29歳歌い手フリーター女と36歳の役者兼旅人女性は親友です(tel友)

ひょんなことから地元で出会った7歳差の女友だちを持っているわたし。
前まではおなじ富山県に住んでいたのだが、37歳のNちゃんが北海道に数ヶ月ほど旅立つというのでいまは遠距離恋愛ならぬ遠距離友達となったが、週1以上の長電話は欠かさず続いている。

そんなふたり、年齢は7つほど離れているがこんなに長電話できるのにはいくつかの共通点なあることが理由かもしれない。

・地元が富山県で、お互いに進学や仕事のためなどの理由で上京したことがある
・お互いに演劇や音楽が好きでカラオケも大好きである
・障がいや福祉にお互いに関心がある
・ふたりとも旅やお酒が好きである

このように、共通点が多いし、お互いに国境や年齢の違いを気にしないおおらかな性格なので付き合いやすい。

また、病みがちな体質のわたしにたいしてNがサポート力や助言力があるし、わたしはわたしで占いや寄り添い力を活かしてNの話を聞いたりするのでお互いに癒やされる。

そんなふたり、長電話の内容はとてもひとに聞かせたくないだらだらと、本音炸裂な内容で、彼女いわく悪態をつきまくっていて聞き苦しい内容。のときもあれば、お互いに冷静に、客観的にそうだよねそうだよねと話す、、!まあ、離れていても電話でガールズトークをして癒やされている、という話であるが、


Nちゃんには年の近い弟がおり、わたしにも兄弟がいる。そのお互いの男兄弟はふたりとも奥手で、女々しいのだが、Nちゃんはとてとブラコンなので女々しい弟に手を焼き、いつも頼りないなと思いつつ、富山と北海道でせっかく離れているのにラインで長文の相談が弟からきてついつい気になったりイラッとしたりしてめんどくさいらしい。

わたしからしてみれば、そんなのほっときな!もしくは、もう、手を焼く性分なんだから諦めてそのまま続けな!と思うのだが、Nちゃんもアドバイスがほしいわけではないのだ。ただただ聞いてほしい。話すことに意味があるのだ。

話すのが好きな女性は多いし、わたしもそのうちのひとりだ。身も蓋もない話を女同士で話すのは、効率主義なひとからしたら無駄じゃん!!と笑われるかもしれないが、その無駄が大事なのだ。


これからも、そんな無駄なことをないがしろにしない程度の気持ちの余裕を維持したい。たぶん。

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