいい脚を使えたことは評価できます。距離は伸びて良さそうな血統ですし、このラップで最後まで伸びれるスタミナはあるので大丈夫だと思います。後は力的に桜花賞組に通用するかどうかでしょう。


【忘れな草賞】

最初10.5-11.5-11.7とかなり行きましたが、途中12.8-13.1とかなり緩んでいます。ここでタガノエルピーダを先頭とした後続が詰めており、直線は最後持続勝負という形です。
勝ちタイムは1.59.4とかなり出ていました。

勝ったタガノエルピーダはコーナーに入る前くらいから徐々に前との差を詰めはじめ、直線では先頭のまま粘った形でした。時計がかかるか京都のような下り坂でスピードを持続させる方が合う気がするので、東京でさらにパフォーマンスを上げるイメージはあまりないですね。雨がどうかは分かりませんが、降って末脚のスピードを補完できれば持続して来ちゃう可能性はあります。

6着パレハは展開が不利でした。かなりハイペースめな逃げであり、そこから垂れて行ってしまいました。
ここから残るようだとオークスでもハイペースにして脚使わせて自分は無尽蔵のスタミナで残るとか考えられたのですが、ここらが限界と見えるので距離伸びて良くなるイメージは湧かないです。

こんな感じです。
現状面白そうなのはチェルヴィニア、スウィープフィート、ライトバック、ステレンボッシュ、コガネノソラあたりですかね。後は展開と枠次第でラヴァンダ、サフィラあたりも気になります。

今回分析しなかった面子は気になる馬がいればオークス予想編のところで触れるのでぜひご覧ください。


あと、オークスの次の週の5/25(土)に競馬を大勢で観戦するイベントをやります。25日暇な方や、ご興味がある方はぜひご連絡ください!

それでは日曜の15:30まで予想頑張りましょう🍜

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?